町のおそばやさんの正しい姿 房州屋 新町店

　お天気のよいゴールデンウィーク！とはいっても、家族はみんな出かけてしまい、1人なので散歩がてら市立図書館まで行き、お昼をこちらでとることにしました。
　旧佐倉町のメインストリート新町商店街もシャッターや空き地が目立ってだいぶ寂しくなりましたが、「昭和7年創業以来、自慢のそばを作り続けて3代目」というこちらはあたくしがコドモの頃からかわらぬ、町のおそばやさんのあるべき姿を保っているお店です。
　店内はテーブル席と小上がりがあり、メニューはどれもお手ごろ価格。そば・うどん・丼物・定食・セットメニューに中華そばまであるところが泣かせます。季節品の冷麦や冷やし中華もあります。
　三世代(?)でお店を切り盛りしているらしく、かなり年配の店主夫妻(とおぼしき2人)が厨房に立ち、若主人(と思われる男性)は出前に行っているようです。

　店内は働くおじさん達や家族連れ、観光客風のご夫婦など先客が3組。佐倉市観光協会発行の散策マップによれば、天ざる940や三味そば1,300がおすすめのようですが、とろろそば730を注文しました。
　麻賀多神社そばの房州屋本店のとろろそばは舟形の器にはいってますが、こちらは普通のせいろです。とろろには、ウズラの卵と青海苔。佐倉特産の大和芋ではないのでさらっとしておそばにはからみやすいですが、青海苔がちょっと邪魔な感じですね。おそばは太めでコシはあるけどカドはたってません。量はたっぷりあります。おつゆはあまめ。
　
　房州屋本店は歴史を感じる建物で観光客も多く待ち時間も長いですが、こちらの新町店は地元密着の気軽なおそばやさん。いつまでもこのままがんばってほしいなー。

★★★


　
店名■房州屋 新町店 （ぼうしゅうや）
住所■千葉県佐倉市新町202
電話■043-484-0325
営業時間■10:00～19:00

季節の野菜と山菜がたっぷりの天せいろ うぶすな

　日曜日のお昼に夫と 2人で行きました。公式サイトによれば土日祝日は混雑するので予約してくださいとのことなので、12時半に席だけ予約。なるほど食べログ見てなかったら訪れることはないであろうという住宅地の中にひっそりとあるお店です。駐車場がよくわからず違う場所にとめてしまったらお店の方が外にでてきてあそこにとめて下さいと指示をしてくれました。

　1階は満席で、2階のお座敷にとおされました。8畳間に座卓が3卓。私達以外は要予約の季節のそば懐石を召し上がっているようでした。1階にはBGMが流れていますが、2階には何もないのでお隣のご婦人方の「やっぱりご飯がないともの足りないよねー」なんていう話し声がつつぬけなのがちょっと気になります。
　
　いつものとおり夫は鴨せいろ1,680、私は天せいろ1,680、ついでに三色もり1,050まで注文してしまいました。「鴨の火のとおし具合はいかがいたしますか」と聞かれて、今までそんな細かな注文をしたことがなかったので「普通で」お願いしました。うーむ、期待が高まります。天ぷらは時間がかかるということも言われましたが、そばを揚げたのをぽりぽりといただきながら待つことにしました。

　蕎麦猪口、薬味、そばつゆはすぐに運ばれてきましたが、天ぷらがきたのは注文してから45分後。つゆはほどよく冷えているし、葱はとても丁寧に刻んであるので、お蕎麦と一緒にだしてくれてもよかったように思います。
　でも！天ぷらは待った甲斐がありました！こごみ、行者にんにく、独活、筍、ピーマン、さつま芋、南瓜、谷中生姜、大葉、舞茸、海老など盛りだくさん！塩と温かい天つゆがそえられ、からっと揚がっていて美味しくいただいたのですが、とても1人で食べられる量ではなく、夫に半分たすけてもらいました。「半」天ぷらでも十分な気がします。
　三色の、ゆずは極細で白くほのかなゆずの香りがします。田舎は太く、せいろは細めでどれも非常にコシが強いです。
　鴨せいろの鴨は「普通」の火のとおし方でお願いしましたが、かなりレアに近い感じでした。私にはお肉のくさみが感じられて、おつゆが堪能できませんでした。

