顕鏡寺のイチョウ、樹高42m、推定樹齢400年。「かながわの名木100選」。
当初訪れようとした場所が、ネットには紹介されていたのに、
ナビが迷ってたどり着けない。
まるで悪い夢のように同じ道を何度かぐるぐる30分以上も走って、
電話したら、使われていない番号!!
・・しかたなく、
たまたま近くにあった公園の事務所のおじいさんに、
散策にどこかいいとこありませんかと尋ねたら、
迷った道の先を指して山寺がある、と。
・・さて、
着いた瞬間から、
何かに導かれたようなフシギな感覚に。
台風の被害から始まるたくさんのグウゼンの積み重ねが、
生涯訪れることがなかったはずの場所に僕を連れて来た。
すべてのことに意味がある。
イチョウ
(銀杏)イチョウ科イチョウ属。
原産は中国の説が有力。15世紀に渡来の説。
17世紀に日本からヨーロッパに伝わる。
特殊な針葉樹に分類。生きている化石と称される。
樹高、30mにも。雌雄異株。花期4~5月。風媒花。
東京都の木であるけど、例の都のマークは
Tをモチーフとしたデザインであり、イチョウとは関連がない。
名の由来、葉がカモの水かきに似て、
中国語「鴨脚樹」(ヤーチャオ)と呼ばれ訛った説。
スギ
蛇木杉(じゃぼくすぎ) 樹齢400年以上、樹の太さは約6.3メートル、
杉の根2本が地上に露出していて、
蛇が横たわっているように見えるため「蛇木杉」と名付けられた。
昨日のヤマホトトギスはこの根の脇で咲いていました。
(杉)ヒノキ科(スギ科)スギ属。
日本固有種。本州から屋久島まで分布。北海道でも造林。
雌雄異花。花期、2~4月。
風媒花で多量の花粉を飛ばし花粉症の原因となる。
樹高、50mにも。
名の由来、真直ぐの木「直木」からと、上へ進み上る木として「進木(ススギ)」
ヒト科ミンハナホシノヒトミ属ショカ。
Before After。
幼いころの僕を守ってくれていた、
推定樹齢600年の杉。
蛇木杉より200年も高齢!
杉が呼んだんかしらね・・。