陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

登窯焼成作品/その3

2019-12-01 23:23:58 | 穴窯、登窯焼成作品
↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントン。

にほんブログ村 人気ブログランキング




登窯焼成作品の三つ目は古田さんのオブジェ花器です。手の込んだ複雑な形をしてます。今回は珍しく加飾をしていません。古田さんは、釉薬による彩色と独創的な造形が持ち味ですが、持ち味を抑えてしまったような感じで惜しい印象を受けました。

花弁には釉彩を施して欲しかったように思います。薔薇の花のようでもあり、鉄赤釉で赤を強調するとか、桃色化粧土で配色するとか、辰砂釉でも面白かっただろうに ・・・。展示会場では斜め後ろ向きに置かれていましたが、正面が分かりづらかったのだろう。造形力があるので、林修像やイッコー像などのように特徴を強調して見所をつくって欲しかった。これからも豊な発想力を活かした作品づくりを続けてほしい。

これだけの複雑な形をお勤めの合間に仕上げるのはなかなか大変ですが、作陶に没頭できるようになれば、完成された作品に仕上げることが出来るでしょう。

下にアップした前々回の焼成作品なども、お仕事の合間合間に日を置いて作っていたので組み合わせた箇所に剥がれや割れなどが生じたのは残念でしたが、以前に作った作品の完成度を高めるのもよいでしょう。



また、下にアップした古田さん作の花器もモダンな建築物みたいです。教室で焼いた作品ですが、これをスケールアップしてもよさそうです。存在感もありアピールするでしょう。この花器は大分市美術館内のレストラン 「いろのわ」 のギャラリーに展示して販売しています。棚の上段に置かれてギャラリーを飾っています。



市の窯は登窯と言うことですが穴登窯に近いので、今回のように穴窯で焼成したような焼き上がりになることがあります、また、釉薬を掛けた作品も教室の電気窯の酸化焼成と少し違った焼き上がりになり、半還元がかかった風合いが得られるので、他の生徒さんも以前のように出品してみるとよいでしょう。

教室では数年前から個人の自由参加にしていますが、余裕をもって制作に取り組めば準備が出来ると思います。最近は河原内陶芸祭も応募者の数が減っているようです。5年ほど前までは200人以上が応募していましたが、年々減少し今年は125人のようでした。若い人の参加が少ないようです。東京では陶芸をやっている若い女性が多い。皆さんもスカーレットになってみませんか。

陶芸にご興味のある方は、夢工房あすか の教室ガイドをご覧下さい。こちら をクリック。


陶芸ランキング にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村 

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングは 1位、もう一つの陶芸ランキングは 2位です。

 (備考)
 先月表示された 「いいね」 「役立った」 ボタンは、登録設定を行なわないと送信できないようです。「いいね」 などを押していただくと嬉しかったのですが、反映される数が限定されるようですので、「非表示」 にさせてもらいました。悪しからずご了承願います。
これからは、出来ましたら上記の陶芸の 「ランキングバナー」 のアイコンをクリックいただけると嬉しいです。引き続き応援をよろしくお願いします。



大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、手持ちの予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。いいことが書いてあるよね!
 
コメント

登窯焼成作品/その2

2019-11-29 23:10:07 | 穴窯、登窯焼成作品
↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントン。

にほんブログ村 人気ブログランキング


登窯焼成作品の二つ目は、美由紀さんの花器です。
白化粧土を掛けましたが、焼き締め肌になりました。
薪の炎と灰でこげ茶色に焼き上がっています。



ご本人の狙い通りには行きませんでしたが、
穴窯で焼いたような焼き締め作品になっています。
反対側の面は炎があたらなかったので白く残っています。
向きを考えて花をを生けるとよいでしょう。
掻きベラで削り出した稜線のカーブがいいですね。



ろくろで頑張って挽き上げていました。
高台部分を削ってベタ底にしたのは勿体ないかな。
花器は高台があった方が使い勝手もよいのではなかろうか。
底の内側だけ削って碁笥 (ごけ) 高台にすれば高さも確保できたでしょう。
削るときに傾きなどが生じないように留意して、
丁寧に仕上げるとさらに良くなるでしょう。


陶芸ランキング にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村 

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングは 1位、もう一つの陶芸ランキングでは 2位です。

又、2019年11月12日から 「リアクションボタン」 が過去の記事にさかのぼり表示されています。リアクションボタンの 「いいね」 「役立った」 などのボタンも押してあげてね。



大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、手持ちの予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。いいことが書いてあるよね!
 
