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今年も四国遍路、弘法大師伝説の聖地、八ツ塚群集古墳周辺の田圃に水が入り、
古墳群を映す水鏡の季節がやって来た。
夕映えの光と色が、この聖地を金色(こんじき)に輝かせる。
祈りの風景、ひとつの到達点だと思う。
唯、無心に、降りそそぐ豊饒の光の洗礼に祈りを奉げた。
今年も四国遍路、弘法大師伝説の聖地、八ツ塚群集古墳周辺の田圃に水が入り、
古墳群を映す水鏡の季節がやって来た。
夕映えの光と色が、この聖地を金色(こんじき)に輝かせる。
祈りの風景、ひとつの到達点だと思う。
唯、無心に、降りそそぐ豊饒の光の洗礼に祈りを奉げた。
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カメラで切り取ると五感で感じることができ残る。
夕闇迫る「八塚古墳」、こんなに幻想的とは驚きです。
ランスかさんが言われていた時は今なんですね。
それにしても田に水が入るのが県内では一番遅いのではないですか?
技術的には「写し込み」と「反射」の画面にうっとりします。
この場所にはやはり、先祖の霊が漂っている感じもします。
8枚目の作品は あるカメラマンに会い通じるところが
ありますね!!最後の画像にはマンモスが隠れてる!!自然の光を生かすことで命を吹き込む そんな
写真ばかりで素敵です!!
宗教学者、山折哲雄も山岳信仰の起源の記述で同様の指摘をしています。
流行りのパワースポットとは別に、それぞれの土地には気の宿る特別な場所があるのだと思います。
それが伝承の形で、その土地の聖地として守られているのでしょうね。
この八ツ塚も古代墳墓群を弘法大師伝説(衛門三郎伝説)として守ってきたのだと思います。
初めて、この場所を訪れてから強力に惹きつけられています。
誰も、この場所を撮り続けている人がいないので、尚更です(笑)
惹きつけられたものに手を合わせて祈りを奉げるという行為は自然に行えます。
霊峰石鎚や四国遍路の過程で、圧倒的な存在(自然崇拝)への自然な身体反応でした。
そんな私なりの信仰心が、この場所の聖性を写真に映し込もうと過敏に反応しているにかもしれません?
辰野さんの写真は風景写真誌上に掲載時から注目していました。
最近は、すっかり人気の風景写真作家ですね。
高知の高橋宣之さん同様、独自の世界観を持っている写真家です。
誰かの真似でなく自分の写真世界を目指すなら、有名撮影地ばかり行って他人と同じような写真を撮らないで、
テーマを持って自分のフィールドに通い続けることです。
以前にも書きましたが、結構、それは孤独な作業です(笑)