　店主は和食の料理人だった方ということなので、季節の懐石コースをいただくほうがよかったのかもしれません。ゆっくりお酒もいただきたいし、甘味の自家製黒蜜寒天と蕎麦湯でたてた抹茶も気になるし。もう少し便利な場所にあれば気軽に行けるのですが。　

★★★☆



店名■うぶすな
住所■千葉県千葉市花見川区さつきが丘2-29-13
電話■043-258-6715
営業時間■11:30～15:00 17:00～21:00

四街道のフレンチレストラン ファミーユ・アシェット

　土曜日のランチに夫と2人でうかがいました。四街道駅から徒歩5分ほどのフレンチレストラン。店内は4人掛けテーブルが4卓と2人掛けが2卓とこじんまりしてアットホームな雰囲気です。

　ランチメニューは3種類、すべてのコースにシェフのおまかせ前菜盛り合わせ・パン・デザート・コーヒーor紅茶がつきます。
パスタコース1,365：本日のパスタ（ブロッコリーとホタテのトマトソース）
レジェールコース1,785：魚料理（ホウボウと海老のポアレ香草ソース）or肉料理（牛肉のバルサミコソース）
ディジュネコース2,205：レジェールコース＋小さな前菜（生ハムのオープンサンド）＋本日のスープ（生海苔のクリームスープ）

　私はレジェールコース（魚料理）、夫はディジュネコース（肉料理）とグラスワイン525を注文しました。
　グラスワインはすぐにきたのですが、小さな前菜がくるまで10分、それから10分してやっと前菜盛り合わせとパンが登場。蟹、海老、帆立、烏賊などいろいろ楽しめました。…でも、スープがくるまでまた15分、メインまでまた15分、デザートはさらに25分後と、フルコースでもないのに食事がおわるまでに1 時間半かかってしまいました。先客は3名、私達の後は4名だけだったのに、ちょっと間があきすぎです。厨房とホールが1人ずつのようですが、もう少しダンドリがよくてもいいんじゃないかなー。
　メインのボリュームは少なめですが、まあまあ普通。パスタコースは同じ前菜とデザートがつくので、次に行く機会があればパスタコースのほうがお得な感じがします。

★★★



店名■ファミーユ・アシェット （Famille Assiette）
住所■千葉県四街道市四街道1丁目21-13 （地図を見る）
電話■043-423-8611

おしゃれな焼き鳥屋さんでランチ 鳥万

　平日の午後1時過ぎに1人でランチに行きました。千葉駅近くの焼き鳥屋さんです。数年前に2階のお座敷で宴会をしたことはあるのですが、1階でのランチは初めて。焼き鳥屋さんらしからぬ和風モダンな明るい雰囲気で、女性一人でもまったく問題ありません。1階は、カウンター7席、テーブル席は、10人掛け1卓、2人掛け2卓、 4人掛け4卓です。

　席につくと、お茶と温かいおしぼりがさっとでてきて、てきぱきと注文をとってくれます。
　ランチメニューは、唐揚定食・カツ定食・バター焼定食・焼き鳥丼定食の4種、どれも900。プラス250でグラスビアをつけられるというのが焼き鳥屋さんらしいですね。事前調査では唐揚が特徴があってウマイらしいということで、唐揚定食を注文しました。

　しばし本を読みつつ待っていると、あとからきた常連さんらしいグループの若い男性が「唐揚、半ライスで」と注文している！げっ、おばさんのあたしが普通のライス食べちゃったらカロリーオーバーもいいとこ…と落ち込んでいると、唐揚定食が登場しました。写真（ぼけぼけですいません）の唐揚にご飯、お味噌汁、香の物がつきます。ご飯の量は多い！マイご飯茶碗の3杯分くらいあります。

