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この 1週間、日本は大寒波に覆われた。
部屋の暖房は冬は 22~23℃にしているが、今回は寒さを感じた。
温・湿度計を見ると湿度が何と 19%になっていた。極端に低い。
湿度が低いと体感温度はさらに低く感じる。乾燥してると冷たさを感じる。
冬は湿度が低いがそれでも通常は 30%以上はある。寒いわけだ。
夏などは湿度が高いとなかなか冷えない。湿度が空調を左右する。
大分・九州で生活してみると東京よりもかなり寒く感じた。
東京ではマンションだったが、こちらは一軒家の日本家屋。
日本家屋だと隙間が多いので何処からか冷気が入ってくるようだ。
風呂に入る時も極めて寒い。窓ガラスからも外の冷気が伝わってくる。
二重ガラスにするとよいのだろうが、それも出来ない。
ホームセンターに行って窓ガラスに貼る 「断熱シート」 を買ってきた。
プチプチのある断熱シートだ。冬は暖かく、夏は涼しいと記載されていた。
プチプチと言っても梱包用ではない。三層構造の断熱用に作られた商品だ。
商品には 2~4℃違うように書いてあったように記憶する。これを買って来て
北側の風呂場、化粧室、トイレ、キッチン、和室の窓ガラス全面に貼り付けた。
これは良かった。冷たさを少しだがやわらげてくれた。
断熱シートは水をスプレーして貼り付るので取り付けも簡単。
北側の窓は、すりガラス(凹凸ガラス)でシートの付きが悪いので、
四方(上下左右)を両面テープで固定した。住友3Mのアクリルフォーム
基材の粗面素材用のスコッチ 超強力両面テープで留めたのもよかった。
10年以上経つが剥がれもない。傷みもない。まだまだ持ちそうだ。
南側の書斎の方にも窓ガラスの下半分に断熱シートを貼り付けた。
これも結構よかつたが、これは水貼りしただけなので 3年ほどしたら
剥がれるようになった。剥がれた時は水を再スプレーして貼り付けている。
書斎の方は直射日光が当たるせいかシートの傷みも早いようだ。
一枚だけ貼り替えた。透き通ってるのが新しいもの。右側が古いシート。
古い方が不透明で、和風の障子柄も良かったのだが買い替え時にはなかった。
このシートは断熱に結構役立っている。
結露防止にもなるようだ。窓に貼り付けてよかった。
夏は夏で直射日光を遮り、暑さをやわらげてくれるのでいい。
窓の上の方に黒っぽく見えるのは屋外の日よけ用のすだれ 「サンシェード」 。
夏は直射日光を遮ってくれるのでこれも大変よかった。これも取り付けには一工夫。
今回の大寒波では、以前に窓際に置いたこともある
折り畳み式のボードも書斎の窓際に立て掛けてみた。冷気は
窓ガラスの下部から伝わってくるのでこれも無いよりは良いようだ。
これだけで冬の寒さを防げるものでもないので、
風呂に入る時は、更衣室と風呂場をオイルヒーターで温めている。
窓に断熱シートを貼ってるので暖まり具合も比較的に早い。
断熱シートは結構いいものだと実感している。
南側の和室の方は、障子もあるので断熱がよく効いている。
日本の障子は断熱効果が高い。夏の暑さも少し軽減してくれる。
冬は窓ガラスやフローリングの床から伝わってくる冷気が冷たい。
窓ガラスに断熱シートを貼ることで冷暖房効果を高め省エネにもなる。
高床式の家なので、1階の駐車場を陶芸教室にしたが、
床と天井と柱がコンクリートだったので、窓を少なめにして、
50㎜厚の断熱材を壁にびっしりと詰めてもらった。
冬は暖かく夏は涼しい教室になった。これもよかった。
家を建てる時は、
壁に 80~100㎜厚の断熱材を入れて、二重の窓ガラスにするとベストだろう。
10年前に太陽光発電設備も設置したが床暖房にするのもよいのだろう。
6.6kWのソーラーで電化にしたのも大変よかったが床暖房まではしていない。
乗用車もこの設備で充電できる時代が来るとよいが、充電スタンドなども必要になるのかな。
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