なんと、アラン・アーキンが亡くなった時に紹介した
カーソン・マッカラーズの「心は孤独な狩人」を村上春樹が翻訳して、
早速、本屋さんへ出掛けなければ~♪♪♪
以下、村上春樹自身による文庫版出版の紹介文です~
マッカラーズの小説世界は、言うなれば個人的に閉じた世界でもある。
それはマッカラーズによって語られ、描写されるマッカラーズ自身の心象世界だ。
そこに出てくる人々は、それぞれの異様性を背負い、それぞれの痛みに耐え、欠点や欠落を抱えつつ、それぞれの出口を懸命に探し求めている。
しかし多くの場合、その出口は見当たらない。
そしてその「出口のなさ」にこそ、実はマッカラーズの小説作品の真骨頂みたいなものがある。
その世界における夜は暗くて長い。とはいえ夜はもちろんいつか明けて、朝が訪れる。しかし朝は来ても、そこで明確な解決策が示されるわけではない。
人々はそのような宙ぶらりんの状態に置かれたまま、新たな夜の到来を待つことになる。僅かな――しかしきらりと小さく光る――希望を持って。
そういう人々の痛みや欠落や異様性を描くマッカラーズの筆力は実に見事だ。それはおそらく彼女にしかできない特殊な作業だ。繊細で、大胆で、恐れることを知らない。
そしてまたしたたり落ちるように美しくもある。
私は後期高齢者健康診断で視力が・・・
どうも緑内障の初期症状とのことでした。
最近読書量が減ってきています。(汗
紙媒体が大事なことは分かっていますが遠のいています。
さて村上春樹氏のノーベル文学賞の話題が無くなりましたが、残念です。
今朝も良いお天気です~
なんとか一日、体調とお天気が保ってほしいです~
今夜は中秋の名月です~♪♪♪何処で十五夜お月さんを愛でるか思案中です~
またマンションのベランダかも~?
カーソン・マッカラーズの「心は孤独な狩人」は
大好きな物語だったので、
その翻訳を最後まで大事に取っていたという村上春樹の出版に至るお話が琴線に触れました~♪♪♪
大好きな物語を大好きな作家が翻訳する~
子供の頃から、ずっと本の世界に耽溺してきた本読みにとって~
こんな嬉しい巡り合わせがあるでしょうか~??
唯、脳出血によって神経細胞を損傷した私は、
未だに視野障害で半盲状態なので、
継続的に活字を追い続けることができません~
また村上春樹の待望の新刊同様、
本屋さんで本を手に取って、
途中で諦めて帰ることになるのでしょうね~
今は、真っ青な秋晴れの気持ちのいい青空を
見ながら、家事に励み~
今夜の中秋の名月に思いを馳せます~♪♪♪