秋の気配
2013-08-27 | 風景
週末から降り続いた雨で、一気に涼しくなった。
朝方、窓を開け放していると、背筋を這う寒さに思わずタオルケットを首まで掻き抱いた。
なんとも落差の激しい夏だ。
いや、もう立秋も処暑も過ぎたのだから暦の上は、秋なのだ。
そう先週の瓶ヶ森では、早くも竜胆(りんどう)が咲き始めていた。
そう云えば、今年は未だ桔梗(ききょう)を見ていない。
昨年、あれほど恋い焦がれていた野生種(ワイルド・フラワー)として野に咲く桔梗に、やっと出会えた。
それなのに今年は自生地に足を運んでいない。
なんとも、つれない素振りじゃないか。
まだ間に合うだろうか?
近郊の里山の茅場に向かった。
昨年は、茅場一面に咲いていた釣鐘人参(つりがねにんじん)は、すでに終っている。
その代わり、女郎花(おみなえし)が、いっぱい咲いていた。
そして桔梗も、まだ大丈夫だった。
今年も健気(けなげ)に、茅場一面に咲き誇っている。
西に傾いた斜光線が、万葉の昔から日本人に愛された気品のある紫の花色を
透過光に輝かせる。
秋の七草に数えられるが、野生種の桔梗は夏の花だ。
ここ四国で見られるのは、8月いっぱい。
そろそろカルスト辺りの一面の芒原(すすきはら)の風景の中を歩きたくなりますね。
忙しいでしょうが、御両親と過ごされる時間を大切にしてください。
私も年三度の父母と会う時間が習慣化されました。
春と秋の彼岸とお盆の墓参です。
もうそれをブログ記事として取り上げるのは止めました。
たぶん、もうそれを語る言葉が無いのだと思います。
寂しいですね…
今年は弟が来なかったので、私一人炎天下の墓参でした。
なにせ御先祖様の墓所は古いので、すぐ旺盛な夏草に覆われます。
父母、祖父祖母そして御先祖様と三カ所の草取りと清掃で汗だくでした(笑)
昨日の人気記事に「秋彼岸~」が入っていたので、思い出し書いてみました。
夜勤明けの昨日東の空は見事なうろこ雲が広がっていました
ほんと、一気に朝夕の気温が下がり秋を感じます
ききょうが咲きましたか?
今年は例の自生地には行けずじまいでした
台風接近の週末、今朝の高知は曇り空
畑の草引きに両親の入浴、理美容
そうですね
来月あたり初秋の里山でも行ってみますか
いつも近郊を精力的に歩かれている鬼城さんなのに、
ブログの更新が止まっているので心配していました。
今朝、コメント欄の返信を見て、少し安心しました。
お互い事故に遭うと、以前のように身体がついてきてくれません。
もどかしいとは思いますが、しっかり静養してください。
厳しい酷暑の夏でしたが、自然は正直です。
まとまった雨が降れば、気温は下がります。
本当に一気に涼しくなりましたね。
でも、このまま単純に秋とは行かないのでしょうね(苦笑)
それでも自然のサイクルは、もう秋へと季節のページをめくっているようです。
近郊の里山は、つくつくぼうしの蝉しぐれでした。
そして桔梗や釣鐘人参が終わり、女郎花や萩に。
鬼城さん、復活の頃は、もう秋の話題ですよ(笑)
透明感あふれる桔梗、秋の訪れをしっとりと見せてもらいました。
朝夕は雨の後、涼しくなりましたね。
里山あたりも秋が近い。