徒然スキーヤー日記

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2025シーズンモデルのスキー板試乗レポートのもくじ

2024-07-27 01:40:19 | スキー板試乗
ってなことで.
今シーズンも,いつも通り試乗会で
来シーズンモデルに試乗しまくって
来たわけですが…
乗りに乗ったり,計35機種.

だいたい試乗している板はいつもの
パターンで,SLベースの板が多いので,
いつもと変わり映えしないモデルが
並んでますが,

でも,昨年あたりからセンター80mm
越えのセミファットで面白い板が
増えてきたので,そういう板の試乗が
増えてきましたね.
FISCHER GTシリーズとか,VOLKLの
PEREGRINEとかは良かったなぁ…

ってなことで.
例年通り,かなり偏っているうえに
素人の独断と偏見に
あふれる試乗レポートなので,あんまり
参考にはならないレポートではありますが.
例年通り目次を作ったので
暇な折にでも読んでやってください…

ATOMIC
ATOMIC REDSTER S9i Revoshock S 165cm
ATOMIC REDSTER S9i Pro 165cm

SALOMON
SALOMON S/RACE SL 12 + X12 GW 165cm
SALOMON S/RACE SL PRO + ICON 10 165cm
SALOMON ADDIKT PRO 163cm

OGASKA
OGASAKA TC-S+FM585 165cm
OGASAKA TC-S+SR585 165cm
OGASAKA TC-L+SR585 177cm
OGASAKA KEO's AP + SR585 165cm
OGASAKA TRIUN SL + SR585 165cm
OGASAKA TRIUN GS +SR585 185cm

HEAD
HEAD WORLDCUP REBELS e-SL RD FIS SPEEDBLUE 165cm
HEAD WORLDCUP REBELS e-SL RD FIS 165cm
HEAD WORLDCUP GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE 186cm
HEAD WORLDCUP REBELS e-GS RD 186cm
HEAD Supershape e-SPEED 170cm

FISCHER
FISCHER RC4 Worldcup SC Pro 165cm
FISCHER The CURV 171cm
FISCHER The CURV GT 80 173cm
FISCHER The CURV GT 85 REDEFINE 175cm
FISCHER RC4 WC SL MEN 165cm
FISCHER RC4 WC GS MASTERS 181cm
FISCHER RANGER 102 183cm

VOLKL
VOLKL RACETIGER SC 165cm
VOLKLRACETIGER SL 165cm
VOLKL RACETIGER SL MASTER 165cm
VOLKL PEREGRINE 80 177cm
VOLKL PEREGRINE 82 177cm
VOLKL RACETIGER GS 173cm

NORDICA
NORDICA DOBERMANN SLR DC FDT 165cm
NORDICA DOBERMANN SL WC DEPT M PLATE 165cm

ELAN
ELAN ACE SLX WORLD CUP 165cm

BLUEMORIS
BLUEMORIS FIGHTER SL FIS + WC PC INTERFACE + Marker Race12 165cm
BLUEMORIS FIGTER GS WC PC INTERFACE + Marker Race12 185cm

K2
K2 MINDBENDER 99TI 172cm
コメント

2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその35・ラスト…K2 MINDBENDER 99TI

2024-07-25 01:11:17 | スキー板試乗
眠い…
眠いよ.
今週は,普段の週より睡眠時間が
取れていて,私にしては珍しく
週の平均睡眠時間が6時間近く
あるんだけど.
でも,なんだか,夜しっかり寝るように
なると,夜中にすぐ眠たくなってしまい,
夜更かしできなくなってきた…

そして.
夜6時間以上寝るようになって,寝足りた
感があるかというと.
むしろなんだか逆に寝足りない感じが…

うーん.
空腹になりすぎたり,普段から食事を
抜いたりする生活を続けると空腹が
気にならなくなるけど,
ある程度毎日食べるようになると
お腹がすくようになってしまう現象と
同じか…?←そんな経験してる人そんなにいないと思う

ってなことで本題へ.
長らく続いた2025シーズンモデルの
スキー板の試乗レポートも,これが最後と
なりました…

最後はちょっと忌まわしい思い出となって
しまった板,K2のレポートです!!


〇K2 MINDBENDER 99TI 172cm











パウダー・オールマウンテン

センター幅99mmで,メインはパウダー・
オフピステ用ながらも,メタルが入っており
トップ&テールロッカー,センターは軽い
キャンバーで,ある程度はオンピステでも
行ける…
という触れ込みの板.

とりあえず,履いてみましたが…
うん.圧雪された整地では,メタルが入った
板らしく,しっかりした張りとグリップ感
があり,R=16というよりはもう少し大回り
っぽい感じで回っていきます.

ただ,この板を試乗したのは春のザブ雪.
ザブザブで荒れ荒れな雪でも,ファット板
なら荒れ雪を踏みつぶして滑っていけるか…
と思ったところ.
整地とは全く異なり,グリップ感がかなり
弱くなり,板がズルズル逃げていく感じに
なってしまいます…

板に圧をかけるとズルズルと逃げていく
感じなので,あまり圧をかけずに板なりに
降りていくか,あえてずらして滑るかに
なりますが…
幅が広いので,ずらしのコントロールは
あまりやりやすくない感じ.
センター100mm近いファット板で,
プルークやらずらしやらは難しい(涙)

ファット板って,新雪ふかふかに強い
ので,板が潜るようなザブザブでも強い
かと思ったら…意外とそうでもないんだな.

