銀河のサンマ

何でもあり

銀狐

2020-06-03 | 詩っぽい(夏)

 

 

 

 

 

 

 

私の散歩する道は工業地帯

ふわふわふわりと銀狐がゆれる横を歩く

散歩する足は軽快になり鼻歌も入れたりして

デタラメな鼻歌はトラックの音がかき消してくれる

チガヤを銀狐とよんでいる

こんな銀色の狐をみたんだもの

誰も信じない私だけが知っている幼い記憶

ふわふわふわりと銀狐の尻尾が揺れる

また会いたいな、私は工業地帯を歩く

 

 

 

 


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