月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

寒空之下

2013年01月08日 20時26分10秒 | 仏々相念(住職日記)

あ~、静かだな~・・・

 

娘が関西に帰り数日が経っています。

バタバタしていると気も紛れていいのですが動きを止めると・・・

息子がおってくれるのでまだいいのですが、

寂しくなります。

 

一家中の話題を引き受けて喋ってくれる娘。

面白おかしくジェスチャー付きで・・・

その話を聞きながらのビールは、コイツにとって最高のひと時。

堪らなく愛おしいひと時になることです。

 

3年前のブログには、その娘の夢の話が書かれてありました。

切ない想いで読んだことです。

 

病院を出された姉弟がリヤカーを引くのです。

前を娘、後ろを息子・・・

そのシチュエーションを思うだけでも涙が出ます。

どこに行っていいやらも分からないのです。

辛かったろ~・・・

 

読みながらやっぱり思うのです。

息子がいてよかった・・・って。

一人だと崩れます、でも、ここに一緒にいてくれるはたらきはきっと立ち上がることができる。

逆もそうですね、

息子も娘がいることに心強さを感じるのです。

 

一緒にいてくれる・・・

ありがたいことです。

 

明日も寒くなってくるとか・・・

こんな時は特に遠くにいる娘を案じます。

寒空の中、暖かくしてチャリンコ乗っているだろうか・・・

風邪、ひいてないだろうか・・・

温かいモノを食べているだろうか・・・

 

あなたの手を引っ張っていてくれる親さま(阿弥陀さま)がいてくださるので安心です。

気付きながら、気付きながら・・・

心はポカポカにしていただきながら願生ろうな・・・