陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

孫8人の飛来

2019-08-21 00:02:03 | オジマのブログ
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この夏も子供たちが帰省してきた。今回は3家族が同時に来た。夫婦3組と孫8人の計14人である。敷布団と枕も二枚追加購入した。8畳二間をぶちに抜いて、布団を縦横に並べて雑魚寝をしていた。私だけ個室でノンビリしてた。誰も何も言わない。雑魚寝も楽しいようである。次男が不思議によく寝れたと言っていた。部長に昇進したようだがリラックスできたのだろう。孫たちは、一日中、寝るまで賑やかに遊びまわっていた。

この10日間は、我が家は夏の甲子園球場のように熱気に包まれていた。おもちゃや、人生ゲーム、ドンジャラなどで遊んだり、走り回ったり、卓球ボールなどを投げあったり、ラケットで打ったり、家が壊れるのではないかと思うほどであった。不思議に障子も襖も破れてない。

孫たちは陶芸も大好きだ。陶芸をやったり、隣接する 豊の国健康ランド の温泉プールで遊びまわったり、健康ランドの中2階の大ホールで遊戯施設やカラオケに興じたりと、大分での夏休みを満喫していた。昼食や夕食時には、別府の 潮騒の宿・晴海 にランチと温泉に行ったり、みんなで別府市の別府冷麵や天丼を、大分市内ではカルビ丼などの 〇級グルメを食べに行っていた。浮き袋を買って豊後高田の真玉海水浴場や、球戯を持って久住高原などにも遠出をしていた。

1組は台風が来たので滞在が伸びた。孫が 「台風が来て嬉しかったの初めてだ~!」 と大喜びしていた。孫たちは従兄弟たちと遊べるのが一番愉しいようだ。ほぼ全員が10日間ほど滞在していた。家内も一緒に UNO などを楽しんでいた。昼食、夕食作りでは大変だったようだが、家内は兄弟が多かったので、賑やかなのがいいみたいだ。それぞれが自由に行動してたので、私は意外にも楽だった。普段と同様に陶芸教室で生徒さんの指導や、孫達の作品の釉薬掛けを行ったり、自分の部屋でブログ書きなどをしていた。この合間に、全員を近くの書店に連れて行って好きな本を買って上げた。帰りにはセブンイレブンに立ち寄り、好きなアイスを選ばせた。親たちの分も選んでいた。帰宅後、みんなで美味しそうに食べていた。

この期間のスナップ写真を遠慮がちに少しアップしてみよう。
一つ目が、最初に二人旅で来た孫二人。紙で鉢巻と手旗を手づくりして、甲子園に出場した私の母校・米子東高を応援してくれた。盛り上がった。応援後は陶芸を楽しんでいた。小3の孫は自由研究に出す陶板手形を作っている。午前中も午後も陶芸に熱中していた。





二つ目が、お墓参りの帰りに立ち寄ったケーキ店での全員写真。それぞれ好きなケーキと飲み物を注文。お昼前のひと時を楽しんだ。16人全員が座れてよかった。



三つ目は、最終日に孫たちがバアバとオジマに贈ってくれた寄せ書きの洒落た色紙である。楽しかったことや感謝の言葉が記されている。一番下の5歳の孫も上手に書いている。「たのしかったよ」 と。名前も自分で書いている。うれしい贈り物だ!! これからもみんな明るく元気に育ってほしい。





また、夏休みは、家庭内で子供を “躾ける” ときでもある。男親の出番でもある。アメとムチの使い分けが必要だ。私も親父も祖父も親から叩かれて教えられてきた。子供たちにもそうしてきた。昨今の暴力的な体罰ではない、愛のムチだ。ゲンコツや平手打ちであった。言って聞かせて分かればよいがワンパク盛りである。