ただ,荒れていない,フラットな整地では
見てくれによらず,しっかりとしたグリップ
できれいにカービングしていってくれます.

あと,荒れた斜面でも緩斜面なら,
あまり圧をかけずに板なりに行けば,
エッジが食い込んで,サイドカーブに乗った
大回りのカービングで降りていけます.

しかし.
やっぱりこういう板は,パウダーがメインで.
「ゲレンデでも滑ることができる」という
程度であり,ゲレンデでもガッツリ滑るのは
板の狙いとは違うんだな,ということを実感.

なんてったって.
春のザブ雪バーンで自分の板よりグリップが
弱いことをすっかり失念した状態で,
とある出来事に慌ててザブ雪バーンを
かっ飛ばして,予想外の板の挙動に
転倒してしまう

という悲しい出来事を生んでしまった板
なので…

滅多に転ばない私を転ばせるほどの板
ということで,ついつい評価が厳しめに
なっちゃっていることは,ご容赦いただきたく.

うーん.
やはり悲しい思い出があるだけに,あんまり
いい評価ができなかったけど.

おそらく,この板を正しく評価するには,
こんな春のザブ雪バーンじゃなく,
新雪パウダーのバーンで試乗すべき
なので.
この板のレポートは,あまり参考にしないで
ください…


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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその34…BLUEMORIS FIGTER GS

2024-07-24 02:11:46 | スキー板試乗
ってなことで.
いつも通り,今週も全般的に睡眠不足
なんですが(涙)
昼間の会議中に完全に熟睡をかましてしまい,
Garminさんに
「夜中より昼寝のほうが睡眠が深い」
と判断されてました…(笑)

昼間の会議中に,椅子に座って知らぬ間に
落ちていた時の睡眠の方が,布団で
寝るより深い眠りに入れているようです…

うーん.
今後,夜も椅子に座って寝たほうが
いいのかも??

ってなことで,本題へ.
残り少なくなってきた,2025シーズンモデルの
スキー板の試乗レポート.
本日はブルーモリス編です!


〇BLUEMORIS FIGTER GS WC PC INTERFACE + Marker Race12 185cm











FIS非準拠GS競技用

FIS規定に準拠しない,R=25のGS板です.
ビンディングとプレートは自由に選べますが,
この板は,SL板同様ピストンプレートと
MarkerのRACE12のビンディングがセット
されていました…

本来,硬い雪面で滑るべきGS板ですが.
今回はかなりザブザブな4月の雪で試乗
したので…
最初は板をたわませられず,かなりまっすぐ
走るな…と思いましたが.

スピードが出てくるとよくたわんで,
R=25らしい旋回性が出てきます.
大回り板っぽく,グリングリン回るわけで
ないのに,しっかりエッジグリップして
エッジに沿ってきれいに大回りができる,
王道の感じのGS板.

ちょっと硬めの雪だと,しっかりグリップして
たわみが出せるので,板をしっかりたわませて
結構小さめの半径で回ることもできます.

ただ…
ザブザブ4月の柔らかい雪だと,比較的まっすぐ
走りますね(涙)
サイドカーブで曲がる板じゃなく,たわみで
回っていく板です.
たわみを出すためには,スピードとある程度の
斜面の硬さが必要になってきます…

ピストンプレートのせいもあるのか,GS板と
しては返りも早く強めで,板がたわませられる
ようになると,反応が早くなりR=25というより
鋭く回っていくことができます.
スピードが出て,斜面の硬さがあれば
キュッキュッキュッと,気持ちよく回って
行く感じ.

スピードが出ていけば,荒れた春の斜面でも
そこそこの安定感で滑っていけます.
荷重ポイントは踵の下.
真上からしっかり踏んでいけばよく,
トップをたわませるとかそんな操作はいらず,
センターをしっかり踏んでいけば余計な
操作なしで安定感高くきれいに回ってくので.
脚力は必要なものの,シンプルな操作で
滑れる,基本的な良くできたサンドイッチ
板だな…という感じ.

当たり前ですが,スピードが出ない領域とか,
ザブザブの荒れ荒れ斜面で滑る板じゃなくて.
スピードが出せる整地で本領を発揮する板で.
それもかなりシンプルかつ基本的な,
玄人好みの大回り板だな…と思いました.

うん.
この板,春のザブ雪でもここまで滑れるんだから…
もう少しバーンコンディションのいいところで
履いてみたかった.





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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその33…OGASAKA KEO's AP + SR585

2024-07-21 01:41:35 | スキー板試乗
えー.
ここ2週間,いろいろ予定があって山を
走っていなかったので,
今日もいつも通り,金曜夜に仕事が終わって
日付が変わってから帰宅したというのに.
朝2時に寝て,睡眠時間2時間で朝4時前起きで
小仏~陣馬山方面に走りに行ってきて
しまったという…

2週間山に行ってないと,身体がなまる様な
気がして,なんだか落ち着かなくなるように
なってきた自分がヤバいかも.

