乗り換えなしで行ける便利な愛知県一宮市立図書館で、「國華」を閲覧しようと申し込んだら、何と、無いという返事。「東京の国会図書館へ見に行ってください」と言うのです。愛知県の他の図書館にも無いとか。驚いて翌日不便な岐阜県図書館に向かいました。ここには閲覧可能なところに備えてありました。岐阜県の方が文化のレベルが高いと言うことでしょうか。愛知の方が裕福なはずなのに。岐阜は名古屋の植民地という本すらあるのに。
とにかく久しぶりに岐阜県図書館に行き「國華」を借りてきました。高価な本なので閲覧のみと思いきや、借りられました。その1548号(R6-10月号) に友人のお孫さんの菊地さんの論文が、また掲載されています。松岡映丘の源氏物語絵の解説です。凄いお孫さんにびっくり。彼女は東京芸大美術館に勤務。論文の内容は松岡映丘は「國華」の絵を引用したことが書かれています。僅か45頁の月刊誌が5000円。愛知県は節約していても誰も異議はとなえないようです。



45頁で5000円とは。
装幀も印刷も素晴らしいですね。
凄いお孫さんの論文を読まれるとは、そのことも凄いことです。
30年前、銀座三越の源氏物語講座に通っていました。
そこで知り合い、長く交流しています。
名古屋にも来られています。
凄いお孫さんのことを知り、ますます驚いています。
市役所の後ろにできたモダンな図書館は、市立図書館ですよね?
県庁の辺りにあるのでしょうか?
だとしたら車じゃないと行きにくいですよねえ。
ところが國華は、置いていません。
県図書館は、県美続館の隣です。
廃車にしたので、バスで行くと1時間に1本です。
60年前はは岐阜公園の北にありました。