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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

泉州生洗い本舗おくなが 三年間の修行時代7

2013年07月05日 | 山三 三ツ屋染舗について

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

修行二年目の当時、作業場には四台の仕上げ台が有りました。

まだ現在のようなバキューム台はなくバキューム台の開発試作機が二台と

手作りの仕上げ台(バキュームなし)と最新鋭のバキューム台が一台有りました。

アイロンは電蒸アイロンで電気式卓上ボイラー二台で行っていました。

最新鋭のバキューム台は吸い込みもよくとても仕上げやすかったです。

仕上げながら色掛けやすれ直しや金加工を行っていました。

先輩達と競争しながら仕上げを行いました。

後輩達のしみ抜き作業後の状態を見られたので、技能の上達具合もよくわかりました。

時々師匠が出張講習後に、講習受講後にしみが抜けない物や、クリーニング店のクレーム品もありましたので

しみ抜きをやり直しや色掛けを作業していると、他の業者さんたちが出来ない事や

何に困っている事が手に取るように理解出来ました。

他の受講生の再直しをしていると自分もそれなりに進歩して来た事を少しずつ手応えを感じる様になってきました。

ある時にピンク色の付下げのお尻の部分が広範囲に汚れていました。よく見ると汚れの中しみがあります。

現在では丸洗いで再洗いして落とすか洗い張りにするかと考えます。

店の方に相談(提案)すると、とても叱られてしまいました。

現在では叱られた理由はわかります

しみ抜きで処理しようとすると、輪じみやその広範囲の部分の一部きれいになり

色掛けでかえって汚さなければいけなくなりますので、綺麗にするか、色掛けして汚すか

究極の選択になります。着物の事を考え、根本的な解決をしたいと考え初めたのもこの頃

からでした。なんせ汚し色の色合わせはなかなか困難な作業ですから・・・・・・。

なかなな色が合わず何度もやり直しを行い修正していきました。

丸洗いの洗浄力にも少しずつ疑問に感じ初めていました。

仕事にも少しずつ疑問が湧き出してきました。

修行が明けたら、自分の進む道を少しずつ模索し始めました。

着物のしみ抜きやお手入れでお困りな方や

洋服のしみやメンテナンスでお困りな方は

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗を是非ご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

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