Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

春photo

2017-03-29 | Walk on

 

桜が咲かない。

もう数日で四月だというのに…

暖冬は、そのまま季節の歩みを駆け足で進めないようだ。

ぼんやり霞がかかったような空。

春は大気中の塵や水蒸気が多いので、すっきり晴れない。

微睡むような春の陽気に誘われた。

春霞の野辺を、ゆらゆら散歩。

命の芽吹く春は、全体にぼんやりして見える。

瞼に紗のかかったような風景を春photoしてみた。

桜色に世界が染まる前は、やっぱり菜の花の黄色が優勢だ。

蜜蜂の羽音に包まれて、黄金色の花園に埋もれていると、

そのまま、其処で眠りに墜ちてしまいそう…

絢爛の桜風景は、もう間もなく?

それまでは、しばらく春photoで遊んでみます。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花ざかりの野辺 | トップ | 春 photo / after noon »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やさしい風景 (鬼城)
2017-03-30 07:40:58
春山では悲惨な事故が・・・
大学卒業の時の石鎚の雪崩事故を思い出しました。
ちょっとした注意を怠ると大惨事になります。
ランスケさんの写真で癒やされました。
このふんわり包み込んでくれるような感性は大好きです。
きらめきとか、彩りとか。
動物も植物も精一杯生きているという感じです。
返信する
いよいよ来週は… (ランスケ)
2017-03-30 11:22:17
那須の雪崩事故は、見ていて辛いですね。
16、7の若さで逝ってしまう悲劇は、残された人たちの心中を察すると。
亡くなった子のスマホに記されていた「生きていて」と願う
祈りにも似た痛切なメッセージの数々…

鬼城さんも私も雪山に通って来た山ヤの端くれなので、
余計に、この事故は他人事ではありません。
残念ながら、引率の先生方の責任問題は派生してくるでしょうね。
「絶対安全だと思った」は、山で使っていけない言葉ですから。

今日も18℃くらいまで気温が上がりそうなので、午後から春photo の続きを楽しんできます。
明日から、また戻り寒波で、来週は一気に桜開花から満開まで進みそうな予報です。
鬼城さんも写真仲間の皆さんと桜風景を満喫してください。
返信する

コメントを投稿

Walk on」カテゴリの最新記事