つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

中国とロシアの怖さ

2023-12-30 | Weblog

 ダイレクト出版の黒田氏のメルマガより

こんにちは。
ダイレクト出版 政経部門の黒田です。

本日のメルマガでは、
米中外交研究家・ジャーナリストという
2つの顔を持つ竜口 英幸先生に

「中国が虎視眈々と狙う、
 日本防衛の生命線」

という題でお話いただきました。

これに関して、
竜口先生はこう言います。

「中国が日本侵攻を始める時、
 必ず通る"秘密のルート"が
 存在します。
 
 そして実は、今年の6月に、
 このルートを中露の爆撃機が
 通っていたのです。
 
 日本メディアは
 この大事件を小さな記事でしか
 報道しませんでした。

 しかし、これは非常に緊張感が
 高まる事態であり、

 もう少し日本は
 危機意識を持つべきです。」


普段のTVニュースでは

知ることのできない、



外交分析のプロが"リアルな取材"をもとに
厳選した情報をお届けします。

どうぞ最後までお読みください。

ーーーーー

From:
竜口 英幸(外交ジャーナリスト)


仮に台湾有事が始まっても、
「日本が巻き込まれていない」と
考えている人も多いですが、

それに対して、こういう図を出します。



これは、チャイナ側から
日本列島を見たところです。

チャイナの海軍というのは、
太平洋に出る道が限られているのです。

いわば、チャイナの野望を
日本列島が阻止している位置になるのです。

そんな中、今年の6月に
緊張感が高まる事件が勃発しました。

「中露の爆撃機が日本上空を飛行」

皆さんに見ていただきたいのは、
中露の爆撃機が日本海を
航行したときの航跡図
です。

そして、共同パトロールしたところが
宮古島と沖縄本島との間の宮古海峡になります。

宮古海峡というのは国際海峡で幅が広く、
日本の海峡の中で中国からすると
原子力潜水艦が唯一航行できるところです。



これは、第11管区海上保安本部が
公表している海の深さの
地図なのですけれども、

日本列島、屋久島、奄美諸島、
沖縄とあるのですが、
ここの1カ所、宮古海峡のここだけが深いのです。

ここだけが原子力潜水艦が通れるのです。
しかも、幅があって、国際海峡なのです。

ですから、事あるごとに
チャイナの航空機もそうですが、
海軍、遼寧号も必ずここを通るのです。

ほかは通れないのです。

これまでも中国は、
同地で航空母艦の遼寧号を通して
グアム島に近づいて、
また大陸の方に戻りましたが、

実際に戦争が始まったら
必ずここを通るという事で
長きにわたり予行演習をしています。


そのために同地の深さや
地形を把握しているから、
必ずここを通るのです。

ロシアの爆撃機が同地を通ったのは、
私の知る限り初めてではないかと思います。

それくらい危険な場所です。

これに対して西部方面総監部の
福岡県春日市にある航空自衛隊の部隊が
戦闘機を飛ばしました。

その後は沖縄方面の
航空部隊が戦闘機を飛ばしています。

日本のニュースだと
中露爆撃が共同飛行したというだけで
終わっていますが、

私はどこの部隊の自衛隊機が
発進したのかという事まで入れて
ニュースにすべきだろうと思うのです。


それこそが現実の安全保障上の問題だと、
国民もわかる事ができるのではないでしょうか。

まだ中露爆撃機と言っても
戦闘機がそのガードとして一緒に飛んでいます。

これは非常に緊張感が高まる事態であり、
もう少し日本は危機意識を持つべきです。


中露が軍事で一体となって
行動し始めています。

日本はこの空域だけでなく、
北海道も抱えているのです。

北海道方面は
ウラジオストックの部隊が核になります。

だから、総じて日本は警戒感を高め、
どういう手を打つかを考えないといけません。


さらに中露一体の表れとして
6月16日にプーチン大統領が

国際政治における「新植民地主義」の
終焉を宣言しました。

サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで
「国際関係における
 醜悪な新植民地主義は消滅し、
 多極的な世界秩序が強化されている。

 これは必然だ」と
プーチンは述べています。

これは習近平が言った言葉の
オウム返しだと言っても良いでしょう。

つまり、一緒に歩んでいるという事を
国際社会に示したのです。

今後さらに中露一体化の発言、
あるいは行動が増えてくると思います。

<講師紹介>



米中外交史研究家・ジャーナリスト

竜口 英幸(たつぐち ひでゆき)



西日本新聞社で人事部次長、
国際部次長、台北特派員、
熊本総局長などを歴任。

歴史や文化に
技術史の視点からアプローチ。

'ジャーナリストは通訳'をモットーに

「技術史と国際標準」
「企業発展戦略としての人権」

「日蘭台交流400年の歴史に学ぶ」
「中国人民解放軍の実力を探る」

などの演題で
講演・執筆活動を続けている。

下の写真は娘から贈られてきた啓翁桜






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