萌える若葉や若草の色を「さみどり(早緑)」と云う。
唇に転がしたときの語感が、爽やかな初夏の風を感じさせて好きな言葉。
表意文字である漢字よりも表音文字である平仮名で表現した方が、納まりが良さそうだ。
あさみどり浅緑)とかさみどり(早緑)という表現は、梨木香歩の得意とする絶滅危惧日本語表記(笑)
巷に溢れる気持ちの悪い「日本って凄い!」の大合唱とは別の意味で大事にしたい豊かな季節の言葉。
父母の七回忌法要のため菩提寺のある河口の街まで二度往復した。
行き帰りの車窓から眺める風景は、朝夕の斜光線が丘陵地に広がる若葉の色を際立たせていた。
透けるような柔らかいさみどり色の光彩が窓越しに幾重にも重なり、目を奪われた。
それは生まれたばかりの生命の輝きを思わせる荘厳な光景。
その再現を目論んで、後日、さみどり色の丘陵地を地図を広げて探索。
あの緑の影を映す森の中の池畔の道を辿ってみたい。
記憶の中の風景とは、焦点の当たる場所ばかりが美しくデフォルメされている畸形の風景なのだろう?
白日の光の下、目にした風景は細部がリアルで、観たくないものが沢山あった(笑)
途中の田園地帯は田植え前の、麦秋の色と蓮華と薊と金鳳花の花盛り。
時間があるようでしたら、石鎚へでも行ってみませんか。
NHK特番、四国の絶景、墓場尾根の秋、観ましたよ。
ドローンによる空撮は、風景写真に残された未開の領域ですね。
石鎚山岳風景の壮大な風景を鳥の視点で見下ろすことは、
私たちにとって夢の風景ですから(笑)
弟の入院は、まだ長引きそうです。
でも、取り敢えず雪も融けて、入山することで生じるリスクも無くなったので、
また状況を見て山へ入りたいと思っています。
今年のアケボノツツジの開花状況は、どうでしょうか?
masaさんからも連絡が入ったので岩黒山あたり覗いてみようと思っています。
また山でお会いしましょう。
なかなか治まりませんね。
日本列島は南と北で10万人を超える避難民を抱えることになりました。
昨夜のニュースはアベノミクスの事実上の失敗を宣告していました。
どうも暗いGWの幕開けです。
今日は朝から、ちょっと距離を延ばして新緑のサイクリングでした。
新緑も瑞々しい輝きは、ほんの僅かの間ですね。
日増しに緑の色が濃くなって、滴るような瑞々しさが失われてゆきます。
misaさんからはアケボノツツジの開花情報が入りました。
新しい職場で大変みたいです。
masaさん(こちらは男性です)からは、今朝の石鎚で霧氷が観られたという情報が。
下り坂を転げ落ちる日本の現状とは別に、
私たちはそれぞれが些末な日常を生き続けなければならないのですね。