まだ半分も終わっていないけど、今年は、デビット・ボウィに始まり大物アーチストが亡くなることが多い気がするのだが、そんな今年亡くなった大物アーチストの中の一人、グレン・フライのソロでのベスト盤。
j70グレン・フライといえば、あのイーグルスの創立かつ中心メンバーであったわけで、イーグルス解散後、ソロとなってシングル「セクシー・ガール」を発表するのだが、その際「イーグルスでは中心人物であったが、ソロになったらただの凡人だった」みたいな言い方をされて、結構、評価としてはボロカスだったように記憶している。
イーグルスといえば、どうしても「ホテル・カリフォルニア」のイメージが強く、そういったロック的なものを求めてしまいがちにあるが、元々は、フォーク的なものやカントリー色の強いバンドであったわけであり、イーグルス解散の最後までそのカントリー的な部分を担っていたのが、このグレン・フライだったりするわけである。
そんな訳だから、ソロになれば、彼本来の資質であるカントリー的なものやフォーク的なもの大全開の曲になるかと思いきや、時代性やレコード会社の要求なんかの諸事情がそれを許さず、結果、すごく中途半端なものになってしまったように思う。
それは、本来持っていたロック的な部分を存分に発揮できたドン・ヘンリーのソロとは対照的で、ドン・ヘンリーのソロがそれなりに高い評価を受けていただけに、グレン・フライのソロの出来の悪さが余計に目立ってしまったような印象を、個人的には、持っている。
この辺りの状況は、ビートルズ解散後、あまりにお手軽な作品を発表して評価を落としたポール・マッカートニーと、あまりに格調高く重いテーマの作品を発表して、ますます評価を上げたジョン・レノンの場合と、何か似ているものを感じなくはない。
そんな最悪なスタート切ったグレン・フライのソロ活動であるが、人気TV番組の主題歌を担当したりして、それなりにヒット曲はあるわけで、彼のソロ活動におけるベスト盤であるこのアルバムも、それなりに聴きどころがないわけではない。
ただ、どうしても、個人的には、全体的に軽いものを感じてしまうんだよなぁ。
j70グレン・フライといえば、あのイーグルスの創立かつ中心メンバーであったわけで、イーグルス解散後、ソロとなってシングル「セクシー・ガール」を発表するのだが、その際「イーグルスでは中心人物であったが、ソロになったらただの凡人だった」みたいな言い方をされて、結構、評価としてはボロカスだったように記憶している。
イーグルスといえば、どうしても「ホテル・カリフォルニア」のイメージが強く、そういったロック的なものを求めてしまいがちにあるが、元々は、フォーク的なものやカントリー色の強いバンドであったわけであり、イーグルス解散の最後までそのカントリー的な部分を担っていたのが、このグレン・フライだったりするわけである。
そんな訳だから、ソロになれば、彼本来の資質であるカントリー的なものやフォーク的なもの大全開の曲になるかと思いきや、時代性やレコード会社の要求なんかの諸事情がそれを許さず、結果、すごく中途半端なものになってしまったように思う。
それは、本来持っていたロック的な部分を存分に発揮できたドン・ヘンリーのソロとは対照的で、ドン・ヘンリーのソロがそれなりに高い評価を受けていただけに、グレン・フライのソロの出来の悪さが余計に目立ってしまったような印象を、個人的には、持っている。
この辺りの状況は、ビートルズ解散後、あまりにお手軽な作品を発表して評価を落としたポール・マッカートニーと、あまりに格調高く重いテーマの作品を発表して、ますます評価を上げたジョン・レノンの場合と、何か似ているものを感じなくはない。
そんな最悪なスタート切ったグレン・フライのソロ活動であるが、人気TV番組の主題歌を担当したりして、それなりにヒット曲はあるわけで、彼のソロ活動におけるベスト盤であるこのアルバムも、それなりに聴きどころがないわけではない。
ただ、どうしても、個人的には、全体的に軽いものを感じてしまうんだよなぁ。