陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

エロっぽくコミックな灰皿など/作品回顧展 No.41

2023-03-29 22:55:07 | 時計、表札、陶板など
 
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 ■ エロっぽくコミックな灰皿など/作品回顧展 No.41

花の二期生の作品を引き続きアップします。
アルバムに少しエロっぽくコミックな灰皿がありました。




赤崎さんの作品です。妖艶な感じに妖怪 海坊主も飛び出して・・・。
とぼけたコミックさを押し出しているユニークな灰皿です。
お世話になった方が希望された灰皿とか言ってました。
一つ付け加えます。灰皿の中底はカラーのガラスビーズなのです。
ガラスのカレットを置いて焼くとこんな神秘的な光沢を発するのです。

灰皿を作る生徒さんは意外にもいません。今までに二つだけです。
足立さんも男性からの注文で作ってましたね。前回掲載の灰皿です。
タバコの煙はコロナを拡大する要因にもなるので気をつけましょう。
タバコを何本も吸いたくなるような灰皿ですが、
海坊主がニョコっと出て来て睨みつけるよ。

赤崎さんは足立さんと仲良くしていた一回りほど下の女生徒さんでした。
パソコンの指導などをしていたようなことを。キャリアウーマンのような。
ろくろコースに入ってすぐに御用邸のある栃木県の那須に転居してました。
那須で穴窯を作るようなことを言ってたがまだ出来上がってないみたい。
穴窯造りは難しいがピザ窯をつくって高原の生活を愉しんでいるようです。

手びねりの中級コースのカリキュラムでは、赤崎さんは
灰皿とは一転して上品に加飾をしたカレー皿を作ってました。
右側はスプーンなどのカトラリー置きとか言ってました。洒落ている。




また、最初の手びねりの基礎コースでは中皿に素朴な茄子の絵を描いていました。
お皿も手びねりの玉づくりで作ります。ろくろと同じ要領で半筒型から成形します。




手びねり中級コースのカリキュラムで作陶したドンブリもアルバムにありました。
玉づくりと紐づくりで作ってます。上手に作っています。茶そば釉も高級感があります。




  <花の一期生:AHS 111>
 佐藤(真)さん、伊志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
 松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん。

  <花の二期生:AHS211>
 木本さん、足立さん、東田美佳子さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
 萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原さん、三代さん(男)

 ※ このグループは手びねりの中級コースを修了した生徒さんたちです。
  手びねりコースを修了後、手びねりを続けている生徒さんもいますが、
  ろくろコースに進んだ生徒さんが多いです。二期は今も継続してる生徒さんが多い。
  

大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
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こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

<補足> アマゾンで通信販売をしてる時に、クチコミに
嬉しいコメントをいただいていますので記載させていただきます。

「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」


どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます! 


≪陶芸の基本シリーズ連載記念の特典≫
自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版が少し残っています。
ほしい方がおられましたらお分けします。

定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円です。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


初版も在庫が少ないですがご遠慮なくどうぞ。
陶芸経験のない方でも参考になる名著です。陶芸の必読書です。
一度は読んでほしい、ためになる役に立つ陶芸の手引書です。
ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示していますが、
閲覧される方が大変多いです。さらに詳しく解説した内容になっています。



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今も活躍の花の二期生から/作品回顧展 No.40

2023-03-26 22:22:02 | 作品回顧展 シリーズ
  
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 ■ 今も活躍の花の二期生から/作品回顧展 No.40

回顧展の作品紹介の前に、一昨日の出来事から。
一昨日の夜に本焼きを始めたがエラーが発生し焼成が出来なかった。
電気窯が古くなっているのでまた電熱コイルの断線かと・・・。
急いでいる作品もあるのにコイルの取り替えとなると3週間はかかる。

朝一番に陶メディア21の安藤さんへ電話。翌日にすぐ来てくれた。
点検の結果、今回はパワーリレー(接点)の劣化と判明。
持参していた新しいリレーに取り替えてもらって直った。ホッとした。

今回の窯の中には足立さんのご主人が
趣味の仲間に上げる 10人分のご飯茶碗が入ってるのです。
「まだ出来ないの。いつ死ぬか分からない連中だから早く作ってくれ」
と急かれていたのです。お待たせしました。素敵なご飯茶碗が焼き上がります。
長寿の飯碗になりますよ。素敵なご飯茶碗でみなさん長生きされるでしょう。祝!