　唐揚は、衣が片栗粉なので見た目は竜田揚げみたいですね。揚げたて熱々でお肉はジューシーで美味しいけど、私としては下味がもう少しついていないとご飯のおかずとしてはもの足りない気がしました。お味噌汁がちょっとしょっぱいのでなおさらお肉の薄味が気になります。焼き鳥丼にすればよかったかなー。白いご飯ももう少し美味しいとうれしい。それでも、ご飯を残すのはしのびないので全部いただきました。完全に食べすぎです。次は、絶対半ライスにしなければ！

★★★☆

店名■鳥万 （とりまん）
住所■千葉県千葉市中央区新町15-2 大友ビル
営業時間■11:30～14:00 16:00～23:00

豆冨料理・創作和彩 月の雫 千葉東口店

　職場の同僚と気楽な飲み会。クーポン利用で「豚と季節野菜の蒸しゃぶ【彩】飲み放題3時間付き4,300→3,500」のコースを予約して行きました。
　駅からも近いし、少人数でも個室が使えて落ち着いた雰囲気はなかなか。何よりも3時間の飲み放題というのは魅力です。

　お料理は下記の8品。
・金胡麻ポン酢豆冨　⇒ま、普通のお豆腐ね。
・梅ささみとハリハリ野菜のサラダ　⇒梅がアクセントのサラダ、量はいまひとつ。
・揚げ物三種盛り合わせ　⇒烏賊ゲソ・鶏・オクラ、衣が厚く油切れが悪い。ごめんなさい、残しました。
・“こだわり豚”と季節野菜の蒸篭蒸ししゃぶ　⇒これがメインだけど、豚バラ肉の脂がきついわ…。お野菜もキャベツ、里芋、しめじで季節が感じられないし。
・揚げ出し豆冨の湯葉あんかけ　⇒わりと美味しくいただけたのはこれくらいかな～。
・本日の香の物盛り合わせ　⇒キャベツと人参の浅漬けと柴漬け。
・穴子ときゅうりの巻き寿司　⇒穴子のたれが甘すぎるし、かかりすぎ。
・〆のうどん　⇒細めでのびるのもはやい。

　ま、お値段相応なのかもしれませんが、ちょっと期待はずれ。せっかく3時間飲み放題なのに、料理をせっせと運んでくれて後半はほとんどつまむものがないし、取り皿も催促しないと持ってきてくれないし、とサービスもいまひとつ。料理にもの足りなさを感じてもう少し何か追加しようかと話していたら、店内は全然混雑していないのに「お時間です」と追い立てられるようにお店をでなければなりませんでした。あー、残念！

★★☆



店名■月の雫 千葉東口店
住所■千葉県千葉市中央区富士見2-4-5 ピーアークデジタルタウン　５Ｆ
電話■043-223-6900
営業時間■16:30～23:30 （金・土・祝前日は翌3時まで営業）

すっきり和風スープとつるつる細麺が美味しい！らーめん かなめ

　日曜日の12時少し前に夫と2人で行きました。京成酒々井駅前のメインストリートから細い道に入った目立たない場所にあるラーメン屋さん。駐車場も5台分あります。
　4月にしては寒いし、空模様もあやしいし、車に乗ってラーメンでも食べに行こうとレビュアーのみなさまの評価が高いこちらにいってまいりました。
　
　店内はカウンター6席、厨房の裏側の8畳のお座敷には座卓が2卓と座布団多数。お座敷には子ども用の小さな椅子もあるし、ご主人も奥様もとても気持ちのよい接客をしてくれるので、お子様連れでも安心です。
　夫は酒粕を練りこんだ特製麺の酒粕らーめん750、私は基本のかなめらーめん700を注文しました。
　どちらのラーメンも透明な醤油味のスープです。すっきり・あっさりで美味しい！自家製麺は細くてこしがあってつるつる！私にはかなめ麺と酒粕麺との違いがうまく表現できないのですが、50の価格差はちょっと微妙ではあります。チャーシューはとろりとやわらかくて、トッピングも麺もスープもすべて丁寧な仕事ぶりが感じられる1杯でした。

　2人で夢中になっていただいて、お互いに「どうする？」「2人で半分ずつだったらいいいか」と、ラーメン屋さんで初めて替え玉（かなめ麺150）をお願いしてしまいました。最後はスープも全部飲み干して満足です。
　高評価を信じて行ってよかった！次は、麺皿500と味噌風味らーめん800も是非ためしたいと思いました。

