
同名の山本有三の小説がありますが、これはそれを12年前映画化したものです。主人公の小林虎三郎については、20年前に知人からその人となりを聞いていましたが、まだ読む機会がありませんでした。
図書館での上映会は、聞きしにまさる迫力のあるものでした。戊辰戦争で敗北した長岡藩の窮状は悲惨なもので、見るに見かねた分家筋の藩から米百俵の支援がなされます。この米を飢えた人に分配するという大方に意見に反し、虎三郎は、子、孫の為に学校を作ると主張します。このすさまじい葛藤シーンは、虎三郎の教育にかける情熱そのものでした。虎三郎は江戸の佐久間象山門下で、オランダ語の翻訳が出来るほど学問を究めていました。
学校を作ったことによって、長岡には後に素晴らしい人材が育つことになります。
(写真はモチノキ)
図書館での上映会は、聞きしにまさる迫力のあるものでした。戊辰戦争で敗北した長岡藩の窮状は悲惨なもので、見るに見かねた分家筋の藩から米百俵の支援がなされます。この米を飢えた人に分配するという大方に意見に反し、虎三郎は、子、孫の為に学校を作ると主張します。このすさまじい葛藤シーンは、虎三郎の教育にかける情熱そのものでした。虎三郎は江戸の佐久間象山門下で、オランダ語の翻訳が出来るほど学問を究めていました。
学校を作ったことによって、長岡には後に素晴らしい人材が育つことになります。
(写真はモチノキ)
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