寄り添いながら・・・
ほんの僅かなひと時を無駄にせぬように、肩を寄せ合います。
ここ一カ月程の歩みを語り合います。
たった一カ月、されど一カ月・・・
私にとって長い一カ月でありました。
私より遥かに大人の娘は、辛いこと・悲しいことは言いません。
楽しいこと・ガンバっていることを聞かせてくださいます。
自らも歩んできた高校生活を重ねながら息子にもアドバイス、
「しんどいやろ・・・分かるよ!」って。
こんなに言われると、姉ちゃんもガンバったんだから・・・って思ったんだかどうなんだか、マイペースの息子です。
娘は大好きな坊守から離れません、離れられません。
ず~っと坊守と楽しそうに話しています。
私に言うのです、「ず~っと一緒におれていいね!美味しいご飯もいただけるし、洗濯もきれいになって畳まれている。感謝せんといけんね!」
日々ムスッとしている私に有難さを説いてくださいます。
「そうだね・・・」ってつぶやいていました。
離れることは辛くてたまらないけど、そこに気付いてよかったよね・・・
以前、近所のご門徒がおっしゃるのです、「雨にも当てんといけんで~!」
大切に育てるのもいいが、時には辛い思いもさせんといけんって教えて下さったことがありました。
「そうですね・・・」って話していましたが、雨に濡らしてなるものかって思いながらの18年。
今もその気持ちに変わりはありませんが、少しずつ親離れしていくのでしょうね・・・
私は、いつまでも離れることはできませんが・・・
有ることが本当に難しい・・・何事も。
手を合わさせていただきながら、生かさせていただこうな・・・これからも!