それにしても暑い。
たぶん現在が暑さのピークなのだろう。連日35℃以上の猛暑日である。
昨日は40℃を超えていた。
外気温が人の体温を超えると自然条件での体温調整ができないので辛い。
なんとも熱が体内に籠って、ふつふつ沸き立っているような案配。
それでもエアコンのスイッチを入れない。
嫌いなのだ。
それで堪らず山へ逃れる。
山には天然の涼風が吹き渡る。身体にもやさしい。
今夏、三度目の瓶ヶ森は、やっと、お山の神様も微笑み慰撫してくれた。
本来の目的とは違うけどね(笑)
この記事を書く前にテレビ朝日系の終戦企画番組「原発と原爆」を観ていました。
戦後68年が経過しても日本がアメリカの意思の前には何も出来ないことを痛感しました。
そして原子力関連分野が、最初から如何に不健全で嘘にまみれているかも。
そういう前提で、この負のオーラを発し続けるシステムと向き合って行かなければならないのでしょう。
そしてこういう対象と向き合い、そのことを書いていると、
私自身も、そんな呪詛のような暗いエネルギーに取り込まれてしまう(汗)
最近読んだ本の中にも同様の指摘がありました。
そんな時にどうするのか?
祝福するのだ。
美しくおおらかな天然自然の営みに触れ、
それを言祝ぐ。
ことほぐ…なんと美しい言葉だろう。
今回の山で、また少し、自然からの祝福を頂いたようだ。
負のオーラに取り込まれないように、肯定のメッセージも同時に発し続けていたい。
瓶ヶ森には伝説がある。
夏の朝、女山山頂周辺で水色の着物を着た童女と出会うことがある。
その幼児(おさなご)は、お山の神様の化身なのだと云う。
空の青を映したような化身が、ひらひらと夏の光を透かして優雅に舞う。
その朝、ヒヨドリバナに一頭の浅黄斑蝶(アサギマダラ)がとまり、
柔らかな透過光に翅を透かし、ゆらゆら揺れていた。
距離を詰めて夢中で撮影するが、一向に逃げる素振りもない。
前日は距離を詰めると気配を察したかのように、その都度逃げられたのに。
今朝は、近くの花へと舞い移るだけで、その浅黄色(空色)の美しさを
賛美者に見せつけるように、ひらひら翅をはためかせる。
そして最後の青い輝きを煌めかせ、
「もう好いでしょ」と云わんばかりに、ひらり舞い上がり空に消えた。
「ありがとう」思わず呟いていた。
その他、夏の高原には、アマツバメの渡りの前の群舞が観られる。
その超絶な飛行技の連続に、思わず見惚れてしまう。
アキアカネも群れ飛び始めた。体色も少し赤みを増している。
野営したテン場の近くでは、とっぷり日も暮れると「ゴロスケホッホ」と梟の声が夜通し聴こえる。
なんとも懐かしい田舎の爺様に再会したような長閑な夜の囁き。
満天の星と天の川銀河が大きく空を跨ぐ夏の夜空。
そして神様からの最大の祝福は、生涯ベスト3ともいえる
見上げる夕空一面を焦がすゴージャスで燃えるような夏の夕焼け空でした。
(2番目の画像は翌日の夕焼け空です。二日連続の見事な夕焼け)
最後の一枚は、瓶ヶ森より西黒森方面へ少し行った崩落現場。
8/10 現在もまったく手付かずの状態です。
崩落した斜面の状態から想像して、かなり長期化しそうな予感?
この秋までの通行止め解除は怪しそう?
コメント投稿が重なったようです。
一部書き直しました。
そうなんです。
今回の瓶ヶ森は、前回の鬼城さんの予告通りに神様が微笑みましたよ(笑)
さて、この後、私自身の呟きです。
今朝、ブログを開いて、えっ?と目を見張った。
一年前の記事「雪解けの山、そして私たちが穢したもの」http://blog.goo.ne.jp/toshiaki1982/e/48f10a23d450d6749177b47108d584c0?fm=entry_awp
が昨日読まれた人気記事として入っている。
改めて読んでみて感慨深いものがあります。
そしてコメントを寄せて頂いたkyoichさん、エントツ山さん、鬼城さん、ありがとうございました。
状況は、あの時より、もっと悪くなってしまいました。
福島は、もう沖縄と同様に「臭いものには蓋」状態です。
そしてアクセス数は、一年前と比べてずいぶん少なくなりました。
それは使用が無いと思っています。
相変わらず、もう忘れたいと思っている鬱っとおしい話題ばかり書き続けているのですから(苦笑)
でも、この人気記事ランキングを見ているとホッとします。
幾人かの人が、私のメッセージを受け取ってくれている。
それは、過去に紹介した本や動画の記事が毎日のようにランキングすることからも、うかがえます。
ありがとうございます。
今読んでいる筋ジスの人の自分自身では生命活動の何も成さないという極限の身体で、
すべての事を他人の善意に託すという、ある意味、障害者個人としての自立的な生き方に目から鱗状態です。
この間、読んだ内田樹と鷲田清一の対談でも、人としての生き方の基本は、
相互依存にあるという当たり前の道理を説いていました。
「自己責任」って実は、とても歪な選択肢なのです。
これが声高かに云われ始めたのも、かのイラク戦争参戦からでした。
反対に崖崩れ・・・悲惨ですね。これは長期化するでしょうね。日本列島、異常です。神の怒りに触れたのかな?
それにしても高知(四万十市)の暑さは常軌を逸している(汗)
38℃を超える気温は学生時代の京都で体験していますが、
それにしても記録的な猛暑が、こう連日続くと正気を失いますね。
そう云えば、気象庁はもうエルニーニョとか云わなくなりましたね?
地球温暖化の嘘以前に、人の経済活動がもたらす気候変動に本気で向き合う気があるのか?と思います。
ここ十年くらい毎年、言ってますよね。
今まで経験したことのないような気象現象…
(毎年にように発生するので気象用語になりましたね(笑))
そして、そうなんです。
怒りに任せてメッセージを書き連ねても、その負のオーラに取り込まれてしまうことに気づきました。
邪悪なものに対するには、祝福しかありません(笑)
それは宗教が、ずっと発し続けたメッセージでもあります。
それにしても二日違いでこの空ですか?
職場の窓から西の空をみて良い茜色だなと思いました
意を決して毛布を乗せて夜勤明けに走った私には神様は微笑んでくれず一晩中、いや翌日も濃い霧で視界を閉ざしてしまった
感じたままに私の全く視点の違うマイナスの画像は果たしてどうよ!
と溜息・・・・仕事してると選べないのもマイナスですね
端境期のドラマは朝夕にて暫くmisaも通います、寝袋積んで