米英仏がシリアの化学兵器施設を攻撃

　シリアの内戦はとにかく色々な勢力が入り混じっていて、何が何だか良くわからないところに加えて、シリアが化学兵器を使用したとして、米英仏がミサイルで化学兵器の施設を攻撃したとのことです。とにかくシリアの内戦は良くわかりません。誰か簡潔に説明してくれないかなあ。

　まずはシリアのアサド政権をロシアとイランが支援していて、反政府武装組織をアメリカが支援して、それに加えて今はほとんど勢力を失ったとはいえISがいたりして、それに対してクルド人の部隊が活動していたりして、そのクルド人部隊をトルコが攻撃してと、私が知りうる範囲だとこれだけの勢力が入り乱れています。

　アメリカはアサド政権の退陣を求めているのだろうと思いますが、ロシアが支援しているからこれだけ混乱した中でもなんとか政権を維持して、ISや反政府勢力を攻撃することができているのですが、アサド政権の支配はまだまだ一部に限られるわけで、これからもますます反政府勢力との戦闘が続きそうです。

　とにもかくにも訳がよくわかりませんので、本当に誰か情勢を簡潔に解説してもらいたいものですな。池上さんにお願いしたいところって感じです。

　我が国の立ち位置からするとシリアという国がどうなろうととりあえずは大きな影響はなさそうな気もするのですが、なにしろ中東の石油に頼っているわけで、中東に混乱が続くことは日本にとっても良いことではありません。しかし、我が国としては何もできずに様子を見るしかないって感じですね。

　早く平和が戻ることを祈るのみです。