再焼成は窯の中に少し空きがあるので、今日来る生徒さんの
作品も釉掛けしてもらって追加して今夜に再焼成することにしました。
10時を過ぎたのでほんの今、気持ちよく窯のスイッチをON。本焼き開始。
来週の水曜日(29日)に焼き上がります。木曜日以降に持ち帰れます。
ご心配をかけましたが作品の焼き上がりをお楽しみに。

ブログの方は、花の二期生の作品をアップします。
ブログもこれから投稿します。スッキリした気分で。

  <花の一期生:AHS111>
 佐藤(真)さん、伊志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
 松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん。

  <花の二期生:AHS211>
 木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
 萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原さん、三代さん(男)

花の二期生の手びねりコースの作品から。今回は足立さんの作品です。
この頃はまだ手びねりの基礎コース ~ 中級コースを学んでる段階です。
現在はろくろで作品づくりを続けている足立さんの手びねり時の作品です。
花の二期生も多士済々の生徒さんたちです。今も継続している生徒さんが多いです。

最初の作品は手びねりの基礎コースの玉づくりの中皿です。
お皿もろくろと同様に玉づくりで作ります。ろくろと同じ手順です。
中皿には絵付けをしてもらってます。足立さんは満開の桜の花を描いています。
定年を前に趣味で陶芸か絵を習いたいと言ってただけに絵も上手です!
器の向きを間違えてますね。枝の向きは横です。首を横に傾けて見て下さい。




次は、手びねりの中級コースの二つ目の課程のドンブリです。(追加掲載しました)
弁柄(紅柄)を刷毛塗りして雰囲気があります。足立さんは弁柄をよく使ってます。




中級コースのリム鉢や輪花平鉢などの作品は連載シリーズの「日日是好日」で
紹介してますので、中級コースの最終課程の壺をアップします。
玉づくりと紐づくりで作ります。初めて作った壺ですが、個性的な
フォルムで存在感もあり色合いもいい手びねりの壺です。お家に飾ってるかな?




手びねりの中級コースを修了すると自由作陶になりますが、
勤め先だったお店のお客さんの注文で灰皿も作つています。




大きな四方皿も作っています。
木ベラでおおらかな模様を描いて黄瀬戸釉を掛けてます。




そして、織部釉をかけた大きな四方鉢もいいですね。口縁の切り方にも個性が。




次のろくろコースに入ると大きな四方平皿や四方平鉢を作る機会
が減るので、今は貴重な食器になってるのではないでしょうか。
作品は今はどうされてるのだろう。懐かしい素敵な作品たちです!


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侍ジャパンが無敗で世界一に! そこには笑顔!

2023-03-23 19:19:19 | よもやまごと

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 ■ 侍JAPAN が無敗で世界一に! そこには初めから笑顔があった!

昨日は野球のWBC(国別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック)
で 侍JAPAN が無敗で世界一の頂点に。すごいね! 嬉しいね!

ドラマかのような理想的な試合展開て日本が勝利を手にした。
決勝戦の試合は 「理想の理想の理想のストーリー」 だった。
これ以上ないような展開になった。負けた米国の監督が
 「台本があるかのような展開だった」
 「大谷はスポーツにおけるユニコーン(一角獣)のような存在だった」
と話していたが、初めから終わりまで最高のドラマだった。

予選から、準決勝、優勝決定戦まで全てが理想のドラマだった。
予選は大差で全勝で勝ち上がった。
準決勝では最終回に劇的な逆転さよなら二塁打で勝利。
ハラハラドキドキの連続だった。私には準決勝が一番しびれた試合だった。
米国との決勝戦は楽しんで観ようと思った。

決勝戦の相手は大リーガーで固めた米国だ。それも今回は超一流選手たち。
世界各国の選手も大リーガーが多いのにも驚いた。野球が世界のスポーツに。


日本も大谷選手やダルビッシュ選手など大リーガーが柱になっていた。
日本チームとしても史上最強のチームだろう。

優勝決定戦は理想的な最高の組み合わせになった。
相手は米国。決勝戦は楽しながら見た。白熱した一戦だった。

二回に村上選手のソロホームランで同点に。
さらに 1点を加えリード。四回には岡本選手の 3点目のソロホームランで 2点差に。
八回からは 6番手でダルビッシュ投手が登板、ホームランで 1点を返されたが、
最終回は打者としてプレーをしていた大谷選手が 7番手の投手としてマウンドに登場。

ドラマ以上の場面になった。日本のリード 3 対 2 で最終回が始まる。
大谷投手が一塁にランナーを出すが、ダブルプレイでツーアウトに。次の打者は
ドラマにしか描けないような大リーグで同僚の米国チーム主将の最強の打者トラウト選手。

