珍しい綿にくるまって
長い冬を眠っている甘えん坊のこの種子は?
゛出窓の春芽ふた葉になりた嬉しさに重たきコート脱ぎてみる゛
この木何んの木不思議な木゛綿の木゛と申します
発芽のふた葉娘は連れて来る
頑張って育てていれば地球を意識した
楽しみな綿を紡ぐ花が育つだろう
おかあさん゛頑張って゛と春の窓に置いて行った
゛夕の四時陽は沈みし所たむろいてゐぬ大きなビルの逆光に゛
逆光のビルの影
帰る所を探している夕焼け小焼け
ぶつぶつぶつ、、、、聞えて困るのが矛盾の呟き(-_-)zzz
風に心をはらしてみよう、、、、(^-^)
゛もの言はづとも春風は髪のほつれの野辺の入り口吐息かけ゛
春風が解いて行く苑の生の大地へ
゛水の道程川としてゴトゴトと言葉久しきひねもすもたり゛
弥生の雪解けの水は未だ気が張っていて冷たい
清く正しく言葉を残し海へ海へと流れ出す