勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

「永遠の仔」 天童荒太

2015-06-22 00:51:20 | 書籍
(本文と写真との間には、何の関係もありませんし、何の意味もありません)

話の内容は、すごく面白い。
テーマには重みはあるし、最後のどんでん返しもナカナカだし、ストーリー展開も面白い。

でも、でもである。

はっきりいって長すぎる。

それなりの厚さの文庫本にして5冊は、あまりに長すぎる。
読み終えてみれば、その部分のエピソードは、本当に必要だったのかな、とか、長すぎてタルいな、と思う部分がある。

作者自身もそれなり力を入れて書いたようだし、作家として特別な作品であると思っているだし、そういう思いを託すことが出来る作品だというのは、十分に理解できるし、それに見合うだけの内容のある本だと思うのだが、なんせ、長い。


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