全力で投げ、全力でバットを振る。ツーストライク・スリーボールに。
大谷投手の次の一球が投じられた。伝家の宝刀高速スライダーだ・・・。
ベースに向って一直線。ベース前で鋭く大きく鋭く曲がった。
トラウトのバットが空を切った。この瞬間に日本の勝利が決まった。

日本が勝ったのです。安打数は日本が 5安打、米国が 9安打だったが
日本が誇る強力な投手陣 7人の継投で、見事に 「3対2」 で日本が勝利した。
がっぷりの四つ相撲だった。優勝したのです。世界一になったのです。
それもスモールベースボールではなく、ビッグべースボールだった。
このチームこそが日本野球史上で最強の最高のチームだろう。

私は準決勝のメキシコ戦の時が特にしびれた。
決勝戦へ駒を進めてほしいと言う願望からである。
早朝から起きて観た。4、5時間の熱戦。リードされて終盤に・・・。

九回表の日本の攻撃は大谷選手の二塁打から始まった。
大谷選手が二塁ベース上で両手をあげ叫びベンチを鼓舞する。
四番の吉田選手はフォアボールで一、二塁に。次が村上選手。
湿っていた村上選手のバットからツーベースが放たれ、代走の
周東選手も帰り 2点が入り劇的な逆転さよなら勝ちとなった。
ハラハラドキドキした。本当にしびれるような試合だった。
6対5 で激闘を制した。手を叩きブラボーと叫んだ。

準決勝も優勝決定戦もドラマや小説にでも書かれてるかのような
いや、それ以上の理想的なドラマチックな試合展開であった。感動した!


決勝戦の試合開始前には、ベンチ前の円陣で大谷選手が選手たちに
 「あこがれてしまっては超えられない。僕らはきょう、
 (米国を)超えるために、トップになるために来た。
 きょう一日だけは彼らへのあこがれを捨てて、
 勝つことだけを考えていきましょう」 と鼓舞していた。

試合後に米国の最後の打者となったトラウト選手は
 「彼(大谷選手)は本当に厄介なものを持っていて、最後のはいい球だったね」
 と大谷の決め球を称え、「まあラウンド1は彼の勝ちってことだね」 とコメント。
 さりげなく次回 WBCでの再対決を望んだ。

野球やサッカーなどの団体競技の世界選手権は長時間にわたって一喜一憂する。

大谷選手はべーブルースを超えた世界一の選手だ。プレーは
言うまでもないが、日本チームを結束させて頼もしいチームにしてくれた。

インタビューの受け答えもこれまでの日本選手にない
広い視野、高い目線から発言していた。スピーチも一流である。
村上選手もそうだが日本選手も堂々と発言できるようになっている。

栗山監督のマネージメント力も素晴らしいかった。サッカーの森保監督にも言えることだ。
日本の野球界の 80年、90年という長い歴史が結実された時になったと感じた。

また、見逃せないのは、大谷選手のベンチ内での笑顔だった。
選手たちだけでなく、テレビで見ている我々にも元気を与えてくれた。

最後に蛇足にしかならないかも知れないが付け加えておこう。
選手たちの中には “マスク” はなかった。
大谷選手の球場での “笑顔” が非常に印象に残った。
いつも笑顔だった。絶やすことなく笑顔を振りまいていた。

それが選手たちをリラックスさせ、チームの結束を生んだ。
“笑顔” が最高のチームワークを作ってくれたと思う。

“マスク” などしてたらこのドラマは産まれなかっただろう。
全員マスクなどは負の行為でしかなかろう。
マスクのない世界が喜びをもたらす。健全である。

マスクはマイナス面の方が多過ぎる。
マスクは “病院内の処方箋” に過ぎないのです。
マスクは 「病にかかった人たちや、病院の先生や関係者たち」
がするものです。それが健全な行為であり健全な姿であろう。

栗山監督も大谷選手も次世代の子供たちへと発言している。
日本の今の政治家たちは、女性を含めて大人たちは次世代の
子供たちの成長を真剣に考えたことがあるのだろうか・・・。
ブログなどを見ていると 「化粧をしなくてすむ」 とか自己本位が多い。


 


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品のある器たち/作品回顧展 No.39

2023-03-20 22:20:00 | 作品回顧展 シリーズ

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今回は花の一期生の野田さんの作品です。
安藤さんと一緒に長く通ってくれました。
品のある作品を作っていました。以前の作品回顧展でも
手びねりの素敵な絵付けをしたリム鉢などをアップしましたが
今回のアルバムの作品はろくろコースに入った頃の器です。