で.
今日はもう今シーズン3回目のチャレンジと
いうのに,タイムがまだ昨シーズンのベストに
比べて登り5分,下り5分も遅くて.
めちゃくちゃ体力が落ちていると悲しんでいる
今日この頃(涙)

うーん.
冬にこれだけスキーをやっていても,
体力が落ちているのか…(泣)
昨年のタイムにまで戻せるのかなぁ…

しかし.
朝から山を走って,10時ごろには帰宅して
それから仕事をしようとしてるんだけど…
睡眠不足&山を走った疲労のため,
昼間ずっと寝てしまい.
今日も一日仕事ができなかった…
ヤバい(泣)

でも.
今日もBlogを更新!
本日も2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今回はオガサカ編です!


〇OGASAKA KEO's AP + SR585 165cm











基礎小回り

説明書きにはオールラウンドと書いて
ありますが…
長さのバリエーションとサイドカーブ的に,
完全小回りベースの板ですね.

Keo'sシリーズは来シーズンも3種類の
ラインナップ.
整地カービングをメインにしたA〇,
不整地などのオールラウンド性も
もたせたP〇,
そして比較的ラディウスが大きく,
大回りベースのXXとありますが.
この整地を狙ったA〇シリーズが
AP,AD,AUと3グレードあるうちの
最上級モデルになります.

…しかし,知らぬ間に,KEO'sシリーズって,
ツインキールモデルはなくなって,全て
サンドイッチ板になっていたのね…

で.このAPは,プレートなし,FMプレート付き,
SRプレート付きが選べるようですが,
今回試乗したのは一番強いSRプレート付き.


履いてみると…
をを!かなりの旋回性!!
良く回ってきます.

どちらかというとトップを抑えるより,
テールを抑えていくと回っていく感が
ありますね…
返りもそこまで強くなく,抜けがいいというより,
最後までしっかり旋回してキレ上がってくる
感じの板です.

旋回性はいいけど,どうしようもなく回ってくる
板ではなく,傾きによって回転弧が自由に
コントロールできる感じで.
165cmというよりも長く感じるエッジコンタクトで,
トップとテールまでのエッジがしっかり効いた
感じでスムースにカービングの弧を描いて
いけます.

板自体は比較的たわみやすいけど,
柔らかいというよりは芯があるしなやかさ
といった感じで,スピードを出していっても
そこまで腰砕けになることはなく,
春の荒れた雪でも板が叩かれて不安定になる
ことなく滑っていけます.

…ただ,私のトップスピードを出すとやっぱり
ちょっとたわみすぎて,小回りスペシャルに
なっていく感じはありますが…
でも,しなやかにたわんでくれるし,
スピードに板が負けてたわみ切ってしまう
感じもないし.
あまり圧をかけすぎなければ,割と縦目に
落としていくこともできるし.
おそらくSRプレートのモデルであれば,
普通のゲレンデスキーヤーのスピード域で
弱さを感じることはない板かな.

角付けしただけで楽に気持ちよく
脳内麻薬系のギューンと回っていく
カービングに入っていく板で,旋回半径の
コントロール性も,角付けの強さで
操作できる操作性の高さもある感じで.
ずらしとか,低速の基本動作をやりたくなる
ような(?)オガサカの板っぽさは弱く,
気持ちよくゲレンデを脳内麻薬が出るに
任せてカービングし続けたくなる板.

オガサカの板なので,ずらしのコントロール
性もありますが…
ずらして滑るより,ひたすら気持ちよく
カービングで回っていたいと思わせてくれます.

トップスピードでの安定感は,SALOMONの
SL PROにはちょっと負けるかな…
とか思いながらも.
SL PRO並みの気持ちよさ,谷回りへの
スカーンと入れる安定感,そして気持ちいい
カービングでのキレがあって.
それでいて,ズレのコントロール性もある.

プルークとかの低速での演技とか指導とか
やるためにオガサカを狙っている人というより.
ゲレンデを気持ちよく滑る普段履きを求めている
人には,この板はかなりいいんじゃないかな??

この板,私にとってはかなり満足度が
たかいいたでした…
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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその32…VOLKL RACETIGER SL MASTER

2024-07-20 01:25:22 | スキー板試乗
えー.
昨日のChatGPTネタ
Skier_Sの本名がTatsuyaなんじゃないか
という疑惑がありますが…
いや.全然Tatsuyaじゃないです.
全く違いますから.

ってか,ChatGPTさんが,このBlogで
一度も晒したことのない私の名前を知って
いたら,それはそれで夜も寝られなくなる
怖い話だと思うのですが…

しかし.
ChatGPTがこのブログを知ってました~!
こんなこと言ってます~!
って程度のネタのつもりだったのに.
あそこまで見事にオチがつくとは
思ってなかった…
ChatGPT,実は笑いを取る機能も仕込まれて
いて,狙ってウケを取りに行ったのかも??

ってなことで,本題へ.
今日は2025シーズンモデルのスキー板
試乗レポート.
今回はフォルクル編です!