コメント

登窯焼成作品/その1

2019-11-27 23:32:55 | 穴窯、登窯焼成作品
↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントン。

にほんブログ村 人気ブログランキング


大分市主催の河原内陶芸祭で 3人の生徒さんが登窯で焼成してもらっています。なかなかいい焼き上がりになってます。

4年ほど前の10年間は、教室でまとめて応募して、私が 20数名の生徒さんの作品を持ち込んで焼いて貰っていました。薪窯で焼成して貰えるいい機会でしたが、体力的にもきつくなったので、近年は個人で応募して参加してもらっています。

この陶芸祭の作品展では、毎年、生徒さんが入賞していました。5年前には足立さんが最高賞の 市長賞 を受賞 (ここをクリック) しています。

ここ3年ほどは、個人の自由参加にしたことや、手工芸品展のモノヅクリサローネへの出店もあり、応募する生徒さんが減っていますが、今回は 3人の生徒さんが応募し、陶芸祭に参加しています。その登窯焼成作品を三回にわたってアップしましょう。又、18日のブログには、子ども部門で入賞した藤原なつちゃんの作品をアップしていますのでご覧下さい。子ども部門では焼成した完成作品を出品します。教室の電気窯で焼成しています。

河原内の登窯で焼成された作品の一つ目は、恵良さんの 「植木鉢」 です。
外側は凄くいい焼き上がりになっていますが、底穴に亀裂が入りました。
水抜きの底穴を花びら型の型抜きで開けたのが、亀裂の要因になってしまいました。
円形の穴にしておけば無難だったかな ・・・。

底穴の亀裂は無念ですが、植木鉢としては使えるので活かしてほしい。
焼き上がりの器肌の景色は素晴らしい。薪の炎と灰による窯変ですね!
NHKの人気朝ドラ 「スカーレット」 の登窯の炎が彷彿されます。
新居のお庭に置く植木鉢ですので、映えるのではないでしょうか。
植木鉢は、玉づくりと紐づくりを組み合わせて手びねり成形した作品です。




陶芸ランキング にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村 

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングは 1位、もう一つの陶芸ランキングでは 2位です。

又、今月の12日から 「リアクションボタン」 が過去の記事にさかのぼり表示されていますが、ブログ会社で表示したものです。ランキングボタンと併せて 「いいね」 「役立った」 などのボタンも押してあげて下さいね。



大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、手持ちの予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。いいことが書いてあるよね!
 
コメント

究極の焼締作品か!

2018-12-08 00:10:22 | 穴窯、登窯焼成作品
4回にわたって今回の穴窯焼成作品をアップしてきましたが、以前に穴窯焼成した作品には、素晴らしい作品がいくつもあります。その中でも秀逸した作品がこちらです!



特に、右の鉢に見られるこんなにも鮮やかな神々しい色彩のビードロ色の焼き肌は二度と得られないでしょう! 実物は写真以上に神秘的な輝きを放っていました。炎と灰の織りなす芸術です。二つと無い焼きものです。口縁を折り返して太い縁にしているのも迫力があります。遠藤さんがろくろ挽きして作った懐かしい作品です。男をとりこにする穴窯による薪窯焼成の魅力がここにあります!! 懐かしく思えましたがそんなにも前の作品ではありませんでした。4年前の作品です。



※ 下のバナー (アイコン) は皆さんの応援クリックです! 
見たよ! という皆さんのサインになります。ワンクリックしてね!
もう一つクリックしていただくと嬉しい。別のランキングサイトも見れますよ。

にほんブログ村 

陶芸ランキング
人気ブログランキングへ
コメント

穴窯焼成作品(4)

2018-12-06 09:30:02 | 穴窯、登窯焼成作品
もう一つは足立さんの作品ですが、残念にも割れが出ていました。軽くてバランスのよいリム鉢でしたので、焼き上がりを期待してたのですが無念。穴窯焼成には少しボディーが薄かったのかな? 口縁がリム状になってたのも、薪の炎の火力で引っ張られて耐えられなかったのかもしれない?




2年前に穴窯で焼成した足立さんの大皿が素晴らしかったのでアップしましよう。


窯の中で灰と炎がたっぷりとかかり、赤松の灰が溶けて素晴らしい緑ビードロ色を呈している。そして、赤土の器肌が神秘的な色合いに曜変している。炎と灰が奏でる神秘の世界です。素晴らしい! 実物の方が一段と深みがあります。私の安物カメラでは写せません。

焼き締め作品は、器の作りが平凡だと平凡な焼き上がりになりますが、器の作りも良かったので最高の焼き上がりになっています。家宝にしたらと言ってたのですが、ご主人が怪我で入院してた時に、I病院の老先生に見せたところ大変気に入っていただいたそうで、「是非ほしい」 とこわれてあげてしまったそうです。その後も大切にしていただいてるだろうか・・・。
 


にほんブログ村 
※ 上記バナーをクリックしてね。 ポチッと! 見たよというサインです。


陶芸ランキング
人気ブログランキングへ
※ もぅ、もぅ一つ、ポチッと!! 皆さんの見たよというサインです。
コメント