やたらクールでかっこいい音楽をみつけた。
アメリカ、ポートランドのバンドらしい。
Blouse の「Into Black 」
このミュージック・ビデオは、レオス・カラックスの「ポンヌフの恋人」の有名な花火のシーン。
ジュリエット・ピノッシュとドニ・ラヴァンの痛々しい愛が甦る。
このバンドの検索結果も。
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「ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ」
(’99)ヴィム・ヴェンダース監督が
盟友ライ・クーダーに同行し、キューバ音楽の魅力を伝えるドキュメンタリー。ハバナの町中で音楽を奏でる古老たちの姿を生い立ちと共に映し出す。
キューバ・ブームを巻き起こした大ヒット作
「当時としては、ドキュメンタリーで音楽でラテンで、しかも出てくるのはお年寄りで・・・
ってすべてがヒットしない要因だった。
でも観てみたら涙、涙で、自分の”涙”を信じて上映を決めました。
今でもなんで泣いたのかわからないですけどね。たぶん彼らといっしょに凱旋している気分になったのかも知れません。
世界的にも大ヒットしましたし、公開後のバンドの来日公演もチケットの入手が困難なほどブームを巻き起こした映画です」
東京のミニシアター「シネマライズ」を運営する頼光裕氏の解説
映画は、今は無い、ライブハウス、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを探しにいくシーンから始まります。
そしてライ・クーダー親子もバイクでハバナの町を走るシーンや、自分の音楽の一つの原点になった古老達(大半がリタイヤしていた)と共演しヴォーカルとギター、ドラム、等の演奏に言い知れぬ温かい眼差しと愛情を注ぎ自身も酔いしれて最後尾に控えて演奏する姿が映し出されます。
上映時間105分の至福の時間に酔いしれました。
言い出しっぺの私を差し置いて、先に酔いしれるとは(笑)
日本におけるキューバ音楽の凄さを伝道してきたのは、作家の村上龍でした。
それは、かの国が世界に誇るスポーツと共に、その徹底した英才教育にあります。
そのレベルは半端じゃない。
ヴェンダースの「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」も残念ながら、
私にとって失われた10年ともいうべき全く映像を観なかった時期に公開された映画です。
当然、レンタルビデオ屋を探し回りましたが、どこにもありませんでした。
それを最近、ホッホさんが見つけたと連絡がありました。
このツタヤ伊予店には、あのヴェンダース初期のロードムーヴィの傑作、
「さすらい」も置いてあるという。
これは悔しい。
でも伊予店は、ちょっと遠いな。
今日は一日、阿部和重の「ピストルズ」を読んでいました。
何故今まで、この日本を代表する物語作家を読んでいなかったのだろう?
年始から、ずっと本を読み続けています。
あれほど熱中していた映画熱は、ピタリと治まったかのように冷めてしまいました。
まぁ、これが本来の私の時間の過ごし方に戻ったということですが。
文字の地平の向こうに広がる風景を視続けている方が、
私には落ち着けるし、しっくりくるようです。
さて、そろそろ本の紹介も再開しましょうか?