昨日は午前中は公民館短歌会、午後は、餐燦の会と多忙に過ごしました。短歌会で添削の前に過去の歌人にスポットをあてるのですが、昨日は明恵上人を取り上げました。鎌倉時代の僧侶で、今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公の北条泰時が帰依したという逸話がありますが、果たしてそのことを脚本家が話題に取り上げるかは、今後のなりゆきで分かりません。明恵上人は、あかあかと・・・の月の歌で知られていて、修行のためでしょうか。右耳を切り落としました。
今月の歌
木香ばら朝日にきらきら咲きほこる淡き黄色はわたくしの色 Hさん
午後からは元新聞記者で笠松町文化協会会長の高橋氏の講演がありました。テーマは、「江戸時代の鮎鮨献上」。以前にも笠松町で似た内容の話を聞きましたが、かなり日数がたち忘れています。徳川時代に幕府に献上された鮎鮨についての研究です。最初は、家康が大阪夏の陣後、岐阜で鮎を試食し、所望したことに始まります。それから260年間、笠松町から5日間飛脚によって江戸城運ばれ、その記録が笠松町の高嶋家に残っています。4日間塩漬けし、4日間塩抜きし、ごはんを内蔵のあった部分に詰めます。固く押したのは真空状態に近い扱いと思われます。あまり美味しいとは思われないものを所望したのは、家康の権力の行使であったかもしれないと講師は結びました。政治的な理由もあったかもしれないということです。
亡父の岐阜大学時代の教え子の一人に先代の山下鵜匠がいて、シーズンには、よく手作りの鮎鮨のを頂いていました。あまりおいしくはないと言っていましたが。
あなたもお元気そうで何よりです。
歌の作品をお寄せいただきありがとうございます。
とてもうまくまとめられていますね。
旧仮名遣いに直して次の歌集に載せたいと思います。
本名は存じていますので。
放送大学のある教授のお名前と同姓同名なのです。
公民館の短歌会、続けておられて本当に嬉しく思います。コロナも幾分静かになったとはいえ、まだまだ・・・ですから!
今日の昼休み、公園のベンチで休んでいたのですが、その時の光景を短歌にしてみました。
公園の 木漏れ日当たる ベンチにて 目で追うスズメ 癒しになりけり
草を食んでいるのか虫を食べているのかわからなかったのですが、動きがとても可愛くて・・・とても下手くそな歌になりました(^_^;;ハズイ!
徳川家には260年も送っていたのに、残念な情報です。
当時は宮重大根も送っていたのですから、地方の
知られているものは何でも献上していたのでしょう。
私も鮒鮨も頂いたことがありません。
読み進むうちにあまり美味しくないのだそうですね。
何だか残念です。
そういえばな琵琶湖の鮨鮒とかはいわゆる普通のと作り方が違いお寿司の原点ですが、食べたことがなくて想像するだけです。