ご院さんとふたりで出かける時、わたしはいつも助手席に座ります。
そして、必ずといっていいほど・・・眠ってしまいます。
今日も1時間程の道のりのうち、45分間眠っていました。
どうやらその寝方がハンパじゃないそうです。
「首が折れるんじゃないか」とご院さんが心配するほど、がっくん、がっくん・・・
時折、ゴンッ!と助手席の窓に頭を強打しては、「ガラス割れてない?」とご院さんに苦笑されるのです。
せっかくのふたりきりの時間、ゆっくりおしゃべりもできそうなのに・・・
やっぱり眠ってしまいました。
少し遠くへ出かけるときには、必ず「寝とっていいよ」と言ってくださるから・・・というのもあるでしょうが
たぶん、安心できる空間だからでしょう。
ご院さんの運転は、とってもとっても心地よいのです。
(たしか、初めてのドライブでもうとうとっと眠ってしまったような・・・)
何の心配もなく目的地へと連れて行ってくださる・・・
わたしにとっては、阿弥陀さまの“弘誓のふね”に匹敵するくらい乗り心地のよい“ご院さんの助手席”です。