★★★★



店名■らーめんかなめ
住所■千葉県印旛郡酒々井町中川339
電話■043-497-1660
営業時間■11:30～15:00(スープが無くなり次第閉店)

四街道の手打蕎麦 野乃や

　土曜日の12時少し前に夫と2人で行きました。四街道駅から徒歩5分、イトーヨーカドーの手前の交差点を左にはいってすぐの手打蕎麦屋さんです。

　居酒屋風の店内はカウンター6席、4人掛け2卓、3人掛け1卓。入店するとご主人に「何人？」と聞かれて、座る場所を指定されます。お茶はセルフ式。お茶を飲みつつ、壁に掲示されているメニューを見てるとしばらくして「どっち？」と注文を聞かれます（あせって、すいませ～んなんて声をかけちゃあいけません）。二八500か生粉550を選び、野菜かき揚げ200やホタテ入りかき揚げ300などのオプションをつけます（生ビールとか日本酒とかいただく場合は先に注文しましょう）。
　二八2枚と生粉1枚にホタテ入りかき揚げを注文しました。注文してから倍盛り400に気が付いたけど、まあいいや。
　店内はほぼ満席。常連さんが多いようで、気軽にお蕎麦とお酒を楽しまれているようです。BGMは昭和40年代の歌謡曲でした。

　できあがると、声をかけられるので、カウンターへ取りに行きます。二八2枚とホタテ入りかき揚げが先にできました。薄くてきもち幅が広いお蕎麦で、つるつるといただけます。薬味はたっぷりの葱と山葵。おつゆが足りなくなったら、割り箸などと一緒に卓上にある徳利にはいったのを足していただきます。
　かき揚げは300とは思えぬボリューム。オホーツク産直という大きなホタテと玉葱、さつま芋、牛蒡、人参、シメジ、ピーマンがはいっています。油切れが悪かったのが残念ですが、からっと美味しい天ぷらでした。
　しばらくしてご主人に「生粉茹でてもいい？」と聞かれてお願いすると、生粉そば登場。こちらはちょっと色が濃くて、歯ごたえたっぷりです。私は二八のほうが好きですね。
　ころあいを見計らって蕎麦湯をどうぞと言われて取りにいきます。大きな急須にはいった熱い蕎麦湯はどろりと濃くて美味しい！
　満腹になって、食器をカウンターへ戻して会計です。2人で満腹になって2,000円でおつりがきます。人気があるのもうなずけました。

★★★



店名■野乃や
住所■千葉県四街道市四街道1丁目21-12 須藤第三ビル １Ｆ
電話■043-424-4824
営業時間■11:30～売り切れ

イルピノーロ レヴィータ そごう千葉

　平日の午後1時過ぎに1人でランチに行きました。そごう千葉店10Fダイニングパークのイタリアンレストラン。この時間でも行列しているお店もあるのですが、こちらは空席が目立ち、吹き抜けに面した3人掛けのテーブルに案内されました。
　日替わりパスタのランチセットは、スープorサラダ、パンとオリーブオイル、コーヒーor紅茶がついて1,500。マダム相手の結構な価格設定ざます。その他いろいろ説明をしてくれましたが、本日の日替りパスタ(魚介の煮込みソーススパゲッティーニ)とミルクティーを注文しました。

　まず、テーブルの小皿にオリーブオイルが注がれて、サラダとパンがきました。以前はオリーブオイルとバルサミコ酢だったはずなのに、諸物価高騰のおり見直されたようです。
　サラダはなーんてことないグリーンサラダ。パンはもっちりしていて美味しいです。注文から10分ほどでパスタ登場。深めのお皿に上品な盛り付けです。こちらも可もなく不可もなくといったところ。う～む、決してまずいわけではないのですが、お値段相応には感じられません。
　食後のミルクティーは、きちんと温められた牛乳がそえられていました。これでプチデザートでもつけば、満足できたのですが…。あー、残念。

