つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 85

2013-03-16 | 短歌
 昨日は、また冬に逆戻りしたような寒さでしたが、いつものように短歌会を開催しました。今年度も町広報誌には、年間4首だけ載せて頂けることになりました。半年に2首、2回と言うこと。さしあたり今月は5月号に掲載する2首を選出しました。下の写真は、Fさんのカンボジャのアンコールワットみやげのお菓子。最下段は、我が家の紅梅。

 今日の百人一首は、1.2の人気を競う、89番の式子内親王の「玉のよ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする」。この絶えている恋の相手は藤原定家と言われています。式子内親王は後白河法皇の第三皇女。異母兄に以仁王。はじめ伊勢神宮の斎王でしたが、病気のため退かれます。そして俊成に歌を習います。定家は家司といい、皇室の家政を担当する役目。はじめて内親王に会ったのは御簾のむこうの病弱な姿。病気に対する憐みとかいろいろ定家は「明月記」に書いています。謡曲の「定家」もそんな内容です。
 馬場あき子さんも、その生涯と歌を「式子内親王」に書いています。与謝野晶子も歌に詠んでいます。

今月の歌

先生と生徒の見分けむづかしき小学校の同窓会は     Sさん

       
        アンコールワットみやげ

       
        我が家の紅梅
 
コメント (2)
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