〇VOLKL RACETIGER SL MASTER 165cm











基礎小回り

基礎小回り用のトップモデルとなる,
RACETIGER SL MASTERですが.
ごついピストンプレートにメタルが
しっかり入った強い板という,
基礎小回りというより,SL競技用と
言ってもいいレベルの板です…

滑ってみると…
おっと.やはりこの板,基礎用としては
かなり強めで,乗り手を選びそうな板です…
が.
私はこういう板,大好きなんですよね…!!

谷回りの早い段階からエッジがガッツリ
しっかり食い込んで強烈にグリップして,
高い旋回性で板が回り込んできます.

朝の硬さが残っているバーンでも,
板がクッと食いついて,トップが弧を
描くように鋭い旋回性で板が内側に
回り込んで来ます.

山回りを仕上げると,かなり早くて強い
反発力で板が返ってきて,鋭い切換が
できる板.

硬い斜面でも急斜面でも,どんな斜面でも
板がガッツリグリップして,ちょっとや
そっとじゃグリップが外れたり板が
流されたりしないので.
この鋭い切換で谷回りに入った後,すぐに
カツンとグリップしてくれて,谷回りから
安心して板を強く踏み込んで行くことが
できます.

谷回りから強い踏み込みができて,
板にきれいなたわみが出せるとともに,
強烈グリップ&強い旋回力でクルンと板が
回ってきてくれるし.
強い踏み込みで板に溜まった圧が,
早くて強い返りとなって解放され,
板の返しもすっと決まるので.
かなり力強い小回りができますね…

板のフレックスが結構強いので,
スピードを出しても板がたわみ切って
しまうことはなく.
スピード耐性は十分高いです.
すくなくともこの日試乗した中では,
板の速度限界というのが全く見えない
感じで,スピードが出て怖いと思う
ことは全くなかったです…
超ハイスピードの中でも,板は微塵の
ズレもなく,鋭いターンを続けて
いきます.

ただ,板のフレックスは強めだけど.
旋回性がかなり高いので,
たわませなくても結構小さい半径で
回っていきます.
反応の早さもあり,小回りスペシャルという
感じで,中回りや長めに引っ張るターンが
苦手かな…

というより,この板を履くと,ひたすら
気持ちいい旋回性に身をゆだね,
快感度の高い反発力を上手く使って,
ヒュンヒュン小回りをするのが楽しい
感じ.
小回りスペシャルです.
小回りをひたすら楽しむ板です.
ものすごい気持ちいい小回りができます…

スピードレベルが高く,結構強めな板が好きで.
ゲレンデを攻め攻めのハイスピードで気持ちよく
小回りをかまして行きたいよね…
という人は,間違いなくこの板を気に入ると
思います…!!

ただ,小回りを強制する要体力の板なので.
一日この板を履いていると疲れるかも…

コメント

2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその31…ELAN ACE SLX WORLD CUP

2024-07-18 00:40:49 | スキー板試乗
くそ暑い日々が続くのに,
いまだにスキーネタが続くという,
季節感を全く無視したこのBlogですが.

去年の記事を見返すと.
ほぼ毎日スキーネタ(最後の方はスキー板
試乗レポートがほとんどだけど)という
冬モードが,8月10日まで続いてましたね…

昨年は8月11日の山の日から仕事の夏休みを
取ったので.夏休みの前日までほぼ毎日
スキーネタを書いていたのか…!!

今シーズンは,そこまでスキーネタを
引っ張れそうにない感じで.残念ながら
7月中にはスキーネタが一旦終わりそうです.

まぁ,その後も適宜スキーネタは挟んで
行きますが.
スキーブログは,スキーシーズン以外は
毎日書くネタが尽きるのが欠点だな…

このBlogに求められているのはやはり
スキーネタということらしく.
スキーネタが終わってダイビング記事に
なると,一気にアクセスが減るんですよね…

でも.
なぜかスキーブログなのに,車ネタは
人気がある不思議さ.

ってなことで.
今日はまだスキーネタが続くわけで.
いつもの2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今回はエラン編です!


〇ELAN ACE SLX WORLD CUP 165cm











SL競技用

板のテールにFISマークがついている,
ガチ競技用のSL板ですね.
RACEPLATE WCR 14にチロリアの
ER14 GW FFがついていて,
一見HEADの競技用に近いプレートと
ビンディングの組み合わせだけど…

なんと.ガチのSL用板のなのに,
グリップウォーク対応のビンディングが
ついている…!!



というところにちょっと驚きはしたものの.
GW対応ビンディングでも滑れれば
問題ないよな…
と,滑り始めてみると.

うむ?
FISマーク付きのSL板だし,ちょっと身構えて
滑ってみたけど…
いや.板も軽いし,とてもSL競技用と
思えない軽快で軽やかな板なんですが!??

しなやかで軽いし,グリップもNORDICAや
BLUEMORISみたいなガッツリ鬼グリップじゃ
なくて,SL板とすればマイルドな感じ.

それでいてグリップが弱いというわけではなく.
ゲレンデで使うには十分なグリップがあり,
その中でも動かしやすく,たわみも出しやすいし,
SL板というより,扱いやすいゲレンデ用小回り
板という感じ.