★★☆



店名■イルピノーロ・レヴィータ そごう千葉 （IL PINOLO LEVITA）
住所■千葉県千葉市中央区新町1000 千葉そごう　１０Ｆ
電話■043-247-0531
営業時間■11:00～22:30

自家製粉・石臼挽き手打そば たかはし

　平日の12時20分すぎに1人でランチに行きました。京成千葉中央駅が最寄り駅ですが、千葉駅からも歩いて10分ほどのところにある手打蕎麦屋さんです。
　ジャズ風のBGMが流れる洋風のおしゃれな店内には、テーブル席が、10人×1、6人×1、4人×2、2人×1。奥には18人までのお座敷もあるそうです。ビジネスマンで賑わう店内の10人掛けテーブルのはしっこに座りました。
　本日のランチ893は、かけそばorせいろに、鳥ゴボーごはん・しゃけ・出し巻き玉子・おしんこがつきます。近くのお客さんが食べていて、結構美味しそうで魅力的ではありましたが、基本の天婦羅せいろ998を注文しました。
　お蕎麦以外のメニューは、一品料理やいわゆる居酒屋メニューのもつ煮やくじらのたれなんかもあって、夜一杯飲んで、おそばでしめるにはもってこいのお店のようです。
　ただ、おしぼりと一緒にでてくるのもお茶ではなくお水ですし、ビジネスマンが主なお客さんなので仕方がないとは思いますが、禁煙ではないのも残念です。近くのおじさまが食後のコーヒーを飲みながら一服されたのには閉口しました。

　さて、注文して20分たって、やっと天せいろがやってきました。今日は午後休みをとってるから余裕で待てたけど、普通だったらちょっとあせりますね。ランチはわりとはやくきてたので、忙しいビジネスパーソンはランチを注文するのが正解かも。
　お蕎麦は細めでコシがあって美味しいです。薬味は葱と山葵、おつゆは辛めで濃いですね。せいろ630との価格差からあまり期待していなかった天婦羅がうれしい誤算でした。温かくて甘めの天つゆと多目の大根おろしがそえられて、いずれも小ぶりながら海老、人参、さつま芋、蓮根、茄子、南瓜、大葉、えのき、しし唐と9種類！少し衣が重かったのですが、十分美味しい！蕎麦湯もいただいて満腹・満足です。
　会計をすませると、ソフトドリンク1杯無料券をいただきました。あ、あのおじさまもこれを使ったのねと納得。日曜日限定生粉打ち蕎麦もあるし、守備範囲の広いお店とみました。

★★★☆



店名■手打ちそば たかはし
住所■千葉県千葉市中央区新宿2-13-13
電話■043-245-7022
営業時間■[月～金] 11:00～15:00 17:00～22:00 [土・日] 11:00～22:00

さっぱり美味しいとんこつラーメン めん処 山元

＜残念ながら閉店しました＞

　日曜日のお昼に夫と2人でうかがいました。佐倉市のR296沿いのラーメン屋さんです。佐倉駅から歩くと5分くらいかな。お店の近くに駐車場もあります。
　ここは過去いろんなラーメン屋さんが入居しては撤退していったのですが、前を通るといつも賑わっており、ネットで検索すると八街市の人気店が移転してきたとのことで、期待して行ってきました。

　店内はカウンターのみ8席。店主と奥様の2人で切り盛りしているようです。メニューは、基本のとんこつラーメンが醤油・塩(600)、味噌(650) の3種。麺は細麺か中太かを選びますが、50増しで九州式細麺かちぢれ麺も選べます。トッピングも、チャーシュー・味玉・メンマ・のりなどいろいろで、全部のったスペシャル1,000なんてのもありました。
　夫は2度目の来店なのでとんこつ味噌、私はとんこつ醤油を中太麺で注文しました。

　待ってる間、メニューを見ながら「とんこつが苦手な人には限定10食の中華そばもあるんだねー」なんておしゃべりしていると、厨房のご主人が「でもうちのとんこつスープは臭みもないしあっさりしてるから、大丈夫っていうお客さんが多いですよ」と気さくに話しかけてくれました。
　カウンターには割り箸のほかに店名入りの普通のお箸があり、マイ箸も販売していて、マイ箸持参でトッピングののりがサービスだとか。エコなところもいい感じ。BGMは千葉ローカルのbayfmです。

