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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

仕事の本質

2014年01月20日 | コラム

皆様こんにちは 

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

先日テレビ東京系のテレビ番組「和風総本家」を見ていました。

金沢漆器(蒔絵)の職人さんの番組をやっていました。

全て一から十まで手がける事をやっておりました、

現代で言うセル生産方式でやっている事を知りました。

そういえば、30年前に見せて頂いた加賀友禅の工房も

セル生産方式でやっていました。

それに対して京都等の産地では、分業の細分化が進み

従来のライン生産方式が取り入れられいます。

一人の作業の職人さんが欠ければ、その先はストップしてしまいます。

どちらも、メリットとデメリットがあります。

和裁も国内縫製では、一人の職人が、見積もり、柄合わせ、断ち入れ、縫製、仕上げまで

作業している事(セル方式)が、多いと思います。

海外縫製の場合は、全てライン生産方式と聞いています。

日本人の技術者が現地で指導して、全て部分縫いをさせ、現地の人間に

独立されない様にしています。

和裁は、きちんとした採寸が非常に大切で有ると思います。

どんなに優秀な職人でも、他人が採寸した寸法表どうりにしか、縫えません。

当店のお客様の中でも、百貨店で購入した着物や他店で仕立てた着物の

着心地が悪く当店で、再直しした事が、何度のあります。

やはり採寸と縫製が同じ人間の方が良いように感じます。

他にも当店では、実際に作業している、私自身がお客様のお話を良く聞き

一枚一枚のお客様のお気持ちと着物の気持ちを汲みながら接客をしています。

出来るだけ綺麗になって頂きたい事と着物の寿命を伸ばす事等、

根本的な解決とお客様のご予算に応じた作業に心がけております。

お正月に親類の家に挨拶回りに行った時に、一昨年に屋根からの雨もりの修理に

今あるトタン屋根の上にもう一枚トタンを張り修理して、多額の費用を掛けたが

今年また雨もりがする事を聞き、再度修理しなければいけない事を聞きました。

やはりどの業界でも、物事の本質を見極め、最善の修理をしないといけない事を再認識しました。

当店もセル方式を採用しています。

着物と洗い、しみ抜き、仕立てを行う、技能士が接客及び作業を承ります。

 

着物のお手入れと仕立ては

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

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