ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

2011年度 募集馬検討 その3

2011年09月20日 | 全般
お次は昨年からリーディングサイヤーとして活躍するキングカメハメハ産。

アパパネ、ローズキングダム、トゥザグローリー、ルーラーシップ等々、現4歳世代が強烈ですからね。

今年は2頭募集でいずれも関西。

先週すでに測尺も発表されていて、パンフも来ました。

そして10月頭には募集。。。展開が早いね


ガゼルロワイヤル10 牡
ガゼルロワイヤル10

 父キングカメハメハ 母父Garde Royale
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2010年2月12日
 厩舎:松田博資
 募集価格:3,600万(一口90,000)
 馬体重:473 体高:157 胸囲:185 管囲:21

馬体重がなかなかありますね。胸囲もあってこれは軽く500キロを超えてくるタイプ?

1勝馬ながらも欧州G1戦線で善戦したお母さん。

期待の大きかったお母さんだからこれまでの産駒の馬主さんはそうそうたるメンツ。

セレクトセールでも高値で取引されてきました。

2000年産 エルダンジュ(3勝)      金子真人HD
2002年産 グランロワイヤル(3勝)    サンデーR 募集価格 8,800万(1口220万) 
2003年産 アドマイヤダーリン(2勝)   近藤利一  セレクト当歳  8,500万 
2005年産 フサイチフウジン(地方14勝) 関口房朗  セレクト一歳  9,800万
2006年産 マッハロッド(1勝)       山本英俊(デビュー前変更 吉田和美) セレクト当歳 13,200万
2008年産 ソトーグラシオ(未勝利)    サンデーR 募集価格 1,800万(1口45万)

今回募集のこの仔はお母さん16歳時の7番仔で、

セレクトセールで落札価格が3100万だった馬ですね。

なので上乗せは500万のみ。そういう意味合いでは仕方のない募集価格なんだと思う。

だいたい勝ち上がりはしているけど、期待ほどに目立った活躍馬はいない感じで、

そろそろこの血から超活躍馬が出るかもと言われつつ現在に至ってます

母系のミルリーフとキンカメの相性はよいそうで、この仔は5×3のクロスを持ってます。

兄姉は父ウォーエンのフサイチフウジンを除いて、サンデーかタキオンをつけて全てサンデー系。

そういう意味合いでも今回サンデー系でないのが面白いかも

また今回これまで東サラではなかった松田博資厩舎というのも魅力かなぁ。

松博さんといえば牝馬のイメージが強いけど

東サラのいいところの一つはやはり一流厩舎が預かってくれるところですね。

キンカメ産の牡馬には一度出資したいと思っているので、今年狙うならこの仔

ただやっぱりお母さんがちと高齢。。。


アドマイヤリッチ10 牝
アドマイヤリッチ10

 父キングカメハメハ 母父サンデーサイレンス
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2010年2月10日
 厩舎:平田修
 募集価格:1,800万(一口45,000)
 馬体重:401 体高:155.5 胸囲:171 管囲:20.5

この仔の上は、

2006年産 レティセラ  牝 父キングカメハメハ (キャロ  2,400万)、
2008年産 キーフォース 牡 父ファルブラヴ   (グリーン 1,260万)

2頭ともクラブ募集馬でどちらも中央未勝利と結果が出ていません

キャロ、グリーンで走らなかった仔の下ってのがちょっと。。。

それに馬体重もやや軽すぎるかもしれませんねぇ。

まぁ腰高でまだ馬体は伸びるだろうし、どこまで成長するか

お母さんは各年で産駒を出し、10年産のこの仔が3番目の仔。

母系からするとやや晩成傾向にある感じなので、ちょっと手を出し辛いかもしれませんが、

母父サンデーにキンカメは今のトレンド配合。

祖母レースの産駒にはお母さん自身がコンスタントに走って5勝。

それ以外にもなかなかの勝ち星を挙げている仔がたくさんいますし、

祖父母からの流れでは春の天皇賞馬スズカマンボもいます。

その点に期待するのなら見た目の作りも悪くなさそうだし、十分出資対象としてみれますね。

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