雨の森を歩きたかったが、雨が降らない。
雨季には、その季節ならではの風景を写し撮りたい。
台風接近でも、まとまった雨が降らないなら、今年は空梅雨の可能性が高い。
また節水制限と猛暑の夏が予想される。
曇天に時折、陽の射す空模様。
そろそろ田圃に水が入る八ツ塚の風景と里山散歩。
荏原の里周辺は溜池の水を田圃に引くので、近郊で最も田植えが遅い。
八ツ塚で農作業するお婆さんに尋ねると、
「田圃に水が入るのは12日から15日の間くらい」という答えが返ってきた。
終わりかけた菖蒲の花と一面の春紫苑(ハルシオン)の季節ならでは花風景を撮った。
萱(カヤ)の草叢に埋もれゆく野仏たち。
八ツ塚の古墳群には、それぞれに素朴な野仏たちが地蔵菩薩の脇に鎮座している。
私は容姿端麗な地蔵菩薩よりも、風化した石の仏たちに惹かれる。
円空仏のような草に埋もれゆく野の仏たちに。
荏原から久谷の奥に入ると、こちらは田圃に水が入り、田植えも終わっている。
田圃の一本樹に立ち寄り、周辺の水辺の生き物たちを探した。
水棲カタツムリみたいなマルタニシとアメンボばかりが目立った。
蜻蛉池にはキイトトンボが発生。
撮れなかったが、真っ赤なショウジョウトンボも発生。
もう間もなく蓮の花も咲き始めるだろう。
体調を崩されましたか?
梅雨時は寒暖差がありますからね。
困った時の八ツ塚頼みでしょうか?
雨の皿が嶺の森散策の予定が、雨が降らないので、
八ツ塚の野仏と周辺の野辺散歩でした。
昨夜から今日にかけて、まとまった雨となったので、
溜池の水も放水されるでしょう。
今週末が楽しみです。
木下先生の訃報、驚きました。
本当に残念です。
こんな撮り方が在るんですね。
写真の魅力が「ランスケ・ダイアリー」で広がります。
円空仏、まさに・・・
私はこの写真を見て安曇野の道祖神を思い浮かべました。
この場所と同様、何度も行ってみたい場所です。
魚眼、視点のすばらしさに感動しました。
里山の魅力、よく分かります。