頭いたいっ。
早くも菜種梅雨になるって言ってたが雨で寒い。
白いチューリップの前にノイズが走る。
いや、誰?チューリップを置いたの?再びノイズが走ると 「雪が降らない中も営業中」
おっと「銀河食堂」現る。 小料理屋風なら女将だ。ガラリと戸を開ける。
もうっ。頭ボッサボサじゃないのー。と掌に唾をつけようとしたので慌ててボクは手櫛で頭をなおす。
今日はね天津飯よ♡
へぇ、天津飯てこんなんなんだぁ。
脳内イメージだけどね(笑)
それ大事っ(笑)! 女将のノリで返す。
干し椎茸と昆布を利かせて、肉無しでコクをだすのに僅かな味噌がミソ(笑)
僕はスプーンを手にとる。女将は何だか上機嫌。
あ、美味しいっ。温くもるっ。
ご飯を搾菜で軽く炒めてるの、野菜の餡だけじゃ物足りからね、ふふっ。
天津飯美味しいっっっ!
脳内のイメージのだけどね(笑)
そこ大事っ(笑)!
この店も白いチューリップが飾ってる。するとザーッと僕の前をノイズが走り女将も見え難くなる。
庭に赤と黄色のチューリップばかり、と呟いた子がいたの、ふふっ。
ん・・・? え?何て?
う・・・頭痛はひき目の前に一輪のチューリップがやはり挿してある。
※トマトのバルサミコ酢和え(つくりおき)