　で、すぐにラーメン登場。のり2枚、チャーシュー1枚、メンマ、きくらげがのっています。スープはたしかにぎとぎとした感じがなくてうまみたっぷり、麺はストレートなのでスープがいまひとつからまないもののもちもちで美味しいです。スープもすべて飲み干してしまいました。満足・満腹です。
　餃子300、味玉100、ちぢれ麺も気になるのでまた行ってみたいお店です。

★★★☆



店名■めん処 山元 （やまげん）

※残念ながら閉店しました

千葉県の焼肉ファミリーレストラン 赤門

　千葉県内に11店舗ある焼肉ファミリーレストランチェーン、赤門。学生時代からお世話になっています。
　我が家が利用するのは四街道店。久しぶりに家族そろって買い物をした日曜日の夜6時過ぎに行ってみると、すでに行列ができており、名前を書いて待合室で待つこと約30分、やっと席につくことができました。

　食べ盛りのムスコとメタボな夫はジャンボダブル定食1,869円、ムスメは上カルビ・ビッグダブル定食1,659円、私は石焼ビビンバ1,029円にして、レバ刺しと盛岡冷麺も注文したのですが、品切れだったのでユッケ934円にしました。夫は定食のスープをカルビスープにしたため180円増し。それでも、ご飯おかわり自由（麦ご飯も選べます）で家族4人お腹一杯になって8,000円でおつりがくるのはうれしい限りです。

　昔にくらべてホール担当の接客がいまひとつという感じは否めませんが、それでも食前食後のおしぼりサービスなど必要にして十分なマニュアルは整備されています。
　お肉も普通にやわらかくて美味しいですし（このお値段ですから、和牛と食べ比べたりしちゃあ、いけません。若者には質より量が大事です）、テーブルに並んだ各種のたれを選ぶのも楽しい（大根おろしが有料31になってしまったのは残念ですが…）。
　お年寄りからお子様まで家族そろって楽しめて、お財布をあずかるお母さんも安心のまさに「ファミリーレストラン」。庶民にとってはありがたいお店です。

★★★☆



店名■赤門 四街道店 （アカモン）
住所■千葉県四街道市大日286-2
電話■043-424-8929
営業時間■11:00～23:00(L.O.22:00) ランチ 11:00～15:00

さすがに美味しい小籠包！ 京鼎樓 千葉そごう店

　平日の午後1時過ぎに1人でランチに行きました。何度か襲撃しようとしても行列で断念。やっと入店できました。
　座席数は74席と結構広いです。吹き抜けに面した2人卓に案内されました。明るくてよい席だわ～、吹き抜けからピアノの演奏もきこえるし。ただ、店内はかなり賑わっており、デパート特有のざわざわした感じがありました（夜になればまた違うのでしょうが）。手荷物入れのかごもテーブルの脇にあるのですが、 A4判がぎりぎりはいるあたくしのバッグは斜めにしないと入りませんでした。

　Aランチ1,300を蝦仁炒飯でオーダー。まずお茶がポットでサービスされます。たっぷりはいっていてうれしい！
　わりとすぐに蝦仁炒飯が運ばれてきました。量はたっぷりあります。でも、ぬるいのはなぜ？味付けがうすいのはなぜ？ぱらりとして普通に美味しいけど、もっと熱々でもう一塩あったら満足できたのに。残念。

　炒飯から遅れて2分ほどで、本日の主役登場。生姜の千切りに醤油と黒酢を１：１でかけて、レンゲにのせた小籠包の上に生姜をのっけて食べるように、でも熱いから気をつけてと説明を受けました。言われたとおりにいただくと、スープがじゅわーっと口の中に広がってウマイ！たった4個じゃ足りなーい！炒飯と小籠包を交換して～！さすが行列店ですね。やっぱり美味しいです。