 「孫が社会に出て恥をかかないように」
 「親が無責任と言われないように」
 そして、「それが、孫の成長へとつながって行く」

食事のマナーから始まって日常の所作まで、親が根気よく “躾けて” 行かねばならない。子供は何も知らないのだ。難しいことでもない。「肘をつくな」 とか、「両手で食べろ」 とか、正しい姿勢で食べるという初歩的なことである。感謝の気持ちも芽生えるだろう。残り少ない夏休みだが、親として手綱 (たづな) をきちんと締めて行こう。それは、その後も続けて行かねばならない大事なことである。


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玉づくりの作品

2019-08-19 00:02:39 | 手びねりのこと
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手びねりは 「玉づくり」 が基本です。陶土をボールのように丸くして、手ろくろの上に置いて成形します。手の平で叩いて円柱状にします。そして、両手の親指で穴をあけて、外側に土を寄せて厚みのある半筒型にします。電動ろくろでは、「土取りをする」 と言います。同じです。それから、両手の指で摘まんで寄せて、胴体を薄くしながら高くして行きます。手びねりも電動ろくろも手順は同じです。回転してるか、してないかの違いだけですが、手びねりも中級コースに進級すると、電動ろくろを同じように回転を入れて成形します。

基礎コースでは、回転は入れずに薄くして高さを出します。次に、胴体の内外をコテで上下にならして仕上げます。最初はこの手法で成形しますが、基本どおりにコマメに行うと、ほぼ左右対称の器が出来ます。

最初に、湯呑みとコーヒーカップを作り、次に小鉢と中鉢を作ります。それから、中皿を作ります。全て玉づくりで行います。手びねりでも、中皿や大皿が出来るようになります。

下記にアップした作品は、基礎コースの第三、四課程の小鉢、中鉢と、第五課程の中皿です。宏さんの作品です。もう少し慣れてくると、思いどおりに成形できるようになります。さらに中級コースへ進級すると、回転も入れるので、電動ろくろで成形したような作品が出来るようになります。基本どおり作陶すると使える器が出来ます。

基本的な作り方については、拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』 に詳述しています。基本を知らないと余分な労力などを費やすことになります。回数を重ねれば、どんなやり方でも作れるようになるのも陶芸ですが、趣味でやるからこそ、手びねりでも電動ろくろでも、作陶の基本を知って欲しい思っています。アマチュアだからこそ使えるものを作りましょう。









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手びねり基礎コースの小皿

2019-08-17 00:06:57 | 小皿、中皿、大皿
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手びねりの基礎コースでは、陶芸の基本的な作り方を学びます。
まず、「玉づくり」 で色々な食器を作ります。基本的な作り方です。
湯呑み、コーヒーカップ、小鉢、中鉢、中皿をそれぞれ2個作ります。
次に、「玉づくり」 と 「ひもづくり」 を組み合わせて花器を作ります。
そして、「タタラづくり」 で丸い小皿を作ります。タタラ作りを学びます。
陶芸では、板状にしたものを “タタラ” と言います。
今回の作品は、この 「タタラづくり」 で作った宏さんの小皿です。

作り方は、丸く整えた陶土を叩いて平らに広げます。
陶土の量は必要量の1.7倍にしました。大きめのサイズに合わせました。

次に、左右に6㎜の厚みのタタラ板 (定規状のもの) を5枚置いて、
延べ棒を使って、成形サイズより少し大きめに広げます。
(最上段と最下段にも、3㎜と2㎜のタタラ板を置いておきます)
延べ棒で広げたら、左右に置いた最上段の3㎜のタタラ板を取り外して、
切り糸を使って上部から順次、6mm厚の板状にスライスするように切ります。
大きめのサイズで、4枚取りする予定でしたが、無駄な土が出ないように
二段階に広げてカットしたので、6㎜の厚のタタラ (板) が6枚とれました。

次に、1枚ずつ、両面をコテでならし土締めをします。
そして、このタタラの上に円形の型紙を置いてカッターで切ります。
丸い形状の平皿になります。その周囲を両手の指で立ち上げて行きます。
丸い小皿が出来上がります。文章で説明するのは難しい。

直径が12.5㎝と18.5㎝の丸皿に焼き上がりました。
使いやすいサイズの丸皿です。お皿には 「誠」 と言う字や、
石仏印のお皿には、「心」 や 「無心」 と言う字が手書きされています。
誠実な真摯なお人柄が滲み出ていますね。グ~!


