思いつくまま感じるまま。

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何でもありの記録
HN天道(てんとう)

古今集講座の日

2010年03月05日 | Weblog
今日は月一の古今集講座の日だった。

小野小町の歌が出てきて、講師の国文学の名誉教授さんはえらい乗ってた。
小野小町の末路は哀れだったようで、晩年は荒れ野で行き倒れて誰知るでもなく骸骨と化して、ドクロの目のくぼみからススキが生え出して、風が吹くと「痛い、痛い」と泣いていたそうだ。
その風景を描いた絵があるそうだ。

美人は冷たいそうで、ある男に言い寄られ「フン」とばかりに「100回通ったら会ってあげる」と嘯いたそうだ。
「百夜通い」と言う有名な話だそうで99回目を最後に病で死んでしまったそうです。
その男の呪いもあるようです。

話は飛んで中国の美人にまで及びます。
「西施」と「虞美人」です。
共に中国の「三国志」に出てくる紀元前の美人です。

芭蕉の句に
  象潟や雨に西施がねむの花
とも歌われていたりしているそうです。

美人薄命とも言いますが、美人は結構哀れな末路を辿っておりますな。
男にチヤホヤされて本当の自分を見失うのでしょうか。

自分を美人と思っているそこの方、あまり鼻にかけてはいけませんよ。