もしかすると,VOLKLの基礎用トップモデル,
SL Masterの方がグリップも強く返りも早く,
板もどっしりしていて,よっぽどSL競技用
っぽいかも…??

軽快な板ではあるけど.グリップして
きれいにたわんで,軽やかにカービング
していきます.
返りもそこまで早くないのでターンの
仕上げにミスって吹っ飛ばされるとかはなく,
取り扱いやすいし,左右に板が吹っ飛ぶ
小回り強制マシンでもありません.

グリップもSL板としては優しめなので
板が動かしやすく,春の雪でも取り扱いやすく
感じました.
硬い斜面が得意そうなガッツリグリップの
硬いSL板と違って,この板は柔らかめの
雪の方が合いそうってこともあり.
ガチSL板のとんがったところが無く,
手ごわさも無いこともあり,ゲレンデ
小回り用として使うには良さげな感じ!

全てが丸く,優しい感じなのに,
良くたわんでグリップして良く回るし,
軽快さもあってどんなふうにでも板を
動かせることもあり,切ってもずらしても
行けるし.
板だけが強い旋回力で回っていく感じは
なく,たわませた分だけ素直に回っていく,
コントロール性の高さもあり,
気負わずに気楽に滑っていける
無難な板.

とがった性能はないけど,急斜面でも
緩斜面でも,圧雪でも春雪でも,どんな
斜面でも安心して降りていける,どんな
ゲレンデとでも合わせられるご飯と
みそ汁みたいな,そういう安心感が
あります…

ガチガチのバーンだと,もう少し
エッジグリップがあってもいいかな…
と思うこともあったけど.
SL競技用にしては柔らかい雪でも
十分たわみを出せたし,

SL競技用の板のくせに,
オールラウンドなゲレンデ小回り用として,
これは結構いいんじゃないかな?
コメント

2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその30…NORDICA DOBERMANN SLR DC FDT

2024-07-17 01:51:23 | スキー板試乗
この3連休ですが.
娘も試験期間が終わったうえ,
久しぶりに娘も3日間学校も何も
予定がない3連休だったので…

もう,仕事をせずに久しぶりに家族
1泊2日で出かけてきました…!!

…ただ.
初日はいつものパターンで,
睡眠2時間弱で出発,
トータル運転時間10時間で,
夜中11時過ぎまで活動して.

その後2日とも朝から夜まで
ずっといろいろ盛りだくさんの
3日間で,最終日の昨日も8時間
運転して,夜10時過ぎの帰宅だった
ので…

結局,この3連休はいつもの平日より
睡眠時間が短いくらいで,せっかくの
3連休というのに,睡眠不足を全く
解消できませんでした…(涙)

でも.
もう娘も高校生になると,家族で
出かけられる機会も減ってしまうので.
実に久しぶりに家族3人で旅行に
出かけられた今回,
睡眠時間が短かろうが,満足な
3連休でした…
いや~.盛りだくさんの3日間だった…

しかし.
そのおかげで今日は会社で眠かった…(泣)
そして.
いつも通り今日も帰宅は0時近く.
もう寝ないと死ぬ…

それでもいつも通り,Blogは書く!!

ってなことで.
今日も2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今回は,ノルディカ編です!!


〇NORDICA DOBERMANN SLR DC FDT 165cm











基礎小回り

Nordicaの基礎系の小回り板,SLRですが.
基本的に一見去年から大きくは変わってない
ように見えますね…

ちなみにこの板.朝イチのバーンが
ガチガチに硬い状況で試乗したのですが…
あれ??
もしかしたらエッジが丸まってる…?

板そのものの性格がエッジグリップが
弱めの板というわけじゃなく.
明らかにエッジが丸まってズルズル
気味って感じで,朝イチのガチガチ
一ノ瀬正面バーンでは,残念ながら
板が流されてしまってまともに
滑れませんでした…(涙)

ただ,下の緩斜面は表面の雪が緩み
始めていて,ここでは何とか滑る
ことができたので.
緩斜面でのインプレッションを述べると…

サイドカーブが13mと小回り用の
サイドカーブになっていることもあり.
旋回性は結構強く,小回りで良く回って
来ます.

板の張りもそこそこ強めで,
板自体のスピード耐性は強そうな
感じはあります.
張りがあるのでスピードを出していっても
板がたわみ切ってどうしようもない
小回りになってしまうことはなく.
張りは強くて返りもそこそこあるけど,
返り自体はそこまで早くなくて,割と
ゆったり返ってくる感じがあるので.
速い返りで小回り強制マシンになることは
なく,縦目に落としていけば長めのミドルターン,
しっかり踏んでいけばショートターンまで
いける,弧の自由度の高さがあり,
小回りオンリーじゃなく小回りベースの
オールラウンド板として行けそうな感じ.

惜しい…これでエッジさえしっかりして
いれば…

あ,そうそう.
この板はずらしのコントロール性は高く,
ずらしの小回りも結構きれいに回れます.

でも,板自体の重さがちょっとあるし.
返りもそこまで早くないので.
軽快な小回りというより,安定感高めの
小回りベースのオールラウンド板という
感じでしょうか.