ろくろコースに入ると作品が多くなります。湯呑みなどの小物が多くなる
ので加飾にはなかなか手が回らなくなります。手びねりでは数が少ない
のでいろいろな装飾ができて皆さん個性的な魅力的な作品が多いのですが、
ろくろでは左右対象の端正な形づくりになってしまうようです。ろくろでは
個性的な作品は少なくなりますが、形の整ったものが出来るようになります。
今回の作品はアルバムの No.22~27/122 の作品です。

花の一期生は全員が開校して 1年目に入会してくれた生徒さんたちです。
全員が女性で熱心な生徒さんたちでした。一人二人は在籍期間が短く印象に
残っている生徒さんですが、ほとんどの生徒さんが長く教室に通ってくれました。
今も時々来てくれる生徒さんもいます。素敵な作品が多いです。

  <花の一期生:AHS 112>
 佐藤(真)さん、伊志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
 松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん。

野田さんの初期のろくろ作品から。湯呑みです。
上品な色調です。高台も三つ足高台で可愛いです。




コーヒーカップは今も愛用しているのではないでしょうか。




ご飯茶碗は太陽のようなイメージです。




秀逸のご飯茶碗がこちらです。




小鉢も爽やかない色調です。中底には文様も入っています。




ろくろ挽きでドンブリも。織部釉で変化を。もう一つのドンブリは茶そば釉かな。

 


次の中皿は安藤さんの作品だったような? シンプルな模様だが躍動感があって可愛い。




安藤さんは関西へ転居したが、野田さんはどうしてるだろう。
ご主人を亡くされたりして来られなくなったが、娘さんが東京から戻ってきて
くれたと喜んでいたが、お孫さんもいるような生活へと変わっているのだろうか。
野田さんは小柄な綺麗な人だったが、娘さんは 170㎝以上もある長身で教室に一緒に来た
時は親子が逆になってるみたいだった。野田さんは美人姉妹としても有名だったようだ。


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参考にしたい洗練された作品たち/作品回顧展 No.38

2023-03-17 21:13:00 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ 参考にしたい洗練された作品たち/作品回顧展 No.38

アルバムの No.22~26/122の作品から。
今回は安藤さんの作品です。ろくろ作品です。
「手びねりコース」 を6~8か月で修了して 「ろくろコース」 に入ります。
今回の作品は 「ろくろコース」 に入ってから 1、2年くらいの作品です。
安藤さんも 「花の一期生(全員女性)」 です。野田さんと一緒に来られてました。
お二人は造形も装飾なども色々と工夫されて素敵な作品を作っています。
今回は安藤さんの作品をアップしますが、次回は野田さんの作品をアップします。

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 松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん。

安藤さんは、湯呑みにもそれぞれに趣のある加飾をしています。
ろくろコースは 「湯呑み」 を挽くことから始まるので湯呑みが多くなります。
湯呑みも色々な形状のものがありますが、夫々にマッチした絵付けをしています。
少し慣れてから「小鉢」「飯碗」「中鉢」「ドンブリ」・・・ づくりへと進みます。

  

 


ご飯茶碗には洒落たストライプ模様を。




小鉢は蓋付きに。蓋はタタラづくりでゆがんでるが後日作り直していた。
小鉢の底の高台も輪っかではなく可愛い三つ足にしています。




ビアマグはスマートなフォルムに。泡立ちがよくビールも旨い備前土。




次の輪花の中鉢も素敵な器です。火間を残した巧みな釉掛けです。フォルムもグー。
さらに、高台を “四方(よほう)高台” にしています。左の中皿は工夫した “桜高台” に。

 


次の中鉢は四方形にして、ピンクを配し桜の文様を浮き立たせています。

 


次の中浅鉢も使い勝手のよい器になってます。左は赤土に飴釉か、右は透明釉か。

 


変形した鉢も作ってます。この鉢はタタラづくりです。




ドンブリは存在感のあるフォルムに。そして三つの釉薬を組み合わせて素敵な色調に。

 




次のドンブリでは淡い色調の温かみのある器に。




安藤さんは全ての器に創意工夫を凝らしています。魅力満載の器です。
その後、安藤さんは大阪に転居しましたが、電動ろくろと電気窯を買って
マンションで作陶を続けていました。写真をメールで送ってくれたことがあります。
一段と洗練された素敵な器を作っていましたが今はどうされてるのだろう・・・。

河原内陶芸祭に出品する作品づくりの時は夕食も抜きで
真夜中の 12時まで教室で作業をしてました。伝説の人になってますが、
その作品は大分市の陶芸祭で 「審査員特別賞」 を受賞しています。
暫くしたら受賞作品をアップしましょう。桜の花を象嵌した素晴らしい花器です。


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