トーネードの無職生活

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賃上げについてまたちょっと

2014-11-14 10:36:35 | 日記
 久しぶりに賃上げに関してちょっと触れたいと思います。ところで、最近、衆議院が解散して何日投票かまで決まったみたいな報道がされています。首相は何も発言していないと言ってはいますが、煙が立たないところはなんとやらですし、ここまであおったのが誰かはかりませんが、これで解散がなかったら、ちと、しらけてしまいますね。議員さんの士気も落ちてしまうでしょう。

 さて、賃上げについてですが、以前にも書きましたとおり、賃金制度がしっかり出来ていて、昇給前の給料明細と昇給後の給料明細を見比べて、どれだけ賃金があがったのかを見て、定昇分がこれだけで、ベア分がこれだけあるとわかる人にとっては、首相が発言しているように本当に賃金があがったと理解できるでしょう。

 しかし、中小零細を含めて多くの企業では、定昇もベアも人事考課による部分も全部いっしょくたになってしまって、本当に首相が言うように賃上げがあったのかなんてわからないことでしょう。給料明細を比較すると確かに金額はあがつていても、どこまでが定昇でどこがベアなのか、はたまた人事考課による査定が良かったのか悪かったのか。それがわかりません。

 これでは、自分の勤めている会社の給料がほんとうに首相の言うとおりにあがつているのかが、わかりません。かえって円安によって輸入に頼っている原材料の価格が上がって、食料品などの値上げの方が家計に響いてくるような気がします。物価の上昇分を超えて実質的な賃金の上昇、つまり定昇のアップがないと生活そのものは逆に苦しくなるということになりかねません。

 ですから、賃上げは定昇分のアップと物価上昇分のアップ、そして生活向上分のアップの三つがそろって本当に給料があがったなあと感じられるものだと思います。