うーん.
でも,この板のエッジ状態では
やはりこの板の本当の性能を
見切れなかった気がするので…
ちょっとこの試乗レポートは,参考程度
に読み流してくれた方がいいかも.

今度はエッジがしっかりしている状態で
試乗してみたいな…
コメント

2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその29…BLUEMORIS FIGHTER SL FIS

2024-07-14 02:58:54 | スキー板試乗
2025シーズンモデルのスキー板の
試乗レポートも,そろそろ29機種目になり.
かなりの数のレポートを書いてきたわけで…

…読者の皆様においては.
そろそろ飽きてきた
という方もいらっしゃるかと思うところ
ですけれど.

…このブログは登山ブログやダイビングブログ,
自動車ブログではなくて.
あくまでスキーブログであるので.
なるべくスキーネタを入れていかないと
という,半分強迫観念で試乗レポートを
書いているところ,果たしてこんな
シロートの試乗レポートが,
誰かの役に立ってるんだろうか…?
という疑問がそこはかとなく湧いてくる
今日この頃,皆様いかがお過ごしでしょうか.
(時候の挨拶)

しかし.今シーズン.
試乗してレポートを書いてない板が
まだまだ残ってるんですよね…
今シーズンは35機種に試乗してきたので.
今回を除くと,残り6機種.

BLUEMORIS FIGHTER GS
OGASAKA KEO's AP
ELAN SLX
NORDICA SLR
VOLKL SL MASTER
K2 MINDBENDER 99

が残ってます.

ブログネタを書かなくてはならない
という強迫観念で,自分の購入対象外の
板まで必死に乗りまくってますから…
いや~.今シーズンは,春スキーのシーズンが
早く終わるかも???
ネタを溜めとかないと…!
と,かなり乗りまくりましたから…

あ,ちなみに.
アルペンさんの試乗会は無料なんですが,
毎度無料でネタだけのために試乗するのは
心苦しいので.
板やブーツなどの大物では無いですけど,
試乗会場の先行販売で,ちゃんと商品を
注文しているんですよ…!!

ってなことで.
元手がかかっているこの試乗レポートで,
もうしばらくは冬モードを続けるこのBlog.

今日も2025シーズンモデルの試乗レポート,
今回はブルーモリス編です!


〇BLUEMORIS FIGHTER SL FIS + WC PC INTERFACE + Marker Race12 165cm

'









SL競技用

BLUEMORISのSL用としては,このFIS準拠の
トップモデルとなるFIGHTER SL FISと,
その下のモデルとなるFIGHTER SLという
2機種あるのですが…

こちらは,FISマークの付いたトップ
モデルの方.
ビンディングやプレートがセットでない
この板ですが,試乗板はピストンプレートが
付けてありました.

履いてみましたが…
いや.
出来がすごくいい板ですね…
職人がしっかり作った,サンドイッチの
競技用板という感じで,プロの道具っぽさ
を感じるんだけど…

なぜだかわからないけど,履いた感じの
高級感というか,上級感があります…
なんでだろう??

履いてみると,かっちりしっかりした張りと,
メタルの強い反発感(ピストンプレートの
反発感なのかも…?)を感じます.

そして,ピストンプレートの重さなのか.
かなりのどっしり感があります.
このどっしり感で,荒れたザブザブの春の
雪でもしっかりと雪面に食らいついて
いってくれて,安定感高くガッツリと
雪面に食らいついたカービングで
荒れた斜面を怖さなくハイスピードで
切り裂いて行けます.

重さと強いグリップがありながらも,
板に強い圧が溜まる感じがあって.
たまった圧を開放してやれば,軽快に
気持ちよくスパンと谷回りのあるべき
場所に板が進んでいってくれます.

強めの反発力が絶妙なタイミングで
絶妙に出るので,板の重さを全く感じず
切り換えることができて.
切り込んでいくときは安定感があるのに,
切り換えの際はまるで重さがなくなった
ように,すっと谷回りに入っていけます.

切り替え時に荒れた斜面に飛ばされても,
まるで何事もなかったかのように
板を空中で返して,しっかり谷回りで
エッジを捉えた状態でガッツリ
カービングでフォールラインに絡んで
行けるし.
安定感・安心感はこれまで履いた
来シーズンモデルの中でも,トップクラス.

整地でも荒れた斜面でもものともせず,
どんな斜面でもガッツリ強いエッジグリップと,
荒れた斜面でもがっつり食い込んで回って
行ってくれる強い旋回性で,
バーンを選ばず力強いカービング小回りを
かましていけます.
安定感が高いので,安心して谷回りから
ガッツリ傾いていけて,春の荒れた斜面だと
荒れた雪が内膝にバシバシぶち当たる
くらいの深いターンができます.

傾きを大きくすれば弧は深くなっていくし.
板の張りが強いので,あまり傾けないで
行けば長めのミドルターンの弧くらい
まで引っ張れるし.
ターン弧の自由度もきわめて高いです…
たわみというより,傾き量で旋回半径を
自由にコントロールできる感じ.

