つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

秋刀魚の味

2024-12-04 | 映画・TV・演劇
 「秋刀魚の味」は、もう封切りされて60年も経つ映画ですが、NHKBSで放映されますとやはり気になって録画をして観てしまいました。小津安二郎監督の名作でもありますし・・・当時より画面は美しくリメイクされています。監督独自のストーリー、妻に先立たれた男性のお話です。笠智衆と娘役のまだ若かりしころの岩下志麻。彼女の夫君は加納高校先輩の篠田監督。基本的にカメラが垂直に静止してあるので、落ち着いた構図です。日本独特の微妙なニュアンスが込められているように思います。配役などの字幕の背景には、日本画家の橋本明治のデザインが採用されていました。当時はモダンだったようです。

写真は美濃市で。ブーゲンビレア



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2 コメント

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アナザン・スターさま (matsubara)
2024-12-05 07:59:36
あの映画で古典落語がありましたか。
全く気が付かなかったです。

私は終わり近くの場面でバックグラウンドに
バイエルが弾かれていたのを思い出しました。
あの曲は習っていたころを思い出しました。

あの時代の映画はよいですね。
東京物語も。
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東映映画 (アナザン・スター)
2024-12-04 11:22:53
秋刀魚の味。
絶妙な味わいの物語ですね。
上京の折り、下町散策にて記念館に入りました。
東京物語も絶妙です。
原節子さん、日本美人ですね。
東映の全盛期を感じます。

秋刀魚で思いだすのは、古典落語。
目黒のさんま。
これも殿様の窮屈な生活が思われてしまいます。
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