皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
紋屋さんから作家物の小紋袷の仕立て替えの為に洗い張りをして欲しい
とのご依頼です。一人で作業している事をしっているので解いて来て
下さいました。
小紋袷(作家物)
沈殿藍染技法田中輝夫となっています。
沈殿藍染技とは、濃縮された染料を一旦得るのが沈殿藍の技法です。
生葉を水に漬け成分を沈殿させることで植物から染料を抽出します。
沈殿させた泥状の藍成分「泥藍」を使用する染め方と、泥藍を乾燥して
得る「藍錠」を使用する染め方があります。
小紋袷(作家物)は縫い後
解いて有る小紋袷をロックミシンでは縫いを行いました。
表地はしぼのある縮緬生地です。
小紋袷(作家物)洗い張り中
洗浄液に漬けこむと藍がかなり出て来ました。
色止め剤にも入れましたが、かなりの色が出て来ました。
以前に藍染の作務衣を洗いましたが色落ちが酷くて色が止まりません事を
思い出しました。
小紋袷(作家物)洗い張り後の生地の収縮
洗う前は1尺(38cm)あった表地は7寸5分(28.5cm)になり2寸5分(9.5cm)収縮しました。
小紋袷(作家物)仕上げ後
水洗いで収縮した表生地も仕上げ機(テンター機)で湯のしを行うと元の生地幅
1尺(38cm)に復元しますのでご安心ください。綺麗に仕上がりました。
着物と洋服のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
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