明けましておめでとうございます。
PCの写真を整理していると、面白い画像をみつけました。
一昨年2011年の12月中旬の石鎚です。
360度一面の大雲海、雲の上に浮かぶのは石鎚の頂きだけ。
真っ白な石鎚頂稜の大展望です。
こういう現象は、気温差のある秋には結構観られる風景ですが、
西高東低の気圧配置が優勢な真冬には、ほとんど見られません。
それも天狗尾根の稜線から弥山を眺望するアングルです。
冒頭が南尖峰手前から天狗岳を。その後ろに弥山も見えています。
二番目が天狗岳手前から弥山を。
たぶん、こういうアングルを、あえて意識したのは
福島さんの第2写真集に掲載された天狗尾根からのブロッケン画像の影響でしょう。
ある意味、これも誰も見たことない風景です(笑)
厳冬期の一面の大雲海に浮かぶ、真っ白な頂稜の逆アングル風景。
その下に掲載した前回の弥山から天狗岳の画像と見比べてみて、
左右対称の鏡面の反転をみるような、奇妙な印象を覚えてしまいます。
実際は、ずいぶん形が違っているはずなのに?
たぶん、周囲の状況が(一面の雲海や手前の岩についた蝦の尻尾とか)似通った状態になったためではないかと思います。
14年間通って思うことですが、
12月の石鎚が一番白くなるって云うか、
霧氷や岩に雪がつく。つまり気温が高いので湿った雪が付着しやすいということでしょう。
12月がおもしろいと言っていたのはそういうことだったんでしょうか?
今年もランスケさんのご活躍、ブログの更新楽しみにしています。
来島海峡の写真、ずいぶん撮っていますね。
でも、あれではちっとも自然条件の変化に対応するカメラ機能を試しているとはいえません。
例えば、AE(露出)を空と海に合わせたのでは、まったく映し出される画像が違うはずです。
それを試しながら自分のカメラの機能を憶えてほしいのです。
露出補正やホワイトバランス等の機能を調整することで写真は、ずいぶん違ってきます。
12月の石鎚は、私が14年間通った感触では一番絵になります。
良くて2月上旬までです。
決して絶対ではありませんが、温暖化の影響か、それ以降の石鎚は絵になりません(笑)
いけぴーさん、1月いっぱいが狙い目ですよ。
それ以降は瓶が森かな?
ちゃんとコメント入れないで、ごめんなさい。
あの神木の枯れる事件は、私もNHKローカルニュースで知って不信に思っていました。
ああいう巨木は市場に出回らないので、それでは手っ取り早く入手しようという考え方をする人がいます。
いけぴーさんが素朴に疑問に思ったことは、恥ずかしがらずに、どんどん書いてください。
楽しい趣味の世界ばかりに終始するのもいいけれど、
ブログという形態はインターネットを通じて世界に開けているのだから、
もっと社会に対する自分の疑問や憤りを発言して当然だと思います。
趣味の世界に充足して自己完結しているのなら別ですけど(笑)