九月の雨で、長屋門の漆喰壁の一部が剥落しました。町内の左官屋さんは次代は継いでいないし、20年前門の修復をした大工さんは高齢のため他界。その大工さんの紹介で来られた左官屋さんも遠隔地のため消息不明。どうしようかと困っていたところに、先日商工会議所のイベントでたまたま友人から同乗のAさんを紹介されました。それがなんと岐阜市内の左官屋さんの奥様。早速連絡をして来ていただき、昨日見積りをしてもらいました。
見て頂くと、かなり広範囲に白壁は浮いていて工事は門一面に必要であることが分かりました。Aさんは私の昔作った仏像彫刻も鑑賞下さり、我が家の黒檀の床柱も欄間の彫り物も詳しく見て頂きました。無論長屋門展示室も見学していただき嬉しく思いました。ご多分に漏れずお子たちは家業を継がないとか・・・まだ70代ですから間に合ってよかったです。お父上についで二代目とか。趣味の多い左官屋さんで話がはずみました。

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