トーネードの無職生活

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派遣のお仕事

2014-10-29 02:31:26 | 日記
 以前メーカーに勤務していた頃、私自身は派遣の人を部下としてもったことはありませんが、職場のなかに数人派遣の人がいました。

 職場で人が足りなくなった時、社員を採用してもらうのが従来からのしきたりでした。急に職場の従業員が退職してしまったり、急激に業務量が増えて人員が不足してしまったりして、今すぐにでも職場に人がほしいという時に、定期採用で社員を採用して配属してもらうとなると人員計画とかで増員の要求を人事にだし、増員要求が通ってはじめて人が採用されて職場な配属されてきます。その間、時間がかかりますし、もしかすると増員要求が認められないこともあります。

 会社によって派遣の人を採用する手続きに違いはあるかと思いますが、社員を増員してもらうよりも手続きも簡単で、必要な業務の経験者だったりする人を手っ取り早く採用できるのはメリツトです。しかも、派遣の人の費用は社員に給料を払うのと違って、派遣会社に費用を支払って終わりなので人件費が増えません。もし派遣で採用した人に仕事についてもらったとしても仕事の出来に不満ならば違う人に変えるのも容易です。

 一度社員として採用してしまうと、退職するまで一生面倒をみなければなりません。もし出来が悪かったとしても会社都合で辞めさせるのは色々問題があります。その点、派遣ならば気軽に契約を切れるわけで、企業にとっては使い勝手が良い人員ということになります。

 本来、派遣は特定の限られた職種に認められているはずだったと思いますが、単純労働でも派遣で人を調達しています。その他にも請負ということで、仕事の一部を外注化して外注先の責任のもとで立場上仕事をしてもらうという方法もあります。この辺は指揮命令系統がはっきりしているはずですが、実態はいっしょくたになっているんではないでしようか。また、一括外注ってことで、外注先の人に仕事に来てもらっていっしょに仕事をするなんてのもあります。

 政府はかっこよいことばっかり言ってますが、派遣を受け入れる会社は使い勝手が良いので政府に面と向かって何も言いませんし、派遣される人は立場上文句も言えないので問題があっても我慢するしかありません。政府や派遣会社は派遣の良いことばかりしか言いませんが、派遣で働くならば気をつけないといけませんね。

 という私も派遣で介護施設に勤めたことがあります。介護業界専門の派遣会社というのがあるんですわ。派遣のなかでも紹介予定派遣というのがありまして、最初3か月ほど派遣で働き、派遣された人も受け入れた施設側もOKならばその施設の正社員となるという制度です。相性というのもあるので、これはこれで制度としては良いようにも思います。

 私が派遣で働いた施設は、正社員というのはごく限られた人だけで、いろんな派遣会社からきている介護士が働いているという、なんとも雰囲気の悪い職場でしたので、派遣会社の人からは少なくともか1か月勤務して働き続けるかどうか決めてください。すぐに辞めるのは避けてくれと言われましたが、こんなところは早くやめたほうが良いと思い、すぐにやめてしまいました。