徒然スキーヤー日記

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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその27…HEAD WC GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE

2024-07-11 01:36:15 | スキー板試乗
先日.
数年前に同じ職場で一緒に働いていた
人が,私の職場に異動してきたの
ですが…

私「ようこそ我が部署へ!」


かつての同僚「お久しぶり~!
 いやーー.以前○○で一緒に働いて
 以来ですね!…あの頃はひどい
 ご無体職場で苦労しましたね~!」


私「…
 …
 …
 今の職場の方がご無体ですよ…」


同僚 「…え?
 …
 この部署が…
 あれ以上に…??」


私 「…あれ以上に…」


同僚 「…あれ以上に…」


通りがかった偉い人 「あれ?
 ××さん(かつての同僚),S君と知り
 合いだったのかね?」


同僚 「…ええ.
 Sさんとは以前同じ職場でかなりの
 ご無体をくぐり抜けてきた仲間ですけど,
 ここがもっとご無体だって脅され
 ましたよ!(笑)」


偉い人 「…
 …
 …そうだね…」


同僚 「え…!??」

私 (否定しないんかい!!)

偉い人 (私を見ながら)「でも,
 チミはこんな状況でもいつも
 楽しそうに仕事してるよね~!!
 ワハハハハ!」


私 (…いつも笑うしかない状況になる
 から笑ってるだけで,決して楽しいと
 思ってないんだけど…(涙))


同僚 「そうなんですよ!Sさんは
 実は前のご無体職場でも,かなり
 楽しそうに見えたんですよ~」


私 (そうなの!?)

同僚 「だから,ご無体職場を次から次へ
 渡り歩かされるわけですね~!」


以上はフィクションです.
あくまでフィクションですが…

ということで.
どうやら私はご無体職場を渡り歩く
宿命にあるようなので.
とっとと早期退職して,早くスキー
三昧の生活に移行したい,と強く願った
本日なのでした.

ってなことで本題へ.
本日も2025シーズンモデルのスキー板
試乗レポート.
今回はヘッド編です!!


〇HEAD WC GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE 186cm











FIS非準拠GS競技用,基礎大回り用

板自体は,前回試乗レポートを書いた
HEAD WORLDCUP REBELS e-GS RD

と全く同じで.
プレートも同じ,WCR14 Shortプレート
なので.
白いGSモデルとスペック上は変わらないの
ですが…
どうやら,水色の板は名前が変わって,
e-GS RDとは呼ばないようです.

ってなことで.以前履いた白い板と同じ,
R=25mのFIS準拠じゃないGS板ですが.

SLモデルの場合,同じ板でも白と水色で
トップシートが違うらしく,履いた感じ
全然違っていた
ので.
もしかすると大回り板でも同じかな…?
と思って,今度は水色の板を履いてみました…

ただ,白い方は3月の柔らか新雪,
今回は4月のザブザブ雪なので…
同じ条件の比較じゃないので,
差がわかるかな…??

とりあえず滑ってみると…
やっぱり結構良くできている板!
しっかりしたフレックスで安定感があり,
スピードにも強いにもかかわらず
結構軽快に動かせて,自由に取りまわせる
感じの板です.

スピードを出していくと,強いグリップの
足元に適度なたわみが出てくれて,
気持ちよくカービング大回りができます.
ハイスピードでの快感度の高い大回りが
できる板です.

しっかり踏んで角付けを強めていけば,
中回りくらいまではもっていけます.

あさイチの人がいないきれいなバーンで
トップスピード大回りをすると気もちいい
感じの板ですね~!
FIS規定の板ではないとはいえ,さすがGS板.
私のトップスピード程度ではまだまだ全然
板に余裕がある感じで,スピードが上がっても
全く怖さを感じない安定感.

そんな板なのに,春雪のザブザブに
突っ込んでも手ごわさはなく,
荒れた雪の上でも気持ちよくカービングで
切れていくし.
さらに板を動かそうと思うと,荒れた
雪のうえでも簡単にズラしを入れて
コントロールすることができます.
急斜面でも,カービングとズラしを上手く
使い分けてセーフティーに降りてくることも
できる感じ.

スピードが乗らないとたわまないので,
低速で滑ってもあまり楽しくないですが,
低速でも板は動かしやすく.
意外にも,ずらしを使ってゆっくりと楽に
滑ってくることもできます.

私が普段大回り用として履いている
FischerのRCのR=21のように,トップが
食いついて回ってくる感じは無いので,
RCと比べるとずっとまっすぐ走りますが,
スピードに乗せて踵荷重気味でしっかり板を
たわませていけば,普通のGS板よりは
ぐっと回る感じで,カービングで滑れる
半径も自由度が高く.
それでいて,グリップが強いにもかかわらず
板をずらしていく自由度もかなり高いという
不思議な扱いやすさがある板なので…

GS競技用というより,普段のゲレンデ用
大回りとしてはかなりイケるな…
と思いました…

で.
肝心な白い板との比較ですが.
なにぶん前の試乗から1か月近く経っていて,
さらに雪質が全く違ったので.
白い板と水色の板で,特性が違ったかどうかは
分からずじまいでした…

でも.
どっちにしろ,体力があってかなりスピードを
出す人には,ゲレンデ大回りとしていい板だと
思います!
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