トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
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煙草を吸っていた頃

2014-10-11 01:13:16 | 日記
 煙草を吸い始めるきっかけって、皆さんどんなんでしょうかね。父親や兄貴が吸っていたりすると、自然と自分も吸い始めちゃうんでしようか。それとも面白半分からでしょうか。私の場合は高校時代に面白半分ですね。今では煙草の自動販売機も成年を証明するカードがないと買えませんし、思いっきり税金かけられてぜいたく品になっちまいましたが、私の頃は規制もなにもなかったですからね。まあ吸うといってもたまに隠れて一服て感じでしたけど。

 大学に入学すると、未成年でも煙草も酒もOKて感じですから、授業の合間とかサークルで一汗かいた後とか、友人と茶店でだべる時とかちょこちょこ吸うようになり、煙草を持ち歩くようになりましたね。

 会社に入社した時には、たまたま配属された部署に喫煙者がいなかったので、吸うのを控えていまして、飲みに行ったときに吸ったり、家に帰ってからすったりしていました。職場によっては、その当時は喫煙者も多いうえ机で吸えましたから、フロアが煙でモウモウしているところもあったりしましたね。

 そのうち世間の風向きも変わってきて、分煙が言われるようになって、職場の机では吸えなくなって決められた場所、たとえば風通しのいい廊下の一角とかが喫煙場所に指定されていて、そこで吸うことになるようになりました。煙草を吸いながら同僚と仕事の情報交換なんてのもしてましたね。しかし、ちゃんとした喫煙ルームではなくて廊下にたむろって煙草を吸っているので、お客様などに見場が悪いと言われてましたね。

 そのうち会社でも、完全に隔離された喫煙ルームを設置して、そこで吸うように改装したりしてました。そのころ私も仕事が暇だったりするので、ちょくちょく喫煙ルームに通うようになり、一番最後はマルボロのメンソールを一日30本吸ってました。歯がヤニで汚れてました。

 世の中も分煙からどちらかというと禁煙への流れが強くなってきて、駅の喫煙場所がなくなったり、新幹線とかも喫煙席が廃止されたり、駅前の込み合うところが路上喫煙禁止になったりして、煙草を吸う人にとっては、どこですえばいいのやらって感じになりました。ビルによっては全面禁煙もありますし、でかいビルの地下に一か所しか喫煙場所がないとか、吸えるところを探すのが大変て感じです。そのうえ税金をふっかけられて煙草は高額商品になっちまいました。

 ただ、煙草の煙って、自分も吸っているのにかかわらず、マンションの隣の住人がベランダで吸ってるらしくて、その煙というか匂いが風向きによっては私の部屋に流れてくるんですよね。それってわがままながら、気分の良いものではなくて、不動産屋通じてやめるようの文書をマンション全体に配布してもらったなんてこともあのました。

 とまあそんなわけで、煙草をカートン買いして一日30本も吸っていたんですが、ふと、やめてみるかなって気が起こって、最後の一本吸いきって、これでおしまい。てしましたら、特に苦しむこともなく禁煙できてしまいました。最初のうちは食後、特に脂っこいものを食べた後は吸いたくなりましたが、しばらくたつとそういった気も起こらなくなり、5年以上禁煙がつづいています。

 今の境遇で煙草を同じように吸い続けていたとしたら、吸っていた当時でひと月一万円くらい煙草代でしたから、生活保護費でまかなうことはできなかったでしょう。煙草やめていて良かったと本当に思うこのごろです。