　食べ終わらないうちにデザートの杏仁豆腐がきてしまったのがちょっと…でしたが、杏仁豆腐もなめらかでウマイ！炒飯のマイナスを杏仁豆腐が帳消しにしてくれた感じです。お茶を飲みつつ幸せな食後のひとときをすごしました。
　次は1人なら担々麺でまたランチを、誰かと一緒なら点心をいろいろいただきたいと思いました。満足です。

★★★★



店名■京鼎樓 千葉そごう店
住所■千葉県千葉市中央区新町1000番地 千葉そごう１０Ｆダイニングパーク
電話■043-238-1307
営業時間■11:00～22:00(LO)

らーめん松信（まつのぶ）

　土曜日のお昼に行こうとしたら、店外に3人（独断と偏見ですが、いかにもラーメンマニア風の男性ばかり）の行列があり断念。同じ日の夕方6時過ぎに、すぐそばのスーパーで買い物をした後のぞくと行列がない！家で食事をする予定を急遽変更して、夫と2人で入店しました。佐倉駅から徒歩5分ほどのラーメン屋さんです。駐車場はありません（隣の駐車場はお向かいの和菓子屋さんの駐車場なので注意してくださいね）。

　以前中華料理店だった空き店舗に先月真新しい看板がかかったので、検索してみると、ラーメンブログがかなりヒットしました。南行徳のお店がなぜか佐倉に移転してきたそうで、ネットでは話題のお店のようです。あたくしはラーメンに全然詳しくない素人なので、二郎系とか竹岡式とかブログを読んで初めて知りました。こちらのラーメンは「二郎インスパイア」で「麺が太くて量が多い・脂も多い・野菜と豚肉しかのってない」という予備知識を入手して、いざ襲撃！

　店内はカウンター6席のみで、若い店主1人が厨房で調理と接客を担当しています。順番待ちの椅子は2脚。小さなテーブルを置けるくらいのスペースはあるのですが、1人ではカウンターの対応しかできないのでしょう。お水もテーブルを拭くのもセルフ式です。
　メニューはらーめん600のみ。麺は、通常の大盛りに相当する普通250g、少なめ200g、半分150g。注文するときに、麺少なめ（半分）・脂少なめ・味薄めを指定します。麺100g増しと野菜増しは各100、チャーシュー増しは200です。夫は普通、私は麺も脂も少なめを注文しました。

　先客2名分とあわせた4人分の麺を茹で始めました。タイマーは6分きっかり。自家製麺は色が白くなくてほんとに太いです。茹で上がると派手な湯切りもなく、淡々と盛り付け。先客2名の御婦人には「脂少なめにしなくて大丈夫ですか？」と聞いていました。
　で、わたされた丼にはレンゲはついていません。キャベツともやしにかくれて厚めのお肉が2切れ。スープを覆う脂の層がかなり厚いです。で、丼に口をつけて飲めば当然熱い！やけどに注意です。スープの塩分濃度は薄め。麺は極太でうどんとか沖縄そばに近いものがあります。麺が太いだけにスープの味とうまみがもっと濃くないとあわないんじゃないのかな。麺は完食しましたが、お肉の脂がきつく味付けが薄くて食べられないので夫に進呈、スープも飲み干せませんでした。

　残念ですけれど、私の口にはあいませんでした。先達によれば、二郎はラーメンにあらずとのことなので、そういう食べ物があるという社会勉強にはなりました。

★★☆



店名■らーめん 松信 （まつのぶ）
住所■千葉県佐倉市鏑木町491-1
電話■非公開
営業時間■12:00～14:00 18:00～20:00

おしゃれで美味しい手打ち蕎麦屋さん なめき

　日曜日の12時半過ぎに夫と2人でうかがいました。成田市美郷台の住宅街にあるお蕎麦屋さんです。駅からはだいぶ離れていますが、お店の前と裏に駐車場があります。
　店内は、なかなかおしゃれな洋風のつくりで、カウンター4席、2人掛けテーブル3卓、6人掛けテーブル1卓のほか、奥には20人くらい座れるフローリングのお座敷もあります。家族連れやグループのお客さんでほぼ席はうまっていました。
　おしぼりと蕎麦茶がさっとでてきて、接客もとてもよい感じ。まだ若いご夫婦で切り盛りしているようです。

