思い出深いゲームに「バトル」というゲームがあります。NECの98のゲームですから、二十五年ぐらい前のゲームとなります。舞台となるのは東アジア、極東でして、ソビエト、北朝鮮の共産主義国家と韓国、日本の自衛隊、米軍などの資本主義国家が戦うという、今発売されたら大問題になりそうなゲームです。
まずもって韓国の首都のソウルは軍事境界線のすぐそばですから、あっという間に占領されてしまいます。ソウルの保持が勝利条件になっていたはずですし、北朝鮮、ソビエトに攻め込むためにはソウルを通らなければならないので、なんとしても奪還しないことにはゲームになりません。そこで自衛隊を朝鮮半島に送りこむわけですが、そんな程度ではとても奪還できません。ということで、序盤に途方に暮れてしまうのでした。
海では北朝鮮とソビエトの潜水艦を海上自衛隊の艦隊で攻撃したり、ソビエトが上陸させようとして派遣してきた艦隊を空対艦ミサイルなどで攻撃したりと、海戦ではなかなか楽しめたのでした。
しかし、とにもかくにもソウルがどうしても奪還できません。ところが世の中には打つべき手を探し出す方がいらっしゃるもので、なんとソウルに敵軍が侵攻してこないという手があったのです。たぶんその手しかないのだと思いますが、その手を探し出すのがこのゲームを楽しむための最大のところのような気もします。
その手を見つけ出した方は、それこそ何度もゲームをやり直したのだと思います。ハードディスクのない時代ですから、ゲームを始めるには五枚ほどのフロッピーを読みこませる必要があるので、ゲームをやり直すのも時間がかかります。その手を見つけられた方には頭が下がります。
で、その手とはグアムから輸送機で空輸できる機甲兵力を送りこむことでした。そうするとなぜかソウルに侵攻してきません。そこで、自衛隊を送りこんで北朝鮮に攻め込むことになります。そうすると陸戦となるわけですが、その陸戦に勝利するためにはまたひとつこつのようなものを見つけなければなりません。それさえ見つけてしまうと陸戦に勝てるようになり、ソビエト領まで攻め込んでいけるというわけです。
このゲームをつくられた方は、今我が国でまともなウォーシミュレーションゲームを出してくれる唯一の会社であるジェネラルサポートの方々なのでした。
ソウルに侵攻させない唯一の手を見つけ出さないとゲームの勝利につながらないというのは、ゲームの自由度がないという事にもなるので、ちと納得できないところでもあるのですが、ソビエト艦隊との戦いはなかなか楽しいものでした。
当時のNECの98というパソコンの能力からするとビックゲームでして、その伝統が今でもジェネラルサポートの作られた太平洋戦記のシリーズ、グロスドイッチュラント2にも引き継がれています。実は太平洋の嵐というゲームがシステムソフトから出ていますが、その第一作はバトルの前に作られたゲームでして、当時の会社から独立してジェネラルサポートとなったので、太平洋戦記という名前になりましたが、その精神は引き継がれているのでした。
ただ、あまりにもビックゲームなので、買ったのは良いのですがゲームそのものはまともにしたことがないという状態で、いつか挑戦してやろうと思っているのでした。なにしろマニュアルが文庫本一冊という感じなので。
まずもって韓国の首都のソウルは軍事境界線のすぐそばですから、あっという間に占領されてしまいます。ソウルの保持が勝利条件になっていたはずですし、北朝鮮、ソビエトに攻め込むためにはソウルを通らなければならないので、なんとしても奪還しないことにはゲームになりません。そこで自衛隊を朝鮮半島に送りこむわけですが、そんな程度ではとても奪還できません。ということで、序盤に途方に暮れてしまうのでした。
海では北朝鮮とソビエトの潜水艦を海上自衛隊の艦隊で攻撃したり、ソビエトが上陸させようとして派遣してきた艦隊を空対艦ミサイルなどで攻撃したりと、海戦ではなかなか楽しめたのでした。
しかし、とにもかくにもソウルがどうしても奪還できません。ところが世の中には打つべき手を探し出す方がいらっしゃるもので、なんとソウルに敵軍が侵攻してこないという手があったのです。たぶんその手しかないのだと思いますが、その手を探し出すのがこのゲームを楽しむための最大のところのような気もします。
その手を見つけ出した方は、それこそ何度もゲームをやり直したのだと思います。ハードディスクのない時代ですから、ゲームを始めるには五枚ほどのフロッピーを読みこませる必要があるので、ゲームをやり直すのも時間がかかります。その手を見つけられた方には頭が下がります。
で、その手とはグアムから輸送機で空輸できる機甲兵力を送りこむことでした。そうするとなぜかソウルに侵攻してきません。そこで、自衛隊を送りこんで北朝鮮に攻め込むことになります。そうすると陸戦となるわけですが、その陸戦に勝利するためにはまたひとつこつのようなものを見つけなければなりません。それさえ見つけてしまうと陸戦に勝てるようになり、ソビエト領まで攻め込んでいけるというわけです。
このゲームをつくられた方は、今我が国でまともなウォーシミュレーションゲームを出してくれる唯一の会社であるジェネラルサポートの方々なのでした。
ソウルに侵攻させない唯一の手を見つけ出さないとゲームの勝利につながらないというのは、ゲームの自由度がないという事にもなるので、ちと納得できないところでもあるのですが、ソビエト艦隊との戦いはなかなか楽しいものでした。
当時のNECの98というパソコンの能力からするとビックゲームでして、その伝統が今でもジェネラルサポートの作られた太平洋戦記のシリーズ、グロスドイッチュラント2にも引き継がれています。実は太平洋の嵐というゲームがシステムソフトから出ていますが、その第一作はバトルの前に作られたゲームでして、当時の会社から独立してジェネラルサポートとなったので、太平洋戦記という名前になりましたが、その精神は引き継がれているのでした。
ただ、あまりにもビックゲームなので、買ったのは良いのですがゲームそのものはまともにしたことがないという状態で、いつか挑戦してやろうと思っているのでした。なにしろマニュアルが文庫本一冊という感じなので。