IT句会・早春句会の参加作品です。
<木の芽部門>
少年の口笛軽し木の芽風
(しょうねんのくちぶえかろしこのめかぜ)
<特選>臥竜さん、春旭さん
<並選>義久さん、shanamamaさん、れもんさん、
ルフレママさん、湘次さん
有難うございました。
<冴返る、春寒、余寒部門>
老い母に放ちし語気の余寒かな
(おいははにはなちしごきのよかんかな)
<特選>sakura008さん、春旭さん、みすずさん、
れもんさん、ルフレママさん
<並選>義久さん、reiさん、雪うさぎさん、たんとさん
有難うございました。
最後に、お世話になった事務局のみなさん、
有難うございました。
投稿句ありがとうございました。
強情は親譲りなる牛蛙(うしかわず) よしさん
「少年の口笛軽し木の芽風」
すがすがしい少年の口笛と新しい息吹きの木の芽。新鮮な感動を受けました。
「老い母に放ちし語気の余寒かな」
鎌ちゃん様がお母様のことを詠まれるといつもジ-ンときます。
お母さまをご心配のあまりちょっと言い過ぎたのでしょうか。
老い母に放ちし語気の余寒かな 鎌ちゃん
「老い母」「放ち」「語気」「余寒」17文字の中で良く選ばれた語彙ですね。
Twitterでもたくさん投句されているし。
わたしも見習わなきゃ。。。
少年の口笛軽し木の芽風
可愛いメジロですね、私の住んでいる所にも
前は良くメジロが来ていたのですがこの頃見なくなりました、田舎で椿の花に来ていたメジロが懐かしいです。
老い母に放ちし語気の余寒かな
私には、もう母はいませんが、母に聞いておきたかったことが沢山有ります。
田舎で良く働いた母のことを思い出す毎日です。
お体にお気を付けて目を休ませて下さい。
ほっこりします♪
>老い母に放ちし語気の余寒かな
私が母に対していらっとした後に放つ言葉には
優しさはありません。
感情をぶっつけた時はかなり後悔します。
母は何事もなかったように笑って
忘れたふり??!をしてくれています。
春にぴったり~!
親が年をとっていく姿、ツライですね。
様々な葛藤・・・
今夜も友人から電話で聞かされたところです。
目をそむけず、ありのままを受け入れてあげる事が大事。
でも、そこに至るまでには・・・いろいろな事があります。
メジロの可愛らしい表情と少年の口笛
そして木の芽風、上手くまとまった素敵な写俳ですね
<老い母に放ちし語気の余寒かな>
ちょっと意味深ですね
お母様と喧嘩?そんなわけないですよね
細かい動作を見ていると、ほほえましいですね。
>老い母に放ちし語気の余寒かな
口笛と木の芽風の取り合わせがいいですね。
昔の光景をイメージしました。
ご高齢の方々にはこの余寒は心身に堪えますね。
ましてや人間関係 云々が重なると辛いでしょうね。
日頃の成果が表れたというべきでしょうね♪
二句、私が選句していたのですね♪
私も嬉しいです♪
春の訪れ、少年の嬉々とした気持ちが
いい感じで、よく解ります。
親子だから許される強い語気ってありますね。
私も覚えがありますよ。
でも 母もネアカで 言われても暖簾に腕押し、馬の耳に念仏、、、これでいいんでしょうね。
羨ましい、もう一度口喧嘩してみたいなあ~!!
この子はあどけない表情に見えて、「少年」を
詠まれた句にぴったりですね。
二句目は、お母様についつい語気を強くして
何か言ってしまわれた心情を詠まれたものかと
思いましたが、間違っていたらごめんなさい。
放ちし語気 余寒 に、しまった!という
悔恨が込められているように感じました。
お母様思いなのはよくわかっていますが、ときには
そういうこともあると、我が身に照らして思いました。
春の嬉しさが満ち溢れてますね♪
又IT句会あったんですね♪
何時も何時も、高得点でおめでとう御座います♪
< 老い母に放ちし語気の余寒かな
ちょっと意味深なお句ですが!
お母様を思うが故にですよね♪
いい季語ですね。
この季語にふさわしい季節に早くなってもらいたいものですが、
まだ真冬並みの寒さです。
メジロ可愛く撮れていますね。
余寒。
この季語をピタリと捉えた句です。
放ちし語気。はっとさせられます。
傑作ですね。
「老い母に放ちし語気の余寒かな」
メジロの囀りが少年の口笛に聴こえてきそうです。
いつもながら、お母様への優しさがいっぱい感じられます。
いいものですね、息子という存在は。
メジロの何と可愛らしいこと、
見事に撮られて羨ましいです。
少年と木の芽風、爽やかな一句は
やはり高得点ですね。さすがです。
老い母に放ちし語気の余寒かな
温もりの感じる句からお母様への
思いを強く感じます。
心に沁みる二句ですね。
口笛を写俳に登場させるとは巧いですね。
気分のいい時は私でも口笛を吹いたことがありました。
今では口が笛になりませんけど・・・。(^_^;)
>老い母に放ちし語気の余寒かな
さりげない言葉に余寒を感じる、
母と息子の見えない親子愛を感じます♪
二枚ともいい作品ですね。
少年やお母上への、
優しい眼差しが感じられます。
少年の口笛軽し木の芽風 鎌ちゃんさん
なんともメジロのあどけない瞳が少年のようで
素晴らしいですね。
老い母に放ちし語気の余寒かな 鎌ちゃんさん
ポツンと立って一人だけ霜にうたれて、誰か待っている
ように思えますね。
故郷の母ですか・・。
余寒が走りますね・・・。(*^_^*)
この絵にこの句、気持ちも浮き浮きしてくるような
素敵な作品です。作者の少年時代が髣髴と
浮かんできますね。
>老い母に放ちし語気の余寒かな
母思いの鎌ちゃんらしい温かみのこもった句・・
「余寒」が何ともいい味わいを感じさせてくれます。