トーネードの無職生活

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民進党が分裂して連合はどのような対応するのか

2018-04-11 17:27:01 | 日記
 労働組合のナショナルセンターで最大の組織が連合です。連合はこれまで民進党に候補者を立てて支持をしてきました。ところが先の衆院選の結果民進党は希望の党、民進党、立憲民主党と分裂してしまいました。来年には確か参議院選挙があるはずなので、はたしてこれから連合と分裂した旧民進党系の方々とどのような関係になるのかに、元連合傘下の産別の電機連合に加盟していた労働組合の役員をしていた者として非常に興味かあります。

 連合という組織も総評と同盟が合同した組織なので、それぞれの組織に加盟していた産別ごとに政治的な色あいに違いがあります。総評は旧社会党、今の社民党を支持していました。同盟は民社党を支持してきました。そんな関係から総評系の産別だと立憲民主党に寄った姿勢になると考えられます。同盟系だと希望の党に寄った姿勢になると思います。

 そんなわけで参議院選挙において連合が支持する候補が三つの旧民進党に分かれる可能性があります。これではなんのために連合の産別から送り出した議員なのかということになってしまいます。たぶん連合の執行部は対応に苦慮していることでしょう。

 報道によると希望の党が分党して民進党といっしょになるとの話も出ているようなのですが、立憲民主党は合同する気がないようなので、いずれにしても連合の支持する政党がまた裂きになることは免れません。はたして連合はどのように対応していくのでしょうか。

 連合に加盟している産別は何人かの議員を送りこんでいるので、その立場からいうと旧民進党の方々いっしょになってくれというのがあると思うのですが、個々の組合レベルましてや組合員レベルになると、たとえまた民進党が統合していっしょになっても選挙で投票してくれるとは思えないんですね。

 ということからも、旧民進党系の政党の動き、連合の対応。当事者ではなくなっているので興味本位で眺めていたいと思います。