国連60年

　WFWPセミナーのつづきです。この話題が昨日のものより先に上りましたが、後先になってしまいました。60年前、国連が創設されたとき、なぜ常任理事国にロシア連邦が入っているのか矛盾がありますが、この話を聞くと、旧ソ連の狡さを垣間見ることが出来ます。
　開設時の国連事務総長代理は旧ソ連のスパイで、その男は米国・国務庁補佐官でありました。ルーズベルトの妻は左翼思想を持ち、彼も共産主義にあこがれていました。チャーチルはソ連を入れるのに反対でしたが、しつこいスターリンに巻き込まれてしまいました。
　その結果、国連は世界赤化の牙城となってしまい、革命の祖国を擁護するために西側の情報を管理するようになりました。60年に30回も戦争を起こし、赤化のために国連軍の派兵を4回だけに抑え、旧ソ連は拒否権を118回も出しました。分担金は払わずに・・・
　ユネスコ(国連教育科学文化機関)のお金を使って左翼テロを応援したため、米国はその反米共産主義に怒ってユネスコから脱退しました。米日で40%もお金を出しています。60年前、旧ソ連を入れたことが間違いであったのですが、今更どうにもなりません。1945/8/9日ソ不可侵条約を破り、侵略したのも許せないし・・・
　アナン事務総長に刷新を期待したいのですが、任期もあと少しですし・・・
　次はアジアから選出とか・・・
　(写真は友人宅のスカシユリ)