永田町で陳麻婆豆腐を食す！ 赤坂 四川飯店

　午後からの会議に出席するため、永田町に到着したのは12時15分。時間はあまりなかったが、「陳建民が開いた日本初の本格四川料理店」でランチをいただこうと全国旅館会館という地味な名称のビルを目指す。静かな官庁街の古ぼけたごく普通のビルだが、エレベーターを6階で降りると広いフロアは満席の盛況で、10人ほどが席に着くのを待っていた。
　チャイナドレスのお姉さんにどれくらい待つか尋ねると、10分くらいで席に案内できると言われたので、残り30分あれば大丈夫だろうと見込んで名前を告げ、ソファにかけて待つことにした。

　おひとりさまから昼間からビールを飲む団体さんまで、老若男女いろんなお客さんで賑わってるな～と待つこと15分。時間がないと焦り始めたところでやっと席に案内された。


　4人掛けのテーブルには1人分の食器がすでにセッティングされている。あたたかいおしぼりで手をふき、お茶をいただく。注文はもちろんランチセット1,260円を陳麻婆豆腐で！
　8分後に運ばれてきたランチセットは、陳麻婆豆腐にスープ・漬物・おひつに入ったたっぷりのご飯がつく。


　山椒のきいた陳麻婆豆腐は、ラー油もかなりたくさん使われている。山椒の「麻」と唐辛子の「辣」でご飯がすすむ～。2膳おかわりしてしまった（＾＾；
　スープがやさしい味付けだったのでよかったけれど、さすがに麻婆豆腐だけというのは、量も多いし、少々飽きてしまう。1人よりは、複数できて、いろんなおかずをシェアしながらいただくのがよさそうだ。
　食事がおわりそうな頃合いで冷水も運ばれてくる。そつのないサービスだ。ヒーハーしながら、がつがつと食べおわり、ゆっくりする間もなく13時少し前に会計を済ませた。ポットでサービスされるお茶をおかわりしながら、杏仁豆腐もいただいてみたかったな～。ごちそうさまでした。

★★★☆
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店名■赤坂 四川飯店
住所■東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館ビル　５Ｆ・６Ｆ
電話■03-3263-9371
営業時間■ランチ 11:30～15:00(L.O.14:00) ディナー 17:00～22:00(L.O.21:00)