桜が咲かない。
もう数日で四月だというのに…
暖冬は、そのまま季節の歩みを駆け足で進めないようだ。
ぼんやり霞がかかったような空。
春は大気中の塵や水蒸気が多いので、すっきり晴れない。
微睡むような春の陽気に誘われた。
春霞の野辺を、ゆらゆら散歩。
命の芽吹く春は、全体にぼんやりして見える。
瞼に紗のかかったような風景を春photoしてみた。
桜色に世界が染まる前は、やっぱり菜の花の黄色が優勢だ。
蜜蜂の羽音に包まれて、黄金色の花園に埋もれていると、
そのまま、其処で眠りに墜ちてしまいそう…
絢爛の桜風景は、もう間もなく?
それまでは、しばらく春photoで遊んでみます。
大学卒業の時の石鎚の雪崩事故を思い出しました。
ちょっとした注意を怠ると大惨事になります。
ランスケさんの写真で癒やされました。
このふんわり包み込んでくれるような感性は大好きです。
きらめきとか、彩りとか。
動物も植物も精一杯生きているという感じです。
16、7の若さで逝ってしまう悲劇は、残された人たちの心中を察すると。
亡くなった子のスマホに記されていた「生きていて」と願う
祈りにも似た痛切なメッセージの数々…
鬼城さんも私も雪山に通って来た山ヤの端くれなので、
余計に、この事故は他人事ではありません。
残念ながら、引率の先生方の責任問題は派生してくるでしょうね。
「絶対安全だと思った」は、山で使っていけない言葉ですから。
今日も18℃くらいまで気温が上がりそうなので、午後から春photo の続きを楽しんできます。
明日から、また戻り寒波で、来週は一気に桜開花から満開まで進みそうな予報です。
鬼城さんも写真仲間の皆さんと桜風景を満喫してください。