ただ,板が重いので…
やっぱり,基礎体力は必要です.
グリップが強いので,板をずらすには
かなりの筋力がいります.
かなりの筋力はいるけど…
ずらしていった時も旋回性があり,
ズラしを入れての小回りも作っていけます.

…ただ.
高速でずらしを入れようとすると…
かなりの力がいるので,ちと疲れる…
これ,硬い斜面だとがっつり食い込んで
私にはずらせないかも??

しかし.
カービングをするには,荒れた斜面だろうが
整地だろうがバッチリ行けて,スピード耐性も
鬼のように高く.
フラットバーンだと,私が出せる程度の
スピードなら,どこまでスピードを
出しても板が負けず,怖さを全く感じません.
スピードの許容域もめちゃくちゃ高そう…

とりあえず.
鬼のようなポテンシャルの高さを感じる,
かなり過激な,すごいレベルの高い板
でした.

一日履き続けるには体力が要るかも
しれませんが.
いやーーー.
BLUEMORIS FIGHTER SL FIS,
いいですね!!
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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその28…OGASAKA TRIUN GS +SR585

2024-07-13 02:58:43 | スキー板試乗
先日,職場の健康診断を兼ねる,
半日人間ドックを受けてきて.
最後に結果を聞きながらの生活習慣指導
みたいなのがあったのですが…

やはり今回も,いつもの定型パターンを
繰り返してきたのでした…

医師「えー.血液も胃カメラもレントゲンも
 特に大きな異常はないですね」


私「はぁ」

医師「胃カメラの結果も,きれいな胃ですね~!」

私(あれだけのストレスフルな職場なのに…
  なぜか負けた感…)


医師「体重もBMI規定値内だし,
 生活習慣病の問題もなさそうです.
 体脂肪率11%とかなり筋肉質
 ですが,何か運動してますよね.
 今やってる運動を維持してもら
 えればいいかなと思います.
 定期的にジムに通っているとか
 ですか?」


私「いや…週末に趣味のスキーに
 行く程度です」


医師「スキーだけ?走るとか何か
 トレーニングとかして,本格的に
 やってる感じですか?」


私「いや…週末にレジャースキー
 してるだけです」


医師「スキーって冬だけですよね…
 夏もなにかやってますよね?」


私「夏はあまり運動してなくて…
 年間5-6回山に登りに行く
 程度です」


医師「普段からジムに通ってるとか,
 ランニングしているとかじゃなく?」


私「冬の週末レジャースキーと,
 年に数回,午前中に下山しちゃう程度の
 山登りをするくらいです」


医師「…?」

という感じで.
いつもと全く同じ,定型文のような
やり取りで,いつも通り相手を謎の世界へ
落とし込んだのでした…

ってな感じの前フリの後は本題へ.
今日も2025シーズンモデルのスキーの試乗レポート.
本日は,オガサカ編です!


〇OGASAKA TRIUN GS +SR585 185cm











GS競技用

長さ183cm,R=25のFIS非準拠のGS競技用
板です.
プレートは競技用として標準となる,強めの
SRプレートがついてます.



一部締まっているところはわずかに残って
いるものの,バーンのほとんどの部分が
春のザブザブ雪になってしまっているという
コンディションで履いてみましたが…

いや.
やっぱり結構しっかり強い板ですね…
R=25ということですが,これの前に履いた
同じR=25のHEAD WCR GSより結構
硬めの板に感じます…

HEADは私が滑ったスピード域でも
気持ちよくたわんでくれた板でしたが,
こっちのTriun GSの方は,私の普段
スピードよりもっとスピードを出して,
強い横Gをかけないとたわんでくれない感じ.

フラットで硬い斜面で実力を発揮する板で,
このようなザブザブの春雪で履くのは
ちょっと間違っているよ…とでも言いたげな
感じの板です.

板はしっかり硬く,グリップは強めで,
ザブザブ雪で私のスピードで板なりに滑ると
全然たわまずまっすぐ走ります.

しかし,そこはオガサカらしく,ずらしの
コントロール性は良いので,
ずらして滑ることはできますが…
この板でひたすらずらして滑っていくのは
板の使い方として間違ってる(涙)

この板の実力を発揮するスピードに
持っていくのは,この日のゲレンデ
コンディションではちょっと無理っぽい感じ.

とりあえず,普通のゲレンデスピードで
履いて楽しめる板ではなく,ガッツリ
競技用に作りこみ,硬い斜面をかなりの
ハイスピードで滑るための板だということが
感じ取れました.

板の強さ,求めるスピードの高さゆえ,
春のザブザブ雪で滑る板ではなく.
ゲレンデで普段使うような大回り用として
向かないです…

もしかしたら.
私が朝イチ焼額用に履いているR=27の板
みたいに,普段ほとんど使うことないけど,
もう人がいなくてガラガラで雪がいい時
専用のかっ飛ばし板としては行けるのかも?

どっちにしろ,もう少し硬くてフラットな
斜面を滑らないとこの板の本当の性能は
分からないな…
と思わせる,レベルの高い板でした.