　基本の蕎麦はもり630と田舎840の2種ですが、メニューはなかなか豊富で気になるのが「そばパスタ」。でもいつものとおり夫は鴨せいろ1,575、私は天もりそば1,470を注文しました。
　天もりには、天つゆが別についてきて、ピーマン、茄子、大き目の海老が2本。さっくりと揚げたてで海老のしっぽまで美味しくいただきました。おそばは細めでこしがあり、辛目のおつゆもだしがきいています。薬味は丁寧に刻まれた葱と山葵。海老を夫に1本あげても私にはちょうどよい量でした。
　鴨せいろには、柚子こしょうがそえられて、鴨肉のほかにつくねもはいっていました。蕎麦湯がどろりと濃くて、そばつゆも鴨汁もすべて飲み干してしまいました。満足です。

　黒板メニューの桜海老のかき揚げともりそば1,600やおすすめNo.1のあつもり900も気になるし、甘味やそば会席もあるので、何度も足を運んでみたいお蕎麦屋さんでした。おすすめです。

★★★★



店名■手打蕎麦 なめき （テウチソバナメキ）
住所■千葉県成田市美郷台3-4-1 セルネＫＡＩ　１Ｆ
電話■0476-23-3025

アフガニスタンの家庭料理 バーミヤン

　土曜日に夫と2人でランチに行きました。四街道駅南口（賑やかでないほうの出口）から徒歩2分ほどのAfghanistan Restaurant BAMYAN。日本で初めてのアフガニスタンレストランがなぜか四街道にあるというので、ずっと気になっていたのですが、やっと行くことができました。
　お店の前は人通りも少なく、蕎麦屋や居酒屋なら暖簾がでていようかという引き戸にはなにもかかっておらず、営業しているんだろうかと不安でしたが、勇気を出して引き戸を開けるとイスラーム女性が出迎えてくれました。
　以前は居酒屋であったような店内は、テーブル席と小上がりがあり、ペルシア語（？）のラジオが流れておりました。

　ランチのＡセット1,103はアフガニスタンの代表的な下記4品のワンプレート
パラオ（タイ米よりも細長いお米のピラフ）
コフタコルマ（トマトソースの煮込みハンバーグのようなもの）
バーデンジャンブラニ（揚げ茄子をトマトソースで煮込んで、にんにくとお塩の入ったヨーグルトをかけたもの）
カライ（牛肉をトマトのソースで柔らかく煮込み、最後にたまごを落とし込んで仕上げた料理）
　Ｂセット998にはカライがはいっていません。そのほかにショルワランチ（子牛肉とにんじんやジャガイモを煮込んだスープとナン）998もあります。

　Ａセット2つとチャイ210、ドーグ（塩味のヨーグルトドリンク）210を注文しました。20分ほど待ってでてきた料理はすごいボリュームです。パラオはレーズンの甘みがきいてぱらりと美味しく、辛くはないけどスパイシーなコフタコルマもいけます。揚げ茄子もやわらかくて仕上げのヨーグルトがさわやか。カライはほとんど目玉焼きという感じでしたが、千葉にいながらにして異国の味を経験できるとは！私にはＡセットは量が多すぎたので、ショルワランチと 1つずつにすればいろいろ楽しめたなー。

　ドーグは甘くないヨーグルトドリンクでさっぱりしていましたし、チャイは1つしか注文していないのにカップを2組もってきてくれて、ポットにたっぷり3杯分ははいっていました。インドのチャイとはちがって牛乳が入らないストレートティーにスパイスがきいていて、これがまた美味しい。満足です。

　お店の外観も内装もきれいとは言いがたく、ランチタイムも私達1組しかお客がいなくて、大丈夫かしらとちょっと心配。でも、エキゾチックな料理がお好きな方には是非おすすめいたします。

★★★☆



店名■アフガニスタンレストラン バーミアン （AFGHANISTAN RESTAURANT BAMYAN）
住所■千葉県四街道市四街道2-5-23
電話■043-433-2015
営業時間■11:00～16:00 17:00～23:00