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早起きは、やっぱりしてみるものである。
寒い冬の朝は、温かい布団の中で、ぬくぬく微睡んでいたい…
でも今朝は、この冬一番の寒さ…その上、快晴の予想…待望の放射冷却の朝なのだ。
意を決して、まだ明けきらぬ薄明の闇の中、布団を抜け出した。
吐く息も白い凍てつく朝だ。
薄っすら氷も張っている。
市街地の最低気温は0℃。郊外は氷点下だろう。
それにしては前回の大霜の頃と比べて、野辺に降りた霜が薄い。
川辺に朝靄も立っていない。
前回よりも気象条件がいいはずなのに不思議だ?
八ツ塚は朝日のロケーションがよくない。
隣接する幼稚園や家並のならぶ方向から朝日が昇るので、
風景が雑然として、聖よりも俗に傾いてしまう嫌いがある。
八ツ塚は夕陽の風景の方が美しい。
それならば、里山の田園風景の中にポツンと立つ一本樹。
田圃の神様の霜風景に望みを託した。
ここは西側の谷と東側の谷から流れ込む川が合流する扇状地なので朝靄も期待出来そうだ。
朝靄立つ霜の風景は次回への持ち越しとなったが、霜風景は期待通りだった。
一本樹の野辺には、風露の葉っぱだろうか?
美しい秋の名残りの草紅葉が霜化粧の氷の縁取りにキラキラ珠玉の輝きを放っていた。
まさに凍える冬の朝ならではの天からの贈り物。
早起きは、してみるものである(笑)
数年前はいとも簡単にご近所の田畑で見られた光景
ですが今年は特に変です
昨日今日と日差しは暖かい
遅れた我が家の年末行事(笑)、只今夜勤明けの頭を奮い起こして再始動です
太平洋の達磨、四国山地の雪景色に暫く心が動きそうになくノーマルでは高速も走れない
ならば暫し心の休息日としましょうか
明日からにぎやかな年明けです
良いお年を
後一日、そして平成も来春には終わります。
歴史の本には2017年という年は、重要な転換点として刻まれると思います。
私も、しっかり記憶しておきます。
えっと、掲載した霜写真、薄いですか?(笑)
市街地の霜は薄かったけれど、山に近いこの場所は、これくらいなら充分だと思いました。
う~ん、misaさんの基準は厳しそうですね(汗)
確かに瓶ヶ森や尾瀬の大霜と較べるとね…
私は陽が昇って融けかけた霜の状態が好きなのです。
霜に縁取られた草の背景や前景が玉ボケの虹彩で光の乱舞に躍る光景が理想です。
また機会をみて冬の光の乱舞を撮ってみます。
これで今年の更新も最後だと思います。
今年一年、たくさんの皆さんに訪れて頂き、ありがとうございました。
皆様も、よいお年を。
最近は替えてはいけないものも変えようとしている危機感もありますが・・・
ランスケさんの写真、変化してきていますね。
感性が中心に座っているような気がします。
基本的には普遍だろうと思いますが被写体が身の回りに・・・
大霜の朝の風景、凍てつく空気感が伝わってきます。
今年も良い写真を見せて頂きました。
良いお年をお迎えください。
本当にその通りです。
「最近は替えてはいけないものも変えようとしている危機感もありますが・・・」
この御指摘が今の社会全般に蔓延しています。
特に教育、医療、福祉の公共性の高い分野への市場原理の導入は全く馴染みません。
公共の福祉を市場の原理に置き換えると、荒廃は目に見えています。
何処で私たちは間違えてしまったのでしょうね?
年の瀬の話題も子供食堂とか、先進国でも極端に貧困率が高く、国連から再三是正が求められています。
それなのに生活保護受給率は先進国最低水準という
例の「自己責任」弱者切り捨ての不可解な論理が根強いですね。
生存権という最低限のセーフティネットなのに?
その根強い偏見を質す記事が以下にあります。
https://synodos.jp/welfare/20924
とても今の日本は寛容な国とは云えません。
そんな中で自然と向き合っている時間が唯一の救いですね。
あるがままの生命の営みを見つめていたい。
私も、その中の小さな命として繋がっていることを願いながら。
さぁ今夜は鬼城さんから送って頂いた大林宣彦監督作品を、たっぷり楽しみます。
鬼城さんも、よいお年をお迎えください。