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ハワイ帰りの林修先生?!

2019-08-15 00:02:03 | 箸置き、フィギュアなど
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3,4回にわたり文章術の本のことを書いてきました。
さまざまな知識、学問のこととなると、やはり、
この人に登場してもらわない訳にはいかないでしょう。
現代の学問の神さまです??! 「今でしょ!」 の
林修先生に登場願って文章術のシリーズを締めてもらいます。
ちょっと日焼けをしてるみたいです。ハワイでバカンスをしてました。



この作品は、古田さんの最新作です。リアルですね!
特徴をよく捉えてる! 目も鼻も頬骨もそっくり!! 誉れ高き鷲鼻です。
そして、林修先生の目と口と手を見て下さい。目を大きく開き、
口角から泡を飛ばさんばかりに熱っぽく語っています。
両手を大きく広げて皆さんに説いてくれているのです!!



全てのことを “吸引” してくれるようです。
夏休みの宿題をしてるお子さんも、受験勉強をしてる学生さんも、
この写真の像を拝みましょう。 「いつやるか? 今でしょ!」
ご利益 (ごりやく) があるよ!!

今回の本焼き作品の第一弾です。
作品をアップするのが少し遅くなりましたが、
引き続き、何回かにわたって生徒さんの本焼き作品をUPします。
また、古田さんの過去のオブジェやキャラクター作品を観たい方は、
こちらへ ・・・ こちらにも ・・・。




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ノンビリとした気分で!

2019-08-13 00:23:07 | ブログなどの課題
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さらに一冊、本を借りた。
 編集会議 編集・ライター養成講座 『読ませる!! プロの文章術』 だ。

特に意味合いがある訳でもない。目次を開くと例文として 「中野サンプラザの告白」 や、「方南って、何でほうなん?」 「『吉祥寺』はどこにある?」 「彼女と遊べない街、阿佐ヶ谷」 のタイトルが次々と目に入って来たからである。長く中野に住んでいたので中央線沿線は懐かしい。又、「増上寺に思う」 は丸の内から近かったので興味を引いた。



この本には、受講生の 「作文」 が 4頁ほど掲載されていて、その作文に対する筆者の 「講評」 が記述されていた。こういう構成の本を読むのは苦手なので、逆に、講評を読んでから、生徒さんの例文を読んだ。

4年ほど前のことだが、大分駅新ビル4階のコーヒーショップで北大路魯山人の随筆 『魯山人陶説』 が販売用として売られていたので買った。17ページほど読んで読むのを止めてしまった。人気の本のようだが文章が硬くて疲れるのだ。それ以降も 2、3度ほど開いてみたが、いつも20頁くらいの所で止まっていた。その先に進むことがなかった。2年ほど前に、何とはなしに後半から読んでみた。面白かった。こんな読み方があるんだと思った。それからは、後ろから読むことが多くなった。前から読むと長く感じる本が、後ろから読むとすぐに読み終わる感じだ。

という訳で、この本も逆に 「講評」 を読んでから 「作文」 を読んだ。専門家の筆者の人たちは、受講生の作文を、多い時などは、一日に50篇も読むそうだ。こういう例文を読んで、上手に批評できるものだと感心する。それが専門家なのだろう。私にはいい文章なのか、わるい文章なのかは、皆目、分からなかったが、例文の中には、面白い内容のものも二つ,三つあった。「中野サンプラザの告白」 や、「塀の中に住む人々~東京拘置所」 「南越の越南川」 などである。

実は、この本を借りてきた理由の一つが、“表紙のイラスト” なのである。ホットした気持ちになれる。本文の中に挿入されてるイラストでも息抜きが出来た。皆さんもこの写真の表紙のイラストで一息つけるのではないでしょうか。

コーヒーを飲みながら、こんなノンビリした気分で文章を書いてみた~い ♪~♪


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