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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

職人不足

2014年01月23日 | コラム

皆様こんにちは 

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

先日の北海道新聞の記事に除雪に必要なオペレータが不足している為に

除雪がままならない事が出ていました。

オペレーターになるには最低10年掛かると書いてありました。

小泉政権時から公共事業の減少が続き、さらに民主党政権時は「コンクリートから人へ」との

スローガンのもとにさらに公共事業の縮小が続き、建築土建業に従事している業者が次々に倒産廃業に追い込まれました。

2011年(平成23年)3月11日(金)の東日本大震災を経験して被災者に救援物資を届ける為の

道路のがれきを取り除いたのはほかならぬ公共事業に従事していた

土建業者達が重機を使い道路を切り開いてくれました。

公務員も人員削減や人件費削減やを行ってきましたが、

未曾有の災害が起きた時に国民を助けてくれた自衛隊や警察や

消防や海上保安庁の方達もみな公務員の人たちで県庁や

市町村役場の地方公務員の人たちや国家公務員の方達が、国力であり

国の宝だと私は思います。

 

私のお客様の呉服業界の方達もかつては花形の業種でしたが、

現在は最盛期の数分の一になりました。

当然そこで働く人たちも統廃合が進み、きちんとした物の価値や知恵を持った

人が減り、運営ままならない状態が続いています。

数年前にお孫さんが外国でピアノの弾くときに着物を着たい為に

お母様(娘さん)の着物の裄出しの仕事が舞い込みましたが、

繁華街の有名呉服店数件を回りましたが、自店の販売でない商品は取り扱わ無いと断られ、

ある呉服店に教えて頂いたとおっしゃり、当店にいらしゃいました。

当店では家内が仕立てをしているので対応出来る事を伝えるととても喜んでいただきました、

他にも洋服の業界も変わりません。

洋服の裾上げや袖つめ等のお直しの出来る技術者(職人)が減り

近い将来に、高等学校の入試後に制服を購入しても入学式に間に合わない事が

目の前に迫っている様に感じます。

クリーニング業界も、機械化が進み、技術職が減り、きちんと掛けなければいけない

手間を省き似たような道をたどりつつあります。

本来職人は、一つの仕事を長年に渡り従事してきている人たちです。

彼らがいないと何も出来ません。

しかし私たち職人も、仕事に真摯に向き合って行かないといけない事も分かっています。

お客様も物価値や職人の仕事理解していただける事を心より願っています。

 

オーダースーツの古いヤケ直しは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

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