電動ろくろで、生徒さんが広口の花器を成形した時の画像をアップします。ろくろ挽きの制作過程が分かります。 「いけばな 池坊展」 へ出瓶 (しゅっぺい) するための花器です。 池坊展では、自作の花器に花を生けて展示していました。花と器のバランスのとれた素敵な生け花でした! 感動しました! 池坊様式の生花 (しょうか) という生け方のようでした。この池坊展の写真も 「ろくろ挽き/コマ撮り ③」 でアップします。
第1回は、ろくろ挽きによる広口花器の成形です。静止画像ですので 「ろくろ挽き」 の過程が分かるようにコマ撮りでアップします。動画でしたらユーチューブにでもアップできるのですが・・・。
先ずは、ドーナツ状に土取りをします。陶土の量は 6㎏ です。胴の厚みを整え、芯出しをします。
胴体を立ち上げます。両手の中指で胴を挟んで立ち上げます。
広口の花器ですので少し上広がりに挽き上げています。スポンジも使っています。
そして、胴体を絞り込んで上に伸ばして行きます。
高さが出てきました、ここから立って行っています。
彼女は小柄ですので、電動ろくろの両側に足置きを置いています。左側に常備されている3.5㎝厚の木材の端材を、彼女はろくろの右ペダルの上に置きます。そして、左側に3.5㎝厚の木材の端材と7.5㎝厚の端材を積み重ねます。その上に両足を置いて、左右の膝の高さを揃えてからろくろ挽きを行っています。右のペダルの上に端材を置くのは彼女のアイデアです。尚、この時点では、立ってやっていますが、右足はペダルの上の端材を踏んでいます。
これから器を広げます。コテも使っています。
所定のサイズまで広がりました。最後に口縁を土締めして、なめし皮で整えます。
ろくろ挽きが終りました! 直径が42センチ。高さが14センチの広口花器が出来上がりました。大きいですね!
一見の価値ありでしょう! 本人も改めて見ると恐らくビックリするでしょうね。華道展に出すという目標があるから力も入るのでしょう。夢や目標があると言うことは大事なことですね!
次回は、削って高台を出します。次に、素焼き後に釉薬を掛けます。そして、出来上がった作品を池坊華道展に出品しています。この流れをブログの 「コマ撮り ②」 及び 「コマ撮り ③」 に連載します。ご覧下さい。
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胴体を立ち上げます。両手の中指で胴を挟んで立ち上げます。
広口の花器ですので少し上広がりに挽き上げています。スポンジも使っています。
そして、胴体を絞り込んで上に伸ばして行きます。
高さが出てきました、ここから立って行っています。
彼女は小柄ですので、電動ろくろの両側に足置きを置いています。左側に常備されている3.5㎝厚の木材の端材を、彼女はろくろの右ペダルの上に置きます。そして、左側に3.5㎝厚の木材の端材と7.5㎝厚の端材を積み重ねます。その上に両足を置いて、左右の膝の高さを揃えてからろくろ挽きを行っています。右のペダルの上に端材を置くのは彼女のアイデアです。尚、この時点では、立ってやっていますが、右足はペダルの上の端材を踏んでいます。
これから器を広げます。コテも使っています。
所定のサイズまで広がりました。最後に口縁を土締めして、なめし皮で整えます。
ろくろ挽きが終りました! 直径が42センチ。高さが14センチの広口花器が出来上がりました。大きいですね!
一見の価値ありでしょう! 本人も改めて見ると恐らくビックリするでしょうね。華道展に出すという目標があるから力も入るのでしょう。夢や目標があると言うことは大事なことですね!
次回は、削って高台を出します。次に、素焼き後に釉薬を掛けます。そして、出来上がった作品を池坊華道展に出品しています。この流れをブログの 「コマ撮り ②」 及び 「コマ撮り ③」 に連載します。ご覧下さい。
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