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2025シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその27…HEAD WC GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE

2024-07-11 01:36:15 | スキー板試乗
先日.
数年前に同じ職場で一緒に働いていた
人が,私の職場に異動してきたの
ですが…

私「ようこそ我が部署へ!」


かつての同僚「お久しぶり~!
 いやーー.以前○○で一緒に働いて
 以来ですね!…あの頃はひどい
 ご無体職場で苦労しましたね~!」


私「…
 …
 …
 今の職場の方がご無体ですよ…」


同僚 「…え?
 …
 この部署が…
 あれ以上に…??」


私 「…あれ以上に…」


同僚 「…あれ以上に…」


通りがかった偉い人 「あれ?
 ××さん(かつての同僚),S君と知り
 合いだったのかね?」


同僚 「…ええ.
 Sさんとは以前同じ職場でかなりの
 ご無体をくぐり抜けてきた仲間ですけど,
 ここがもっとご無体だって脅され
 ましたよ!(笑)」


偉い人 「…
 …
 …そうだね…」


同僚 「え…!??」

私 (否定しないんかい!!)

偉い人 (私を見ながら)「でも,
 チミはこんな状況でもいつも
 楽しそうに仕事してるよね~!!
 ワハハハハ!」


私 (…いつも笑うしかない状況になる
 から笑ってるだけで,決して楽しいと
 思ってないんだけど…(涙))


同僚 「そうなんですよ!Sさんは
 実は前のご無体職場でも,かなり
 楽しそうに見えたんですよ~」


私 (そうなの!?)

同僚 「だから,ご無体職場を次から次へ
 渡り歩かされるわけですね~!」


以上はフィクションです.
あくまでフィクションですが…

ということで.
どうやら私はご無体職場を渡り歩く
宿命にあるようなので.
とっとと早期退職して,早くスキー
三昧の生活に移行したい,と強く願った
本日なのでした.

ってなことで本題へ.
本日も2025シーズンモデルのスキー板
試乗レポート.
今回はヘッド編です!!


〇HEAD WC GS-REBEL RP-WCR14 SPEEDBLUE 186cm











FIS非準拠GS競技用,基礎大回り用

板自体は,前回試乗レポートを書いた
HEAD WORLDCUP REBELS e-GS RD

と全く同じで.
プレートも同じ,WCR14 Shortプレート
なので.
白いGSモデルとスペック上は変わらないの
ですが…
どうやら,水色の板は名前が変わって,
e-GS RDとは呼ばないようです.

ってなことで.以前履いた白い板と同じ,
R=25mのFIS準拠じゃないGS板ですが.

SLモデルの場合,同じ板でも白と水色で
トップシートが違うらしく,履いた感じ
全然違っていた
ので.
もしかすると大回り板でも同じかな…?
と思って,今度は水色の板を履いてみました…

ただ,白い方は3月の柔らか新雪,
今回は4月のザブザブ雪なので…
同じ条件の比較じゃないので,
差がわかるかな…??

とりあえず滑ってみると…
やっぱり結構良くできている板!
しっかりしたフレックスで安定感があり,
スピードにも強いにもかかわらず
結構軽快に動かせて,自由に取りまわせる
感じの板です.

スピードを出していくと,強いグリップの
足元に適度なたわみが出てくれて,
気持ちよくカービング大回りができます.
ハイスピードでの快感度の高い大回りが
できる板です.

しっかり踏んで角付けを強めていけば,
中回りくらいまではもっていけます.

あさイチの人がいないきれいなバーンで
トップスピード大回りをすると気もちいい
感じの板ですね~!
FIS規定の板ではないとはいえ,さすがGS板.
私のトップスピード程度ではまだまだ全然
板に余裕がある感じで,スピードが上がっても
全く怖さを感じない安定感.

そんな板なのに,春雪のザブザブに
突っ込んでも手ごわさはなく,
荒れた雪の上でも気持ちよくカービングで
切れていくし.
さらに板を動かそうと思うと,荒れた
雪のうえでも簡単にズラしを入れて
コントロールすることができます.
急斜面でも,カービングとズラしを上手く
使い分けてセーフティーに降りてくることも
できる感じ.

スピードが乗らないとたわまないので,
低速で滑ってもあまり楽しくないですが,
低速でも板は動かしやすく.
意外にも,ずらしを使ってゆっくりと楽に
滑ってくることもできます.

私が普段大回り用として履いている
FischerのRCのR=21のように,トップが
食いついて回ってくる感じは無いので,
RCと比べるとずっとまっすぐ走りますが,
スピードに乗せて踵荷重気味でしっかり板を
たわませていけば,普通のGS板よりは
ぐっと回る感じで,カービングで滑れる
半径も自由度が高く.
それでいて,グリップが強いにもかかわらず
板をずらしていく自由度もかなり高いという
不思議な扱いやすさがある板なので…

GS競技用というより,普段のゲレンデ用
大回りとしてはかなりイケるな…
と思いました…

で.
肝心な白い板との比較ですが.
なにぶん前の試乗から1か月近く経っていて,
さらに雪質が全く違ったので.
白い板と水色の板で,特性が違ったかどうかは
分からずじまいでした…

でも.
どっちにしろ,体力があってかなりスピードを
出す人には,ゲレンデ大回りとしていい板だと
思います!
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