赤羽刀
2005-02-27 | 文化
昨日書きかけました、赤羽刀は戦時中、お国のためと国民が供出した刀が、全国から赤羽に集められていたことからそういう呼び名になりました。平成7年、政府広報により、その刀を返還するということが伝えられ、運良くその広報を見た人は、政府に申請し、返還の恩恵を受けました。私どもはそんな広報を見ていなかったため、没収されたままになりました。たとえ見たとしても、父はすでに没していましたし、供出した証拠書類がないため、返還は無理でしたが・・・名品は国に保管され、各地の博物館で展示するとき貸与しているようです。山のように無造作に積まれた刀の横で、得意気なアメリカ人の写真を見ると、敗戦国の無念さを感ぜずにはおられません。昨日の展示は名品揃いでした。
亡父の話では、マニアの人なら涎の出そうな備前長船の刀を供出したとかで、惜しまれます。
亡父の話では、マニアの人なら涎の出そうな備前長船の刀を供出したとかで、惜しまれます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます